これからは食費を減らすよりもこれ以上「上げない」工夫を!ズボラ主婦でも無理なくできたこと5つ

これからは食費を減らすよりもこれ以上「上げない」工夫を!ズボラ主婦でも無理なくできたこと5つ

2025/10/13

なかなかとまらない食べものの値上がり。食費を減らそうと思っても減らせず、ストレスまで増えていませんか。
無理に食費を削ると健康によくありません。今以上に上げない程度の工夫をゆるく続けるのがいいでしょう。

食生活アドバイザーでズボラエコ主婦のdanngoが、体にも地球にも財布にも優しい簡単な工夫をお伝えします。

サンキュ!STYLEライター。国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。甘いもの、日本の古いも...

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小さな野菜を育てる

小さな野菜を育てる

本格的な家庭菜園は無理でも、小さな野菜を育てることならできますよね。プランターや植木鉢1つあれば、簡単に育てられる野菜もあります。
おすすめはネギやシソなどの薬味。生命力が強いので、育てるのが簡単です。
こういったものは、ちょっとしたつけ合わせにほんの少し使えればいいことが多いのもポイント。まとまった量で買うと使いきれず傷ませてしまうこともありますが、育てていれば常に新鮮なものをほしいぶんだけ使えるのです。買いものの手間も少し減りますよ。

鶏胸肉レシピを増やす

鶏胸肉レシピを増やす

あまりおいしくないと敬遠されがちな鶏胸肉ですが、脂身が少なく栄養価が高いというメリットもあります。みりんや塩こうじなどにひたしてから使うと、パサパサした食感がおさえられます。片栗粉などをつけてコーティングしてからゆでたり焼いたりするのもおすすめ。
今は、スマートフォン一つでレシピが検索できるから便利ですよね。いろいろ調べておくと、ワンパターンにならずにすみますよ。

調味料の数をしぼる

調味料の数をしぼる

店に行っておいしそうな調味料を見かけ、思わずカゴに入れてしまった経験はありませんか。もちろん料理のマンネリ解消にはつながりますが、味に特徴がある調味料ほど飽きやすいもの。1、2度使って冷蔵庫の奥で忘れられた存在になりがちです。
強いこだわりさえなければ、変わった調味料をあれこれ買わないほうがいいでしょう。みりん、しょう油、塩、砂糖などの基本的な調味料を厳選するほうがおすすめです。
使う割合を変えたり、ゆずや香味野菜を足したりして変化をつけるといいですよ。

捨てる部分を減らす

捨てる部分を減らす

食材を買っても、いざ料理すると食べられる部分が少なくてがっかりすることがありますよね。食材の捨ててしまう部分の割合を廃棄率と呼ぶのですが、この廃棄率を少なくするのが節約のカギです。
ニンジンなら皮はむかずに使う、ブロッコリーの芯は外側のかたい部分を落としてゆでる、といったように工夫してみましょう。カボチャについている種は、実の部分と一緒にゆでてしまえば食べられるようになります。
肉や魚の骨は食べられなくても、煮込むことでうまみが出ることがあります。イワシの小骨くらいなら、煮てやわらかくすれば食べられますよ。

規格外のものも買う

規格外のものも買う

大きすぎたり小さすぎたり、色づきが不均一だったり形がいびつだったりする、規格外の野菜。
こういったものを優先的に買うとかなり節約になります。ほかのものより数割安い値段設定になっていることが多いからです。
見た目に多少違和感があっても切り刻んでしまえばわかりにくくなりますし、味の違いも感じません。
スーパーの産直コーナーや、八百屋の店内のやや奥まったところにあることが多いです。普段見すごしているのかもしれないので、注意して見てみましょう。

食事を楽しむ

食費を上げすぎない工夫を紹介しました。食事は生きるためにとても大切なもので、精神的にも社会的にも意味を持ちます。
つき合いなどで外食するのも、たまになら問題ありません。食費を削りすぎて生きる意味を見失わないよう、気をつけたいですね。

■執筆/danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛する二児の母。食生活アドバイザー(R)を取得。SDGsに関心があるが、丁寧な暮らしは苦手。ズボラエコ主婦を名乗り、家事を手抜きしながら地球に優しくできる方法を模索している。

編集/サンキュ!編集部

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