スーパーに行くたびに「また値上げ?」と、ため息が出ることが多くなりました。
そのため、特別に贅沢をしているつもりはないのに、気づけば毎月の食費が家計を圧迫している…そんなふうに感じていませんか?
じつは、食費が高くなる原因のひとつは“無意識にやらかしている習慣”。
ちょっとした積み重ねが「チリツモ」で大きな出費につながってしまうんです。
この記事では、「食費が増えるNG習慣」を整理収納アドバイザーのおだけみよがご紹介します。
1. 外食やテイクアウトの“なんとなく利用”
いそがしい日や子どもの習い事の帰りに、つい「今日は楽しよう」と利用してしまう外食やテイクアウト。
1回にかかる金額は1,000円前後でも、月に数回ともなるとかなりの出費になります。
なんとなく利用していると、食費は膨れ上がるばかり。
「金曜は家族で外食」「土曜はテイクアウトOK」などルールをつくれば、子どもたちも楽しみにできるし、家計の管理もしやすくなります。
ふだんの食事は作り置きや冷凍ストックを活用することで乗り切れば、無理なく食費を抑えることができます。
2. コンビニでの“ちょこちょこ買い”
「ママ、ジュース買って!」
「自分にちょっとご褒美…」
と、つい寄ってしまうコンビニですが、1回500円程度でも週に数回続けば大きな額に。
子どもがいっしょだとお菓子も追加で買ってしまい、予定外の出費になりがちです。
おやつや飲み物は安いスーパーやドラッグストアでまとめ買い。
それらを家に常備しておけば、“ちょこちょこ買い”を減らせて安心です。
3. 見切り品の“まとめ買い”
「安いから」と買った野菜やお肉が、気づけば冷蔵庫の奥で傷んでしまった経験はありませんか?
見切り品はお得に感じてつい手が伸びてしまうのですが、うっかり使いすぎてしまうので要注意です。
予定外のまとめ買いを減らすには、冷蔵庫の在庫をチェック。
ざっくりとでも中身を把握しておくと、ムダなまとめ買いがぐっと減ります。
4. ペットボトル飲料の“なんとなく買い”
公園やお出かけのときについ買ってしまうペットボトル。
1本150円前後でも、家族全員分が何度も重なると出費が膨らみます。
マイボトルの活用で、水筒や麦茶を常備して持ち歩く習慣に。
こうしておくと、外出先で“なんとなく買ってしまうペットボトルを、減らすことができます。
まとめ:無理に我慢することより、“習慣の見直し”が大事
ちょっとした習慣を変えるだけで、食費は驚くほど減っていきます。
「値上がりしているから仕方ない…」と諦める前に、まずはふだんの買い物に潜む“ムダ”を見直してみましょう。
「なんとなく」買うのをやめて、計画的な工夫を取り入れれば「節約しながら楽しむ」ことも十分できます。
■執筆/おだけみよ
整理収納アドバイザー。汚部屋住人から片づけのプロになり10年超え。
セミナー講師や片づけ作業サポートの他、WEBライターとしてオンラインで片づけのコツを発信中。
編集/サンキュ!編集部