手軽で便利な「外食」。しかし、楽だからと回数を重ねてしまうと家計に響いてしまいます。
とはいえ、「外食を減らす」には、忙しい平日とゆとりのある休日とで、取り入れやすい工夫が違います。
そこで今回は、自炊で家計を整えてきた節約主婦ライター・はらすが、「平日編」「休日編」に分けて、外食を減らす工夫を5つご紹介します。

1、【平日編】簡単レシピリストをつくる
丼もの、炒め物、パスタなど、サッとつくれる簡単レシピをリスト化しておきましょう。
「今日はなにつくろう?」と迷う時間が減り、疲れた日でも外食に流されにくくなります。
特におすすめなのが、「調味料の分量もリスト化」しておくこと。
簡単な料理とはいえ、味つけは料理の要です。しかし、疲れているときほど味つけを思い出すのも面倒に感じませんか?
そこで、簡単メニューと一緒に分量も書き出しておけば、レシピを検索する手間なくすぐにつくることができます。
「これさえ見れば大丈夫!」というリストをキッチンの見やすい場所に貼っておけば、自炊のハードルがぐんと下がりますよ。
さらに、リストを見える化することで、「家族の協力」も得やすくなります。忙しいときこそ、家族で力を合わせておうちご飯を楽しむ工夫をしてみましょう。
2、【平日編】冷凍ストックを常備しよう
冷凍ごはんや野菜、肉や魚などをストックしておけば、忙しい日でもすぐに調理に取りかかれます。
特におすすめなのが、「カット野菜」や「下処理済みのお肉」を冷凍しておくこと。下ごしらえが済んでいるだけで、自炊のハードルは下がります。
さらに、前述した「レシピリスト」と「冷凍ストック」を組み合わせれば最強!仕事や家事、育児でバタバタな平日でもうまく乗り切ることができますよ。
3、【休日編】再現レシピやおうち居酒屋を楽しむ
外食は手軽な反面、どうしても出費が増えてしまいます。そこでおすすめなのが、「再現レシピ」や「おうち居酒屋」を楽しむことです。
再現レシピで外食気分を味わえば、同じくらい豪華なメニューを食べてもコストは半分!圧倒的にコストを抑えられます。
また、「お店の味を再現する」こと自体がひとつの楽しみにもなります。レシピを工夫したり、盛り付けにこだわったりする過程は、まるでちょっとしたイベント気分に!
家族の反応を見るのも楽しみになり、自然と外食に頼る回数が減っていきますよ。
4、【休日編】子どもと一緒に料理を楽しむ
子どもと一緒に料理をすると、それ自体が「家族のイベント」になります。食育にもつながり、「自分でつくったごはんを食べてみたい」という気持ちから、自然とおうちごはんの回数が増えていきます。
さらに、「週末はみんなで料理をしよう」と計画しておけば、外食という選択肢がぐっと減ります。
親子のコミュニケーションにもつながる、一石二鳥のおすすめの方法です。
5、【休日編】ご褒美デーをつくる
「外食は一切しない!」と決めてしまうと、ストレスがたまり、その反動で外食が増えてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、あえて月に1〜2回「ご褒美デー」をつくることです。
外食を減らそうとすると「我慢しなきゃ…」とマイナスな気持ちになりがちですよね。
でも、ご褒美デーを決めておけば、「ご褒美デーを楽しむために、今日はおうちごはんにしよう!」と自然に自制できるので、外食を減らしてもつらくありません。
むしろ、「外食を特別なイベント」にすることで、満足度もぐっと高まりますよ。
工夫次第!外食とうまく付き合って節約を楽しもう!
いかがだったでしょうか。外食をゼロにするのは、現実的ではありません。
だからこそ、自分で「外食したい気持ちをコントロール」できるようになることが、無理なく外食を減らす近道です。
平日は「ラクさ」、休日は「楽しさ」を意識して工夫することが、外食を減らすコツ。
気になったかたは、ぜひ日々の暮らしに取り入れてみてくださいね!
■執筆/はらす
4人家族で食費4万円!「自炊で家計を整える」をモットーに、ズボラでもできる節約レシピを発信中!ボリュームもコスパも妥協しない楽ちんレシピが人気。インスタグラムは@harasu_kakei
編集/サンキュ!編集部