「大根は皮をむいて保存袋に入れておくだけで最大4ヶ月もつ」に11.7万いいね!実際にやってみた結果は?
2023/05/25
7歳と5歳の子をもつ、もがママ(@sobakasu_shimie)さん。
とあるテレビ番組で放送された「大根の保存方法」をツイートすると、たちまち11.7万いいねが集まり大反響をよんでいます。
大根は皮をむいて保存袋に入れておくだけで数ヶ月もつ!?
栄養満点でサラダに煮物に大活躍する大根ですが、一度に調理できない際どのようにして保存しておこうと考えることってありますよね。
冷凍すると、調理方法が煮物などに限定されてしまうし、かといって保存方法が悪いとしなしなになってしまう…。
しかし!大根を冷凍せずに日持ちさせるには「皮をむいて保存袋にいれておく。」たったこれだけでいいんだそう。
皮のむき方はピューラーなど薄くむく程度でいいとのこと。
早速、大根を購入してためしてみました。
本当に日持ちした?20日間後の結果は
もがママさんのツイートでは「最大4ヶ月」もつとありましたが、今回の検証ではグッと期間を短くして20日間で検証をしてみました。
通常の冷蔵保存であれば、20日間でも大根はすっかりしなしなになってしまうはずですが……皮を剥き、保存袋に入れて20日後、恐る恐る袋から取り出してみました。
触った感触はみずみずしく、20日間置いておいたとは思えないほどのハリ!
半分に切ってみましたが、水分が抜けておらず「す」が入ってスカスカになっている感じもありません。皮つきで保存したときと比べて、新鮮さは雲泥の差。皮をむくだけでここまでの違いが出るのかと驚いてしまいました。
なお、今回の保存方法で、万が一外側が硬くなってしまっていた場合は硬くなった部分を剥けば良いそうですよ。
どうしてこうなるのか?情報元に聞いてみた
もがママさんが、こちらの保存方法を知ったテレビ番組で出演されていたのが、千葉県市原市深城にある「たねや泉水農園」さん。
どうして皮をむいて、保存袋に入れておくだけで日持ちするのか?うかがってみました。
日持ちする理由、現時点では……全容解明に至らず!
どうして、皮をむくだけで日持ちする大根に変身してしまうのか伺ってみるとこのような回答がありました。
「保存がきく科学的な根拠ですが、現時点では、複数の大学教授に確認いただきましたが回答は得られていません。おそらく、菌が多くついている外側の皮を剥く事でカビをはえにくくして、皮で呼吸していたものが成長を止めてしまうことで、細胞が劣化しにくくなったのではないかと思っています」
実は、複数のテレビ局を通して、調査を試みたものの全容解明には至っていないのだそう。
長年、大根と連れ添い続けたたねや泉水農園さんだからこそ生み出された保存方法なのかもしれませんね。
大根の値段が上がるまえに買っておこう
たねや泉水農園さんがおっしゃるには、大根は寒い季節の食べ物なので、これから暖かくなるにつれて出荷が止まり、値段も上がる傾向にあるのだそう。
お手頃な値段のうちに購入しておけば、夏の喉風邪対策にもなる「はちみつ大根」も手軽に作ることができますよと教えてくださいました。
皮をむくだけで、保存がきく大根。
これからは大根を悩まず1本買いできそうですね。
取材協力:
もがママ@sobakasu_shimie
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