リビングで通帳を見ながら微笑むカップル

節約がストレスになる人必見!我慢しないで続けられる5つの工夫

2025/11/11

「節約を頑張るほどストレスがたまる…」そんな経験はありませんか?
そう、我慢ばかりの節約はなかなか続かないもの。
でも、ほんの少し工夫するだけで、節約は「ラクに続けられる」ようになります。

今回は、高給取りでなくても9年で1,000万円貯めた節約主婦ライター・はらすが実践する、我慢しないで続けられる節約の工夫を5つご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約...

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【工夫1】楽しみを残す「ご褒美」をつくる

すべてを我慢しようとすると、反動が大きくなるのが「我慢だけの節約」です。
我慢しすぎてストレスがたまり、その反動で節約した何倍ものお金を衝動買いに使ってしまっては本末転倒。

節約は「メリハリ」が大事。
そこでおすすめなのが、息抜きができるように「ご褒美費」をつくることです。

たとえば、
・月に1回、スイーツやカフェを楽しむ
・お気に入りのパン屋さんで好きなパンを買う
・ゆっくりテレビを見ながら、ちょっとお高いお菓子でまったりする
・月末のお休みの日にコンビニスイーツを1個買う

このように「我慢せずに計画的に楽しむ」ことで、節約がストレスにならず長く続けられます。

また、予算や回数を数字で決めておくと、衝動買いを防げるのでおすすめです。

【工夫2】「おうち時間」を楽しむ

ホットプレートでお肉を焼いている

「休みの日は出かけるもの」そう思っていませんか?
なんとなくショッピングモールやイベントに足を運ぶと、出費はかさみがちに。

でも「行かないとつまらない」「行くとお金が減る」…そんなジレンマを感じる人も多いはず。

その解消法はズバリ、「おうち時間を楽しむ」ことです。

家で過ごす時間を「我慢」ではなく「娯楽」に変えることで、ストレスなく出費を減らすことができます。

たとえば、
・お菓子やお酒を手に、おうち映画館を楽しむ
・ホットプレートごはんで家族団らんを味わう
・ベランダや庭でBBQをしてワイワイ過ごす

ポイントは、計画を立てて、買い物や準備も家族みんなで楽しむこと。もし家の中で息が詰まるときは、おにぎりなど軽食を持って、公園や自然のある場所でゆっくり過ごすのもおすすめです。

筆者も初めは「めんどくさい」「それじゃ息抜きにならない」と思っていましたが、続けるうちにお金をかけずに満足感を得られる工夫を見つけること自体が楽しくなりました。

お金を使わなくても楽しめるようになると、節約は自然と習慣になります。

完璧を目指す必要はありません。「おうち時間を楽しむ」ことを習慣にする、それが節約を長く続ける秘訣です。

【工夫3】「ゆる予算」で気持ちに余白をつくる

家計管理をするとき、つい「きっちり合わせなきゃ」と思ってしまいませんか?じつはそれがストレスの原因になることも。
節約のコツは「少しゆるめのルール」で管理することです。

たとえば「食費・日用品・娯楽費」など、項目ごとに目安の予算を決めておきつつ、「月のやりくり全体で収まればOK!」くらいの感覚で見るのがポイント。

ある項目がオーバーしても、他の項目でカバーできていれば大丈夫。
まるでチームのメンバー同士が助け合うように、予算もお互いカバーしあっていると考えると気がラクになります。

節約の目的は「家計簿を完璧に仕上げること」ではなく、「家計を整えて、安心できる暮らしを続けること」です。

ゆるく管理することで、気持ちにも余白ができ、数字に縛られない「続けられる節約」が見えてきますよ。

【工夫4】見える化して達成感を得る

「頑張りが数字として結果で見えると嬉しい」、このような経験はありませんか?

テストで100点を取ったときや、ゲームのレベルが上がったときなど、努力の成果が目に見えた瞬間に「やった!」と感じたことがあると思います。

節約も同じで、日々コツコツ続けていくもの。
しかし、日常の中では成果を実感しにくいのが節約の難しいところです。

だからこそ、自分なりに「見える化」する工夫が大切になります。

たとえば、
・家計簿をつけて残高の変化を見る
・ノーマネーデーをカレンダーでチェックする
・貯金額をグラフ化してモチベーションを保つ

見えにくい頑張りをストレスに変えず、達成感に変えることが、節約を楽しむコツです。

【工夫5】手間を減らす工夫をする

家計簿とレシート

節約というと「頑張らなきゃ」「我慢しなきゃ」と思いがちですが、じつはラクに続けられる仕組みをつくることこそ長続きの秘訣です。

お金をかけない代わりに手間をかけるのが節約の基本。
でも、その「手間の手間」を減らす工夫をするだけで、ぐっと気持ちがラクになります。

たとえば、
・買い物は週1回にまとめて、手間やムダ買いを減らす
・冷凍ストックを活用して、調理時間を短縮する
・自動積立やキャッシュレス管理で、ATMや袋分けの手間を省く

このような「小さな仕組み化」の積み重ねが、節約をムリなく続けるポイントです。

手間を減らすことで、時間や心に余裕が生まれ、節約を「頑張るもの」ではなく「自然にできる習慣」に変えていけます。

ムリしない節約で楽しく家計を整えよう

節約は特別なことではなく、「日々のちょっとした工夫」の積み重ねです。まずは一つでもOK!続けていくうちに、ストレスのない節約が自然と習慣になっていきます。

ムリせず、自分のペースで「ラクに続けられる節約」を目指しましょう。

ぜひ、自分らしい節約スタイルを見つけてみてくださいね。

■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei

編集/サンキュ!編集部

 
 

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