キッチンって、気づくと食器や調理グッズでごちゃごちゃしがちですよね。
三角コーナーや水切りかごなど、「キッチンにはこれがあるのが当たり前!」と思っているアイテム、実は手放すと家事がぐっとラクになることがあります。
長いことキッチン用品をたくさん持っていましたが、「なくても大丈夫」「むしろ手放した方が便利」というものに気づき、少しずつ整理していきました。今回は、整理収納アドバイザーでもあるおだけみよが「手放して正解だったキッチンアイテム」をご紹介します。
1.三角コーナー
三角コーナーはキッチンの定番アイテム。でも、便利な反面、ぬめりやニオイの手入れが意外と大変で、ストレスになることもありました。
あれこれ使っていく中で見つけたのが、紙製の水切り袋。
紙製と言っても耐水性があるので、一日シンクに置きっぱなしでもボロボロに破れることはありません。
側面には、水きり穴がたくさんあり機能も抜群です。
三角コーナーを置かなくても、ゴミの処理が簡単で快適になりました。
2.炊飯ジャー
「ご飯は炊飯ジャーで炊くもの」と思い込んでいませんか?
私もそうでしたが、ある日炊飯ジャーのスイッチが入らなくなり、仕方なくお鍋で炊いてみることに。すると…驚くほどふっくらツヤツヤのご飯に!古米も新米のように炊き上がり、味も格段に美味しくなりました。
しかも、炊飯ジャーよりも短時間で炊けるので時短にもなり、手間もほとんどなし。
3.水切りかご
水切りかごもキッチンの定番ですが、一人暮らしの私には少し大きすぎました。
試しに1週間、かごを使わずに過ごしてみることにしました。
代わりに取り入れたのがフラットタイプの水切りマットです。
シンク周りがスッキリするのはもちろん、大きなボウルやお鍋も広げて乾かせるので便利。
水切りかごを使っていたころは、洗った食器をそのまま置きっぱなしにしがちでしたが、このマットに変えてからは使ったらすぐ拭くようになり、片付け習慣も自然に身につきました。
当たり前を手放すと暮らしがラクになる
「キッチンには必需品」「○○があるのは当たり前」
そう思っていたアイテムも、実はなくても困らないことは意外と多いんです。
今回紹介した三角コーナー、炊飯ジャー、水切りかごのように、ちょっと手放す勇気を持つだけで、キッチンも家事もグッとシンプルになり、毎日の暮らしが快適になります。
まずは「なくても困らなさそうなもの」から少しずつ見直してみてください。小さな変化が、毎日の家事をラクに、そして心地よい空間作りにつながります。
■執筆/おだけみよ
整理収納アドバイザー。汚部屋住人から片づけのプロになり10年超え。
セミナー講師や片づけ作業サポートの他、WEBライターとしてオンラインで片づけのコツを発信中。
編集/サンキュ!編集部