子育てに疲れたときの考え方

子育てに疲れたときの考え方!育児の「しんどい」「イライラ」を解消する方法とは

2022/11/30

子育てはママ・パパにとって、人生における一大事業です。

「共働きなのに、なぜか毎日1人だけで子育てをしている。」
「近くに両親や頼れる人もいないし、毎日ワンオペ育児で心も体もつらい。」

そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は子育てに疲れたときの考え方や、育児のしんどさ、イライラを解消する方法について解説します。

子育てに疲れたときに参考にしたい育児のとらえ方

ここでは、子育てに疲れたときに参考にしてほしい育児のとらえ方を解説します。

肩の力を抜いて読んでみてください。

子育てに正解はない!育児ノウハウは参考程度に

子育てに正解はない

子育てに真剣に取り組んでいる人ほど、「正しい子育てをしなければ!」と思いがちです。

しかし子育てに正解はなく、育児ノウハウはあくまでガイドライン的な位置づけにすぎません。子育てに想定外の事態はつきもの。育児ノウハウはあくまで参考程度にとらえるとよいでしょう。

また子育てに疲れやすい人は、自己犠牲の度合いが強い傾向があるかもしれません。「自分さえ頑張れば大丈夫」という考えが、自身を疲弊させる原因にもなります。

さらに自分の時間がない人は疲れやすい

子どもが生まれたばかりのときは、日夜関係なく子どもにつきっきりになり、睡眠時間が1日2〜3時間の生活が何カ月も続きます。

「寝たかな?」と思っても、すぐ泣いて起きるので、心も体も休まる暇がありません。

さらにしばらくして子どもがハイハイで動けるようになると、行動範囲が広がるため、より目が離せなくなります。子どもと意思疎通ができるようになればなるほど、子育てに対する疲労度は爆発的に高まります。

フルタイムで働いている人なら、帰宅後すぐご飯の用意やお風呂の準備に追われ、自分の時間がないことが多くあるでしょう。

このように自分の時間がない人は、より心も体も疲弊してしまいます。

疲れにくい人の特徴は「比べない」「俯瞰する」「頑張りすぎない」など

子育てに疲れにくい人の特等

西日本新聞社が実施した子育てに関するアンケートによると、「子育てを楽しいと思う」ママは以下のような考えを持っているようです。

  • 毎日の子どもとの会話や遊び、勉強を一緒に楽しむ
  • 一緒に子育てを楽しんでくれるママ友を見つける
  • 子どもができることに目を向け、他の子と比較しない
  • 自分の子どもだからといって、コントロールしようとしない
  • 子育てできる期間は、ほんのわずかな期間と思う
  • 家事や子育てを完璧にこなそうとしない

「他人と比べない」「子育てできる期間を俯瞰する」「頑張りすぎない」などを意識して、適度に力を抜きながら子育てに取り組むのも、疲れないためのコツなのかもしれません。

<子育てにはたくさんの発見がある>

子育てを通じて成長するのは、子どもだけではないようです。

西日本新聞社 10分トレーニング 子育てデータ 子育てして自分が最も成長できたと思えること
出典:西日本新聞社 10分トレーニング 子育てデータ

アンケートではこのような意見も見られました。

  • 子どものためを思ってやっていることが、単なる押しつけだと気付いた
  • 学校行事などに参加することで、同じ立場の人たちとかかわることができた

親が得られることも多くあるようですね。

ネガティブな考え方から抜けだし、広い視野で子育てを考えると、心持ちも大きく変わるのかもしれません。

自分の体と心も大切にしよう

子育ては将来にわたって続くものなので、自分が疲れていては心も体も持ちません。まずは「自分のことを大切にする」ことを意識してみましょう。

自分を大事にしてこそ、子どもも大事にすることができます。

大変な時期は3歳まで?あとは子育てが楽になるかも

子どもが2歳になると「魔のイヤイヤ期」に入り、毎日が慌ただしくなります。

とくに子どもの生活面でのケアをママが担うことになれば、さらにストレスが大きくなるでしょう。

そんな子育てにも、じつは区切りとなる時期があります。

月齢別イヤイヤ率 博報堂「イヤイヤ実態調査」
出典:博報堂「イヤイヤ実態調査」

博報堂が調査した「イヤイヤ実態調査」のアンケート結果によると、イヤイヤ期は3歳を過ぎると徐々に落ち着く傾向にあるようです。

成長には個人差がありますが、人生の長いスパンで見た際に、子育てが大変な時期はほんの一瞬です。

あまりにも辛いと感じるときは育児ノイローゼの可能性も...

子育て ノイローゼ

「そんなこと言われても、ほんとに育児が辛い」と感じるときは、育児ノイローゼの可能性があります。

育児ノイローゼの症状は次の通りです。

  • 気持ちの制御がきかず、すぐイライラする
  • 何ごとにおいても無気力(無関心)になる
  • 憂鬱になり、人生を悲観してしまう
  • 不眠症になる
  • 子どもへの愛情が徐々になくなる
  • 暴飲暴食に走る
  • まったく食べなくなる

