「元浪費家・貯蓄0」という過去をもつ、サンキュ!STYLEライターの小倉つぼみさん。転職で収入が減ったことをきっかけに家計管理に目覚め、今では年間100万円の貯金ができるように!「貯められる人」になるためのコツを教えてもらいましょう。

買わない日をつくる
以前は、仕事前にコーヒーを買ったり、コンビニに立ち寄っては、ちょっとお菓子を買ったりと、毎日何かしらを買うことがあたりまえだったといいます。でも、1回の支出は少額でも、積み重なっていけば大きな出費になっていることに気づきました。そこで、意識的にお金を使わない「ノーマネーデー」を取り入れることに。コーヒーは家から持参。お菓子は、スーパーでまとめ買いをするように。なんとなくでスーパーに行くのではなく、買いものに行く日を決め、買いものリストをもって行くようになりました。買うことを我慢するのではなく、買いかたを工夫するようになったのです。
この「お金を使わなくても平気な日」は、たとえ週に1回でも習慣にすることで、お金の流れにメリハリがつき、支出をコントロールできるようになるといいます。家計へのインパクトは想像以上に大きかったのだそう。
食費を削り過ぎない
節約を始めたころは、「食費を削らなければ」と、安い食材を求めてスーパーをはしごし、買うものを厳選。極限まで食費を削ることを目標にしていたといいます。でも、我慢をしすぎてストレスが爆発。外食が増えたり、栄養バランスが悪くなったり。また大量に買ったものを使いきれずに破棄するなど、節約にはならなかったといいます。今では、「無駄な買い物はしない」「1週間の献立を決めてまとめ買いする」という程度にとどめることに。結果として、食費はそこまで減らなくても、自然と浪費が減り、お金が貯まるようになってきたといいます。
セールやクーポンに飛びつかない
以前は、「3個買うと1個無料」といった文言につられて余分に買っては、使い切れずに無駄にしたり、クーポンを使うために余計な買い物をしたりといったことも多々あったといいます。今は、「本当に必要なものを適切な価格で買う」というルールを徹底し、セールやクーポンに惑わされないようになりました。結果として、ムダな支出が減り、貯金がスムーズに増えるようになってきたといいます。
まとめ
節約というと、「あれもして」「これもして」と増やしてしまいがちですが、無理な方法ではストレスがたまるばかり。「やらないこと」も大きなポイントだったのです。家計を見直すときは、「削るべき節約」と「やめた方がいい節約」を見極めて、「ストレスなく続けられる方法を選ぶことがコツ」と小倉つぼみさんはいいます。
「貯金をしたい」と、あれもこれもとがんばりすぎていませんか?それは、これからも長く続けられる方法ですか?小倉つぼみさんの考え方を、ぜひ参考にしてみてくださいね。