キッチンには「これがなくてはならない!?」と思いがちな必需品がたくさんあります。実はそんな必需品は兼用や代用で意外にスッキリ減らせて、家事の手間を省くことができます。
今回は整理収納アドバイザーのおだけみよさんが、なくしても困らなかった日用品をまとめました。

1.水切りかご
一人暮らしになり、水切りかごが大きすぎたため思い切ってやめてみることにしました。
水切りかごの代わりに使っているのが、クルクル巻けるタイプの水切りです。
水切りの他、調理台の代わりにもなります。
かつて水切りカゴを使っていた時は、食器を次に使うまでそのままになりがちでした。巻くタイプの水切りに変えてからは、すぐに拭いて片づけるようになりました。そのおかげで、シンクまわりをすっきり保てるようになりました。
2.三角コーナー
三角コーナーも水切りかご同様、キッチンの必需品でした。けれどもどれだけまめにお手入れをしても、ヌルヌルするのが小さなストレスのひとつでした。
色々試行錯誤して見つけたのがこれ。紙製の水切り袋です。
耐水性がありシンクに置きっぱなしにしてもボロボロに破れることはありません。三角コーナーをやめてから、ぬめりに悩まされることがなくなり、家事の手間が激減しました
3.ガスコンロ
キッチンと言えば、なくてはならないと思っていたガスコンロ。プロパンガスのためガス代が高くかったこともあり、ガスコンロではなく卓上コンロを使い始めました。
炒め物や煮物は卓上コンロで、お湯は電気ケトルで沸かしています。コンロが小さくなった分、電気ケトルも一緒に省スペースでも置けるようになり便利。そのおかげで家事効率が上がりました。
4.金たわし
フライパン用の金だわしは必需品でしたが、使っているうちに変形して使い勝手が悪くなるのが難点でした。
最近使い始めてよかったものがこのおそうじシート。水で濡らして拭くだけで、汚れがスッキリ。水まわり用ですが、ざらざらしていてたわし代わりに使うことも可能です。
シート状なので細かい部スッキリ綺麗に洗えて便利です。
5.洗い桶
浸けおきなどに便利な洗い桶ですが、これも一人暮らしでは大きく感じるように。
今は大きめのボウルで代用しています。一人分ならこの大きさで十分でした。このボウルは他に米研ぎボウルとしても兼用しています。
6.米びつ
お米も専用の米びつでは大きすぎて、置き場所の確保に悩みました。あれこれ代用品を探して、落ち着いたのがトタンの収納ケースです。
この大きさなら10kgまで入り、戸棚や収納にも収まりやすいサイズで場所を取りません。中には袋を入れて使っています。
こうしておくと最後の一粒までお米が取り出しやすく、米びつとして使わなくなっても他の場所で収納として使うことが出来ます。
兼用と代用で家事の手間が激減!
工夫次第で兼用や代用できるものは多いです。
「これがなくてはならない」という思い込みを外すと、最小限のものに厳選することが出来ます。物が減ると管理などの手間が減り、家事の時短に繋がります。
■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部