大切なボーナス使って後悔したくない!「ごほうび」を買ったのに幸せになれない人の共通点4つ

2025/11/24

がんばった自分へのねぎらいはとっても大切。これでまた次頑張ろうと思いますよね。
しかし、いざ目星をつけていたものを買っても、「さほど満たされない」「思ったより使わなかった」…という経験はありませんか。実はそれ、買い物までのプロセスに秘密があるのです。

そこで今回は、節約×投資主婦おこめが「自分へのごほうび」を買っても幸せになれない人の共通点を4つ紹介します。

サンキュ!STYLEライター。夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子...

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1.「ごほうび=買い物」と思い込んでいる

出典:写真AC

ボーナスの時期になると、「がんばったし何か買おう」と思う人は多いもの。でも、「ごほうび=買い物」と思い込むと、心が満たされにくくなります。

その理由は、人は「ごほうびとして欲しているもの」と「実際に買ったもの」が合っていないと、満足感が続きにくいからです。たとえば「とにかく休みたい」「癒されたい」という気持ちなのに、ブランド品などを買っても、手に入れた瞬間は嬉しくても、心の疲れは残ったままなので虚しさが出やすい、というわけです。

ごほうびは「買うこと」よりも、休む・癒す・好きな時間を持つなど、「心が整うこと」を意識して選ぶと満足度がぐっと高まるでしょう。

2.「本当は欲しくない物」を買っている

出典:写真AC

SNSや街中の広告を見ていると、気づかないうちに「欲しい気持ち」にさせられてしまうことがあります。見るまでは特に興味がなかったのに、流行や口コミに背中を押されて購入…という経験は誰にでもあるものではないでしょうか。

しかし、そうして手に入れた物は一時的な高揚感は得られても、自分が本来持っている価値観やニーズと合わず、満足感が長続きしないこともあります。

「本当に欲しいのか」「欲しい気にさせられているだけなのか」。決める前に一度冷静になって考えることが、後悔しないお金の使い方につながります。

3.「ごほうび慣れ」してしまっている

がんばるたびに「自分へのごほうび」を買っていると、最初は特別だったはずの喜びが次第に薄れてしまいます。頻度が高いほど一回あたりの満足度が下がり、いつの間にか「ごほうび」のはずが「ただの浪費」に変わってしまうことも。

ごほうびは「たまに」だからこそ嬉しいもの。ボーナスの有無に関わらず「ここぞ」というときに思い切って選ぶことで、気持ちにメリハリが生まれ、より深い満足感を得られます。

4.「ごほうび」と「浪費」を混同している

出典:写真AC

ごほうびのつもりが、単なる「浪費」で終わっていることはありませんか。ごほうびは本来、「がんばった自分をねぎらうもの」であり、同時に「次に進む力をくれるもの」です。

高価な買い物だけがごほうびではなく、心が穏やかになる時間や家族との食事、好きな趣味に使う時間も立派なごほうび。「癒し」や「活力」につながるものを選ぶことで、幸福感が長く続きます。

「今の満足」だけでなく「明日の自分を元気にするか」を基準に考えると、後悔のない使い方ができるでしょう。

満足度の高いお金の使い方を

ボーナスをどう使うかは自由。しかし、その目的が「お金を使うことそのもの」になっていないか、一度立ち止まって考えてみることが大切です。

がんばったごほうびは、「なんとなく」ではなく「納得」で選ぶ。心が満たされるお金の使い方を意識することで、幸せを感じられる年末年始を迎えましょう。

■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life

編集/サンキュ!編集部

 
 

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