「節約って、なかなか続かない」「我慢ばかりで疲れる…」
そんな声をよく聞きます。けれど実は、“減らす”だけで自然にお金が貯まる習慣があるんです。
無理に切り詰めなくても、日々のちょっとした行動を見直すだけで家計はぐっとラクに。
今回は、1,000万円の貯金を達成したFPママのちぇそが実践している「減らすとお金が貯まる5つのこと」をご紹介します。
コンビニへの寄り道を減らす
「ちょっとコーヒーだけ…」のつもりが、ついスイーツや雑誌まで。
コンビニの“ついで買い”は、1回数百円でも積み重なると大きな出費になります。
コンビニは便利ですが、「本当に必要なときだけ寄る」と決めるだけで、年間数万円の節約になることも。
どうしても立ち寄りたいときは、現金ではなく少額チャージの電子マネーを使って“予算を決めておく”のがおすすめです。
ポイントカードの枚数を減らす
ポイントカードをたくさん持っていると、つい「せっかく貯めたから」と不要な買い物をしてしまうことがあります。
ポイントに振り回されず、“本当に使うお店のカードだけ”に絞るのがコツ。
管理もシンプルになり、財布もスッキリ。
さらに、アプリにまとめればポイントの期限切れも防げます。
「ポイントを貯める」より、「お金を残す」を意識しましょう。
ごほうびの買い物を減らす
仕事を頑張った自分に“ごほうび”をあげたくなる気持ちは大切。
でも、それが毎週続くと出費が積み重なります。
本当に気持ちが上がるのは、衝動買いより“満足度の高い体験”。
カフェでゆっくり読書をする、家族と公園で過ごすなど、「お金をかけないごほうび」を見つけると心にも余裕ができ、ムダ買いも減らせます。
“買う”以外の喜びを見つけることが、貯まる第一歩です。
食料品の買い出しを減らす
スーパーへ行く回数が多いほど、予定外の買い物が増えがち。
週に何度も行くより、「週1〜2回まとめ買い」に変えるだけでムダが減ります。
買い物前に冷蔵庫をチェックし、「今ある食材を使い切る」習慣をつけるのもポイント。
結果的に食品ロスも減り、家計にも環境にもやさしい暮らしが実現します。
大量のサブスクを減らす
気づけば動画、音楽、フィットネス…サブスクだらけになっていませんか?
それぞれ月額は小さくても、合計すると年間で数万円になることも。
一度リストにして、「本当に使っているサービスだけ」を残しましょう。
意外と“存在を忘れていた”契約が見つかるはずです。
「とりあえず解約して、必要ならまた契約する」くらいの気軽さでOK。
サブスクを整理するだけで、固定費のスリム化が叶います。
節約は“我慢”ではなく、“選択の整理”。
日々の小さな「減らす」を意識することで、心も暮らしも驚くほど整います。
お金が貯まるだけでなく、時間や気持ちにも余裕が生まれるはず。
今日から、あなたも“ムダを減らす”ことから始めてみませんか?
■執筆/ちぇそ
2人の子どもがいるシングルマザー。
手取り20万円台でも貯金額1,000万円を超えた経験から
FP資格を取得して貯金や節約のコツを発信中。
Instagramは@single_cheso
編集/サンキュ!編集部