あったかくてボリュームもあるカレーうどんは、大人も子どもも大好きな人が多い人気メニュー。とくに、冷え込む季節に食べるアツアツのカレーうどんは格別ですよね。
カレーうどんは、カレーライスをたくさん作った翌日に「カレーをかけるだけで簡単にできるから」とメニューに選ばれることもありますが、じつはちょっとした工夫でグンと味わい深くなります。今回は、出張料理人としても活躍する、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士の植松愛実さんに、いつものカレーうどんを劇的においしくする「ひと手間」を教えてもらいます。
カレーの残りがあっても省略しないで!
カレーうどんをつくる場合、出汁をとってからカレー粉またはカレールーを使ってイチからつくることもあれば、前日の残り物のカレーを利用する場合もありますよね。後者はサッとできて便利ですが、その場合もできるだけ、出汁は省略しないでほしいのです。
カレーライスはごはんにカレーをそのままかけておいしいから、カレーうどんもうどんにカレーをそのままかけて…と思いきや、ごはんよりうどんのほうが糖分や脂質が少なくあっさりしているので、ちょっと物足りない感じに。そのため、カレーをそのままかけたりお湯でのばしたりするのではなく、出汁を加えてつくるのがおすすめです。
でもやっぱり面倒…
いくら出汁を入れたほうがおいしいとはいえ、せっかくカレーの残りがあって手軽にカレーうどんがつくれそうなときに、わざわざ出汁を用意するのは面倒…ということもあると思います。そんなときは、簡単に旨味が増す調味料を使うのもおすすめ。
たとえば、めんつゆや焼き肉のタレなどは、旨味たっぷりの調味料の代表格。1人前あたり大さじ1~2入れるだけでも、グンと味わい深くなります。それぞれ商品によって味の濃さが違うため、ためしに少しずつ入れてみて、一番おいしい濃さを探してみてくださいね。
いつもの味に飽きたら
いくらカレーうどんがおいしくても、何度も食べているとやっぱり飽きてしまうこともありますよね。カレーうどんはさまざまな味変が可能ですが、一番簡単で失敗なく雰囲気を変えられるのが、ゴマ油を少したらすこと。一気に味に深みが出ます。
そのほか、バターを加えてコクを出したり、隠し味にトマトケチャップなどを入れても。またトッピングにネギをのせる場合、トースターなどで少しこげ目がつくくらいまで焼いてからのせると、仕上がりがワンランクアップしますよ。
おいしいカレーうどんで体を温めよう
残り物のカレーでササっとつくれるカレーうどん。使うカレールーでだいたい味が決まってしまうかと思いきや、ちょっとした「ひと手間」で仕上がりが大きく変わってきます。ぜひ家庭にあるものを上手につかって、味わい深いカレーうどんで体を温めてくださいね。
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部