整理収納アドバイザーで、ライフオーガナイザーのおだけみよさんが汚部屋から脱出したきっかけは、途中で挫折しにくい場所から始めたことなのだそう。少しずつ片づけを進めていったことが、挫折しない片づけに繋がったのだとか。
そこで今回は、そんなおだけみよさんに汚部屋から脱出し始めたときに片づけ始めた場所を教えてもらいました。
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1.財布
まず手を付けたのが財布。
レシートやらクーポンやらでパンパンになっていたので、お札以外の無駄な物を取り除くことから始めました。財布は気を抜くと、1週間も経たないうちにレシートが溜まります。
週末に無駄なレシートなどを抜くことから、片づけ習慣を身に着けていきました
2.キッチン
次はキッチンでした。
まず、シンク下の整理から始めました。不要なお鍋や粗品で貰った未使用品などを手放すことから始めました。鍋の柄が取れそうだったり、お皿は欠けていたりして、「捨てどき」がわかりやすかったのがよかったです。手放す決断がしやすくモノの整理がスムーズに進みました。
3.収納庫
階段下にある収納庫。
掃除道具や日用品も要不要の判断がしやすく、こちらも整理しやすかった場所のひとつです。場所が狭いので、がんばれば1日で終わらせることができました。そのおかげか他の場所も片づけてみたいと思い、片づけを楽しく進められた気がします。
最初は「お気に入り」や「好きなもの」がない場所から
片づけがスムーズに進んだ一番の理由は、どこも物の選別がスムーズにしやすい場所だったからです。
反対に衣類や思い出の物など、「お気に入り」や「好き」などの感情が入るものは、選別に時間がかかりなかなか片づけが進まなかったと思います。
片づけはじめは「要不要」がサクッと決めやすい、日用品が多い場所から始めるのがおすすめです。
■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部
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