節約と聞くと、「辛い」「我慢」「制限」など、マイナスなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな考え方では節約が負担になり、続けるのが難しくなってしまいます。
今回は、高給取りでなくても9年で1,000万円貯めた節約主婦ライター・はらすが、節約を「頑張ること」から「楽しむこと」へ。毎日の暮らしの中で「節約を趣味化」して続けるためのコツ3つをご紹介します。
1、節約×料理で「節約ごはん」を楽しむ
「節約しなきゃ」と思うと大変ですが、「安い食材でもおいしく食べる工夫をする」と考えると、ぐっと気持ちがラクになります。
たとえば、「冷蔵庫の残り物で何ができるかな?」とゲーム感覚で料理をしてみると、意外とおかずがたくさんできて豪華な食卓に。
すべて使い切ったときの達成感もあり、やみつきになる楽しさです。
食品ロスも防げるので、節約効果は抜群!
さらに、おうち居酒屋やおうちカフェなど「外食しなくても満足できるごはん」をテーマにしてみるのもおすすめです。
業務スーパーの食材を使って「1週間やりくりチャレンジ」などにすれば、まるで企画を楽しむような感覚に。
「節約=工夫を楽しむゲーム」と思えば、自然と続けられますよ。
食費を抑えながら家族との時間も増え、心まで満たされる。そんな暮らしが「節約×料理」の魅力です。
2、節約×ポイ活で「ご褒美」を楽しむ
買い物などでポイントを貯めて活用する「ポイ活」。
楽しむコツは、「貯めること」より「上手に使うこと」に注目することです。
固定費などの支払いに使うのは効率的ですが、筆者はあえて「ご褒美」や「楽しみ」に使っています。
たとえば、貯まったポイントで家族とスイーツを買ったり、ちょっとした外食を楽しんだり。
小さな喜びがあることで、節約生活のモチベーションが長く続きます。
節約は長期戦。効率だけを追い求めると、息切れしてしまうこともあります。
だからこそ「ポイントは貯めて、ストレスはためない!」が大切。
自分がワクワクする使い方を見つけることも、節約を趣味化するポイントです。
3、節約×フリマアプリで「手放して整える」を楽しむ
必要のないものが家に眠っていませんか?
使わないものをお金に換えることで、節約のモチベーションアップにつながります。
家の中がスッキリすると、管理の手間が減り、結果的にムダな買い物も減って節約効果がアップ。
「売る」こと自体が片づけのきっかけになり、暮らしを整える一歩にもなります。
また、手放して得た収入は「ご褒美費」に回すのがおすすめ!
楽しみに使うことで、後回しにせずに続けやすくなります。
フリマアプリはちょっとハードルが高い…という方には、「古着回収」もおすすめです。
筆者は、ブランド問わず回収してくれる「H&M」の古着回収を利用しています。1袋ごとに500円の割引クーポンがもらえるので、お得感もあります。
「もの」を通じて整えていくプロセスそのものが、節約を楽しむ「趣味」になりますよ。
節約を「趣味」に変えて暮らしをもっと楽しもう!
節約は「お金を使わないこと」ではなく、「自分が大切にしたいものを選ぶこと」。
その視点に立つと、節約は「我慢の連続」ではなく、「自分の暮らしを整える楽しみ」に変わります。
料理やポイ活など、それぞれ工夫していくうちに、節約がいつのまにか「趣味のように夢中になれる習慣」になります。
節約を「頑張るもの」から「楽しむもの」に変えていけば、お金も心も、そして暮らしも自然と整っていきます。
少し考え方を変えるだけで、節約はもっと前向きでワクワクしたものになりますよ。
今日からあなたも「自分らしい節約ライフ」を趣味のように楽しんでみませんか?
■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei
編集/サンキュ!編集部