韓国のカレーの特徴は?日本との違いや食べ方の文化も詳しく紹介

2025/05/15

「韓国のカレーって日本のカレーとどう違うの?」
「韓国カレーは日本と食べ方が違うって本当?」
「韓国のレトルトカレーにはどんなものがあるのか知りたい」
日本人に愛される国民食カレーは、韓国でも人気の家庭料理です。しかし韓国のカレーには日本のカレーとは少し異なる特徴があるのをご存知でしょうか。

本記事では日本のカレーと異なる韓国カレーの特徴や、日本の食べ方との違いなどについて解説しています。記事を読むことで韓国カレーと日本カレーの違いや、食べ方の文化の違いなどについて知ることができるでしょう。

また、韓国の代表的なレトルトカレーについても併せてご紹介しています。韓国カレーについて詳しく知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

韓国カレーのルーツは日本?

日本と同様に韓国の家庭でもカレーはよく食べられます。韓国でも人気のメニューです。

韓国カレーの特徴

日本と同じように韓国でも人気のカレーですが、日本のカレーと韓国のカレーでは異なる特徴があります。

日本のカレーとは異なる韓国カレーの特徴とはどのようなものなのか、ここでは韓国カレーの特徴について詳しく見ていきましょう。

色が黄色っぽい

韓国カレーは一見すると日本のカレーとそれほど大きな違いがないように見えますが、日本のカレーよりも色が黄色っぽいのが特徴といえます。

韓国カレーの色が日本のカレーよりも黄色っぽいのは、ウコンが多く入っているためです。韓国カレーといえば黄色、というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

具は硬めでゴロゴロしている

韓国カレーは具材の食感を出すために硬めに仕上げられており、具が多くゴロゴロしているのも特徴です。日本の家庭でカレーを作る場合も具がゴロゴロしていることが多いため、見た目に大きな違いを感じることはありませんが、実際に食べると具が硬いと感じるでしょう。

韓国人にとっては日本のカレーのように具がとろけているものよりも、歯ごたえのある食感のほうが好まれています。

韓国カレーはカレー粉で作るのが主流?

日本ではバラエティに富んだ固形のカレールーが店頭に並んでいますが、韓国ではカレー粉からカレーを作るのが主流となっており、さまざまなカレー粉が販売されています。

しかし近年ではカレールーも販売され、その人気は徐々に高まりつつあり、日本で馴染みのあるカレールーが韓国バージョンで販売されているほどです。

韓国のカレー粉の特徴

韓国で主流となっているカレー粉は、すぐに溶けるため調理しやすくサラサラとした仕上がりになります。濃いカレーというよりはスープカレーに近いできあがりです。

日本のカレーのようにルーがドロッとしているわけではなく、サラサラとしているのも韓国カレーの特徴といえるでしょう。

韓国カレーは、さっぱりとしたカレーが好みだという人におすすめです。

韓国のカレールーの特徴

韓国カレーの主流はカレー粉を用いますが、最近では固形のカレールーも販売されています。カレールーで作るカレーはカレー粉で作るものよりもトロッとしていて、日本のカレーに近い味になるのが特徴です。日本のカレールーも、韓国語表記で販売されています。

韓国のカレールーは4ピースに分割、かつ個装されていることが多いため、少しだけ使いたいという場合に便利です。

韓国カレーは食べ方も日本と違う

韓国カレーには日本のカレーと異なる特徴があることをご紹介しましたが、違いがあるのはカレーの特徴だけではありません。韓国では、カレーの食べ方も日本と違います。

ここからは、日本と異なる韓国ならではのカレーの食べ方について詳しく見ていきましょう。

キムチと一緒に食べる

日本ではカレーの副菜として福神漬やらっきょうなどを添えますが、韓国ではキムチをトッピングするのが一般的です。

キムチはどのような料理にもついてくる韓国では定番の漬物であるため、日本人がカレーと一緒に福神漬やらっきょうを食べるように、韓国ではカレーと一緒にキムチを食べます。

カレーを食べ続けて飽きてしまった時にキムチを食べれば、口の中をさっぱりさせることができるでしょう。

全体を混ぜて食べる

日本と違う韓国カレーの食べ方として、全体を混ぜて食べるということも挙げられます。韓国ではビビンバに代表されるように、全体をよく混ぜて味を均等にしたほうがおいしいという考え方があります。そのため、カレーも全体を混ぜて食べるのです。

カレーを混ぜて食べるのを初めて見ると、驚く人もいるのではないでしょうか。しかし、韓国では料理の見た目よりも味を重視する文化なのだと捉えることができるでしょう。

韓国の代表的なレトルトカレー

ここまで、日本のカレーとは異なる韓国カレーの特徴などについてご紹介しました。ここからは韓国で有名なレトルトカレーを3つご紹介します。

レトルトカレーなら、食べたい時に手軽に韓国カレーを味わうことができるでしょう。各商品それぞれにこだわりと特徴があるため、韓国カレーに興味がある人はぜひ試してみてください。

オットギの3分カレー

日本でレトルトカレーと呼ばれているものは、韓国で3分カレーと呼ばれています。その中でも有名なのが、オットギの3分カレーです。

オットギの3分カレーは韓国で昔から親しまれており、甘口・中辛・辛口の3種類のカレーと牛肉カレーが販売されています。いずれも親しみやすく食べやすい味をしているため、初めて韓国カレーを食べる人におすすめです。

この他にも少し価格は高めですが、キノコや肉が入った高級感のあるレトルトカレーも販売されています。

ティーアジアキッチンカレー

続いてご紹介するティーアジアキッチンカレーは、センピョという会社が販売しているレトルトカレーで、タイやインドで人気のカレーを味わうことができます。本格的なカレーを味わいたいという韓国の人々に人気があり、レトルトとは思えない味でおいしいと評判です。

現在ではカニ・プーパッポン・カリーやチキン・マクニ・カレー、ビーフ・マサラ・カレー、スパイス・ビーフ・マサラ・カリーの4種類のレトルトカレーが販売されています。

カレー女王

最後にご紹介するのは、チョンジョンウォンという会社が販売しているカレー女王です。カレー女王では、いろいろなカレー食品がシリーズで販売されています。

カレー女王のレトルトカレーにはビーフカレーやトマトチキンカレー、焼きニンニクと玉ねぎカレーなどがあり、こだわりのレトルトカレーを楽しむことができると評判です。

レトルトカレーだけでなくカレー女王のカレー粉も人気で、トマトヨーグルトカレーなどの一風変わったカレーを味わうことができます。

韓国カレーと日本カレーの違いを知っておこう

韓国カレーの特徴や、日本と違う韓国カレーの食べ方、韓国の代表的なレトルトカレーについて詳しくご紹介しました。

日本のカレーがルーツだといわれている韓国カレーですが、日本のカレーとは特徴や食べ方の文化に違いがあります。

ご紹介した内容を参考に、韓国カレーと日本カレーの違いを知り、日本カレーとは少し違う韓国カレーの味わいを楽しんでみましょう。

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