光熱費と書いてある積み木と電球と電卓

寒さを我慢するのはNG!冬を乗り切る「賢い暖房の使い分け」とは

2025/12/24

寒い時期はどうしても暖房費がかさみがち。電気代の値上がりも続くなか、「少しでも暖房費を抑えたい」と悩むご家庭も多いのではないでしょうか。
大切なのは「必要なところはしっかり暖をとり、ムダを削る」というメリハリです。

今回は、節約主婦ライター・はらすが実際に取り入れている、電気毛布とホットカーペットを賢く使い分けて暖房費をムリなく下げる方法をご紹介します。
とくに、電気代がかかりやすい「エアコンの使用時間」を減らすことこそ、節約につながる大きなポイントです。

サンキュ!STYLEライター。4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約...

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なぜ節約になるのか

電球と電卓と手帳
出典:写真AC

1、消費電力がとても低い

数ある暖房器具のなかでも、電気代が安いのが「電気毛布」と「ホットカーペット」です。
1時間あたりの使用料金を比べると、電気毛布(180×130)は約1円、ホットカーペット(2畳用を半面+弱で使用)は5円ほど。

一方、エアコンは1時間あたり約50円。
1日5時間使うと約250円になりますが、電気毛布は約5円、ホットカーペットは約25円と桁違いです。

また、電気毛布とエアコンをそれぞれ「1日5時間×30日」使った場合を比較すると、1カ月で約7,350円もの差が生まれます。

筆者は、気温がそこまで下がらない肌寒い時期は、エアコンを使わず、この2つの暖房器具を活用して暖をとり、暖房費を抑えています。

2、体感温度を効率よく上げられる

エアコンと違い、部屋全体ではなく体の中心や足元を直接あたためるため、少ない電力でも効率的にあたたまるのが特徴です。

ホットカーペットは足元をじんわりと、電気毛布はひざや肩、お腹などにかけることで体の中心からしっかりあたためることができます。

その結果、部屋全体があたたまっていなくても、「寒さを感じにくい状態」を作ることができます。

3、エアコンの設定温度を下げられる

この2つを併用することで、エアコンの設定温度を20〜21℃にしても快適に過ごせます。

一般的に、設定温度を1℃下げるだけで「最大10%の節電効果」があると言われています。そのため、エアコンの設定温度を下げられれば、大きな節約につながります。

賢い!併用するコツはこれ!

電気毛布とソファ

1、ホットカーペットは半面+弱が基本

ホットカーペットは「座っている側だけONにする」のが基本。温度は「弱〜中」で十分あたたかく、電気代も抑えられます。

実際、筆者もエアコンを使わず「中」で使用していたところ、あたたまりすぎるほどだったため、真冬以外は「弱」で快適に過ごせました。

2、電気毛布は「ポイント使い」でOK

電気毛布は全身を包まなくても大丈夫。冷えやすい足元・お腹まわり・太ももにかけるだけで、体感温度が大きく変わります。

【1人時間】は電気毛布で「最小限の暖房」を

リモートワーク中や夜のひとり時間は、電気毛布で冷えやすい部分をピンポイントにあたためるのが効果的。
体の近い部分だけをしっかりあたためるため、最小限の電力で快適に過ごせます。

筆者も、ソファでくつろぐときはエアコンを使わず、電気毛布だけで十分あたたかく過ごせています。

【家族時間】はホットカーペット+毛布で「こたつ化」

家族で過ごす時間は、接地面積が広いホットカーペットが大活躍!
上に普通の毛布やブランケットをかければ、簡易こたつのようなあたたかさになります。

これならエアコンの設定温度を下げても十分あたたかく、日によってはエアコンなしでも快適に感じられるほどです。

小さな工夫で賢く冬を乗り切ろう!

ホットカーペットと電気毛布は体の近くを効率よくあたためてくれる「省エネ暖房」です。

暖房費の節約というと「寒さを我慢しなきゃ…」と思いがちですが、この2つを上手に使えば、ムリをせず快適に過ごすことができます。

我慢が続く節約は、どうしても長続きしないもの。
だからこそ、ムリを感じずに続けられる「あたたかい工夫」を味方につけることが大切です。

ぜひこの二刀流を取り入れて、コスパもあたたかさも妥協しない快適な冬を過ごしてみてくださいね。

■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei
編集/サンキュ!編集部

 
 

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