「せっかく買った野菜を使いそびれて、気づいたら傷んでいた…」そんな経験はありませんか?野菜は買ったらすぐにカットして冷凍すると、ムダなく使い切れて、調理の時短にもつながります。
今回は、お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogさんが実践しているという、冷凍保存の方法をとある日の例とともにご紹介します。

野菜を冷凍するメリットとは?
野菜を買ったらすぐにカットして冷凍することで、食材のムダを防ぎ、調理の時短や節約にもつながります。冷蔵庫に入れたまま使いそびれて傷ませてしまう心配がなくなり、いつでも新鮮な状態で料理に活用できます。
また、あらかじめカットしておくことで、調理の際に野菜を洗ったり切ったりする手間が省け、いそがしい日でもスムーズに料理ができるようになります。
さらに、旬の時期に安く買った野菜を冷凍しておけば、むだなく使い切れて経済的です。冷凍することで栄養が逃げにくくなり、野菜本来の鮮度を長く保てるのも大きなメリットです。
このように、野菜の冷凍保存を習慣にすることで、日々の食事づくりがより効率的で便利になります。
冷凍保存した野菜4種類のポイント
⒈ トマトの冷凍保存
トマトはざく切りにして冷凍するのはもちろん、丸ごと冷凍することもできます。ただ、ヘタの部分には雑菌がつきやすいので、包丁の先でぐるっと切り取ってから冷凍するのがおすすめです。
皮ごと冷凍してOKで、使うときは凍ったまま流水に当てると、ツルンと簡単に皮がむけます。しかも、半解凍の状態になるので包丁が入りやすく、好きな大きさにカットしやすいのもポイント。スープに入れたり、卵と炒めたりと、いろいろな料理に使えてとっても便利ですよ。
⒉ ニラの冷凍保存
ニラは傷みやすいので、買ったらすぐに冷凍するのがおすすめです。冷凍することで香りや食感をしっかりキープできます。
使いやすいように5cm幅にカットし、みじん切りにしたい場合は、冷凍庫から出してすぐに刻めばOK。冷凍しても比較的パラパラとほぐれやすく、扱いやすいのもポイントです。使うときは凍ったまま、炒め物や鍋料理にそのまま加えれば手軽に使えます。
⒊ 大根の冷凍保存
大根は意外と使いきれずに余らせがちですが、用途別にカットして冷凍しておけば、むだにせず最後まで使い切れます。
たとえば、おでんや煮物用には輪切り、豚汁や炒め物用にはいちょう切りにすると便利です。皮も捨てずに活用し、厚めにむいてお味噌汁用にカットしておくと、食材を余すことなく使えます。
こうして切り方を変えておけば、さまざまな料理にアレンジしやすく、さらに冷凍することで味もしみ込みやすくなるので、一石二鳥です。
⒋ 小松菜の冷凍保存
小松菜は野菜室に入れたままだとしなしなになりやすいですが、冷凍しておけば鮮度をキープできます。食べやすい大きさにカットし、生のまま冷凍すればOK。
使うときは凍ったまま汁物や炒め物に加えられるので、とても便利です。また、冷蔵庫で自然解凍するとゆでなくてもほどよくしんなりし、水気をしぼればそのままおひたしとしても楽しめます。
野菜の冷凍テクを知れば、時短&節約になる!
野菜を冷凍しておくと、調理の手間が減り、ムダなく使い切ることができます。今回ご紹介したトマト・ニラ・大根・小松菜は冷凍に適しており、簡単に保存できるのでとても便利です。いつでも新鮮な状態の野菜を使えるだけでなく、食費の節約にもつながるので、ぜひ試してみてください。
■執筆/aidog…YouTubeで掃除・家事をテーマに投稿している、お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)。ちょっとしたお掃除や家事のコツで、皆様の暮らしがより快適になるようなお役立ち情報を発信しています。
編集/サンキュ!編集部