「気がつけば食費が予算オーバー!」
これは多くの家庭で共通する悩みではないでしょうか?
特に子どもが大きくなるにつれて食欲も増え、スーパーの買い物かごはあっという間にいっぱい。
外食を増やせば出費はさらにかさみ、毎月の家計簿を見てため息…そんな経験は誰にでもありますよね。
わが家も例外ではありません。中学生と小学生の息子が2人、毎日「お腹空いた!」と元気いっぱい。
ですが、外食費込みで食費を月5万円以内に抑えることに成功しています。
決して特別なことはしていません。
「ちょっとした工夫」を続けることで、しっかり満足できる食卓を守りつつ、貯金も増やせるようになったコツを
1,000万円の貯蓄を達成したちぇそがご紹介します。

1.ふるさと納税を賢く活用
お米やお肉は家計の大きな負担。
でも、ふるさと納税を利用すれば、自己負担2,000円で実質ほぼ無料のように手に入ります。
わが家ではお米はほとんど返礼品から調達。
牛肉や鶏肉の切り落としも常備でき、炒め物や丼ぶりに大活躍です。
冷凍庫にストックがある安心感は絶大!
「買い足さなきゃ」という焦りも減り、計画的に料理できるようになりました。
2.外食は“回数制限”で楽しむ
外食は便利ですが、家計には大きな出費。
わが家では「月2回まで」とルールを決めています。
その代わり、行くお店は子どもたちが本当に好きなところにして特別感を演出。
「あと1回しか行けないから、どこにする?」と家族会議で盛り上がるのも楽しみのひとつです。
制限があることで満足度がむしろ上がりました。
3.週末の作り置きで“お腹空いた”に備える
成長期の子どもたちはとにかく小腹が減ります。
そこで週末に常備菜や下味冷凍をまとめて仕込みます。
煮卵や鶏の照り焼き、ひじき煮、野菜スープなどを用意しておけば、平日は温めるだけで一品完成。
夜遅く帰ってきても「すぐ食べられるものがある」ので、コンビニに頼る回数も激減しました。
4.ご褒美は“上限”を決める
アイスやお菓子などのおやつは、子どもにとって大事な楽しみ。
でも買いすぎは家計の敵。そこで「週に2回まで」「1人1つまで」とルールを設定しました。
子どもたちは“ご褒美感”を楽しみながら、大人も無駄な出費を防げます。
お菓子はまとめ買いより、あえて必要な分だけ買うようにすると意外と節約につながりますよ。
子どもが育ち盛りだからこそ、食費は自然に膨らんでいきます。
でも、ふるさと納税・外食ルール・作り置き・ご褒美の上限という4つの工夫で、わが家は毎月の食費をしっかりコントロールできています。
無理な節約ではなく「楽しく続けられる工夫」を取り入れることが、長続きの秘訣です。
節約は我慢ではなく、家族の笑顔と将来の安心につながる投資。今日からぜひ試してみてくださいね。
■執筆/ちぇそ
2人の子どもがいるシングルマザー。
手取り20万円台でも貯金額1,000万円を超えた経験から、
FP資格を取得して貯金や節約のコツを発信中。
Instagramは「@single_cheso」。
編集/サンキュ!編集部