連日の猛暑で、キッチンに立つだけで汗が噴き出す毎日。ましてや火を使う調理なんて…まるでサウナ状態。
「今日もまたやらないといけないの…」と、ため息が出てしまう日もありますよね。
そんなときこそ、「無理なく頑張らない工夫」でラクすることが最優先。
この記事では、無理なく続けられる、夏の家事をラクにするコツを整理収納アドバイザーのおだけみよがご紹介します。

1.下ごしらえは“まとめて”すると後が断然楽になる!
暑い日に、毎回イチから調理するのは大変。
だから私は、時間と気力に余裕がある日に、まとめて下ごしらえをしています。
宅配食材が届いたタイミングで
筆者は週1回、生協を利用しています。
届いた野菜はすぐに切って保存容器に。
お肉は下味をつけて冷凍しておけば、忙しい日も焼くだけ・煮るだけで一品完成。
これだけで夕飯作りのハードルがぐっと下がります。
フードプロセッサーで“時短&涼しく”
みじん切りや千切りも、手作業だと時間も汗もかかりますよね。
私はフードプロセッサーを使って一気に処理。
手で刻んでいた頃は、切るだけでキッチンが蒸し風呂状態でしたが、
今はスイッチひとつで一瞬。夏は「時短=涼しさ」に直結します。
2.「調理家電」にもっと頼っていい
ひとり分の食事ならなおさら、火を使わずパパッと作れるとラク。
最近では、電子レンジや電気鍋、電気ケトルなど、夏の強い味方になってくれる調理家電がたくさんあります。
野菜の下ゆでは電子レンジにおまかせ
鍋で茹でるとキッチンに熱気がこもるし、火加減も気にしなければいけません。
でも電子レンジなら、セットしてスタートするだけ。
火を使わない分洗い物も少なくて済むし、加熱中はのんびり休みながら作業することもできます。
電気調理でラクに調理を時短に
煮込み系の料理は電気鍋におまかせ。
材料を入れてスイッチを押すだけで、火加減不要。しかも暑さでグッタリ…なんてこともありません。
お湯を沸かすのも電気ケトルなら数分。即席スープや味噌汁もすぐに準備できて、忙しい朝にもぴったりです。
3.火を使わない“冷たい一皿”を常備
夏の救世主、それは火を使わずに作れる一皿。特にサラダやマリネは、作り置きできて見た目も涼しげ、食欲がない日にもサッと食べられて便利です。
我が家の定番は「サーモンと玉ねぎのオイルマリネ」。切って調味料をかけておくだけで、美味しい常備菜の完成。
日持ちするので、普段はあまり作り置きをしないのですが、この時期はマリネはよく常備菜として作っています。
真夏の家事は、ラクを優先に!
「ちゃんと作らなきゃ」と思うほど、キッチンに立つのが苦痛になる夏。
そんなときこそ、下ごしらえの工夫や、調理家電の力、火を使わないレシピをうまく取り入れると、家事がラクになります。
大切なのは、「無理なく続けられるかどうか」。
頑張りすぎないことが、夏を快適に乗り切る秘訣です。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
整理収納アドバイザー/サンキュ!STYLEライター。
汚部屋住人から片づけのプロになり10年超え。
セミナー講師や片づけ作業サポートの他、
WEBライターとしてオンラインで片づけのコツを発信中。