少しでも心当たりがあるなら、「自分に厳しくしすぎない」「パートナーや友人、専門家に相談する」「家事育児サービスを利用する」といった対処法を検討しましょう。

くれぐれも、無理にすべてをやろうとしないように注意が必要です。

参考:心療内科・精神科 HIKARI CLINI

子育てがしんどい・疲れたと感じるときのストレス解消法

子育てのストレス解消法

ここからは、毎日の子育てでしんどくなったり、疲れたと感じたときに試してほしいストレス解消法について説明します。ポイントは以下の4つです。

  • 頑張りすぎない
  • 愚痴る
  • 専門家に相談する
  • 育児支援サービスを使う

それぞれの内容を詳しく見てみましょう。

頑張りすぎない!まずはできることに目を向けよう

まず子育てにおいて意識したいのが「頑張りすぎないこと」。

この考え方が非常に大事です。子どもが生まれると、子育ての役割を担いますが、ママもパパも1人の人間です。

すべてのことを完璧にこなせるわけではありません。

自分の子どもであっても、別の人格を持つひとりの人間なので、当然自分の思いどおりにいかないことも日常茶飯事です。

「まずは頑張りすぎず、やれることをやる」ことを意識しましょう。

イヤイヤ期の育児ストレス解消法NO.1は「愚痴る」

長い子育ての中でも、とくにストレスがかかる「イヤイヤ期」。

博報堂の「イヤイヤ実態調査」によると、イヤイヤ期におけるストレス解消法の1位は「愚痴る」ことでした。

ママのイヤイヤ対処ストレス解消法 博報堂「イヤイヤ実態調査」
出典:博報堂「イヤイヤ実態調査」

そのほかでは、テレビやネットを見る、お出かけするなどが上位にランクインしました。

どうしても辛いときには一度子どもから離れて、気分転換をしてみましょう。

愚痴を書き出すことは科学的に有効な手段

ストレス解消法

調査によると他人に愚痴ることでストレスを解消している人が多いようですが、じつはネガティブな感情や思考を書きつづることも、ストレス解消に有効な手段であるとされています。

実際に超ストレス解消法「イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド」では、真っ先に取り組むべきストレス対応法として紹介されているほどです。

もしストレスが溜まったら白紙のノートやSNSなど、誰にも見られない場所にひたすら愚痴を書いてみましょう。

「子育てをしたくない」「やめたい」と思ったら専門家に相談しよう

専門家に相談する様子

「愚痴ることだけじゃ解決できない。もう子育てをしたくない」と思うのであれば、迷わず専門家に相談しましょう。

相談先としては、次のようなところがあります。

  • お住まいの地方自治体にある子育て窓口
  • 児童相談所
  • 子育て・女性健康センター
  • 地域保健センター
  • エンゼル110番
  • 日本保育協会 育児電話相談
  • よりそいホットライン
  • 心療内科・精神科

など。

専門家に悩みを共有し、状況を改善させることが可能です。

地方自治体にある各窓口を探す場合は、インターネットで「お住まいの市区町村」「調べたい相談窓口名称」を入力して検索すると相談先が見つかります。

事前に子どもの様子や話したいことをまとめておく

専門家に相談する際は、まず事前に相談したい内容をまとめておきましょう。

相談時間には制限があるので、やみくもに話をしていては時間内に解決できなくなります。

事前に自分の子どもの様子を母子手帳やノートにまとめておくと、スムーズに相談ができるかもしれません。

1人になりたいときは一時預かりサービスを検討してみて

一時預かりサービス

専業主婦ともなると、朝から晩まで子どもにつきっきりの生活を毎日過ごすため、自分の自由時間はほとんどありませんよね。

実際に株式会社フェリシモが実施した調査では、20〜44歳の女性535名のうち、平日1日の自分時間が「1時間未満」であると回答した母親は約45%いることがわかりました。

出典:株式会社フェリシモ「ママの自分時間についての実態調査」

自分の時間がないのは大きなストレスにつながります。どうしても子どもと離れてリフレッシュしたい場合は、一時預かりサービスを検討してみるとよいでしょう。

一時預かりサービスには、たとえば次のようなものがあります。

  • 保育園や認定こども園などの一時預かり
  • 地方自治体が運営するファミリーサポートセンター
  • ベビーシッターサービス

保育園や認定こども園などの一時預かりサービスは、通院や冠婚葬祭への出席、リフレッシュなどの理由で利用可能です。

これらのサービスの特徴や利用方法、料金について一例をまとめました。

サービスの種類特徴料金利用方法
一時預かり(保育園や認定こども園など)認可保育園の場合、8:30~17:00※24時間保育対応の保育園あり半日(4時間以内):640円~1日1,300円~認定こども園の場合、1日300円~要事前登録・予約(月曜~金曜)
地方自治体が運営するファミリーサポートセンターセンター職員による登録者同士の保育サービスのマッチングを実施平日:1時間800円土日祝:1時間1,000円利用会員登録、登録説明会参加必須
ベビーシッターサービス保護者の要望に合わせた柔軟な保育サービスを受けられる1時間あたり1,000円~会員登録、ビジター利用も可能な企業あり

※料金や利用法方法は独自調査した一例です。自治体やサービスによって内容は異なるのでご注意ください。

サービスによっては、入会金や年会費などの初期費用がかかります。また依頼時間帯によってオプション料金がかかる場合があるので、事前に詳細を確認しておくとよいでしょう。

こういったサービスを利用してまずは自分の時間を作り、少しでも育児が楽になるような仕組みを作ることが大切です。

まとめ

このページでは、子育てに疲れたときの考え方や、育児のしんどさやイライラを解消する方法について解説しました。

最後に子育て疲れ解消に関する重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 子育てに正解はないので、完璧を求めすぎない
  • 子育てを楽しむ考え方を持つ
  • まず自分の心と体を大事にする
  • 愚痴を書き出すことで心も頭もスッキリする
  • 1人で我慢せず、専門家や一時預かりサービスを活用する

子育てに正解はありません。どこの家庭も毎日試行錯誤しています。

子育てで大切なことは、子どもと一緒に毎日の生活を楽しむ気持ちです。子どもと一緒に成長する気持ちを持てば、子育ての見方が変わるでしょう。これから明るく楽しく子育てができるようになると幸いです。

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