多くの種類のレトルトカレーを販売している無印良品。バターチキンカレーなどの人気商品でも知られていますね。
2025年秋にこだわりのつまったボリュームたっぷりのカレーが登場しました。
食生活アドバイザーの主婦danngoが、2種類のカレーを実際に食べてみた感想を正直にレビューします。
新登場した2種類のビーフカレー
秋に登場した大盛りのビーフカレーは、2種類。「和出汁と牛肉の大盛りカレー」(税込390円)と「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」(税込390円)です。
どちらも、月齢が30カ月以上経過した牛肉を使用しているとのこと。こういった牛肉は肉質が硬く買い手が限られるものですが、高温高圧調理により食べやすく加工してあるそうです。
食品ロス削減の面からみても注目すべき商品ですよね。
「和出汁と牛肉の大盛りカレー」(税込390円)
名前からもわかるとおり、和の風味をいかしたビーフカレー。かつおぶしや昆布の出汁、そうだかつおぶしの粉末などを加え、日本人好みの味わいに仕上げています。辛さは5段階中の2なので、辛いものが苦手な人でも安心して食べられると言えるでしょう。
一口食べると、出汁のうまみをしっかり感じその後に辛さが広がります。カレーうどんにあわせるカレーのイメージに近いです。
中に入っていた肉は大きめで、わりと歯ごたえのある肉でした。脂身はとろけるほどやわらかく、赤みの部分とのコントラストを楽しめます。
辛さは比較的おだやかですが、甘みが強いわけではありません。子ども向けのカレーとはかなり味が違うので、注意が必要です。出汁のうまみと適度な辛さを楽しむ、あくまでも大人向けのカレーだと思います。
「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」(税込390円)
タマネギ、ニンジン、キャベツ、白菜からとったブイヨンやトマトペーストなどを使用し、野菜のうまみをいかしたカレーです。辛さは5段階中の3。
最初は野菜のうまみを感じ、その後しっかりとした辛さがやってきます。肉はもう1つのカレーと同様、赤身にはしっかりとした歯ごたえを感じ、脂身が口の中でとろけるのを楽しめます。コクも豊かで、最後までおいしく食べられました。肉だけでなく、ジャガイモも大きめのものが入っていました。若い人が特に喜びそうなカレーです。
満足度高めのレトルトカレーを紹介しました。お店で食べているかのようなしっかりとした味わいなので、税込390円で買えるならコストパフォーマンスはいいと言えるでしょう。他のカレールーと一緒に置かれているので、ぜひ店舗に足を運んでみてくださいね。
■執筆/danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛する二児の母。食生活アドバイザー(R)を取得。SDGsに関心があるが、丁寧な暮らしは苦手。ズボラエコ主婦を名乗り、家事を手抜きしながら地球に優しくできる方法を模索している。
編集/サンキュ!編集部