「これ着る?」妊娠中、母が持ってきた思い出のマタニティ服。断ったことを後悔する気持ちに多くの人が共感
2023/09/01
sayaさん(@saya_baby0827)がX(Twitter)に投稿したのは自身の妊娠中にあったお母さんとのやり取り。「これ着る?」とお母さんが持ってきた思い出のマタニティ服を断ってしまい後悔する様子に多くの人が共感しました。
お母さんの思い
今回ご紹介するのは、sayaさんがX(Twitter)に投稿した、自身の妊娠中にあった出来事です。
sayaさんのお母さんが「これ着る?」と持ってきたのは、かつてお母さんがsayaさんを妊娠していたときに着ていたマタニティ服。sayaさんは「やだよ、着るわけないじゃん」と断り、持って帰ってもらいました。しかし、ふと思い出すとsayaさんには後悔の気持ちが。
sayaさんのお母さんは、普段からものを多くは持たず、何でも取っておくタイプではないのだそう。整理整頓に気を配るお母さんですが、マタニティ服は30年間綺麗に取ってありました。
「特別思い入れがあるのは、すぐに分かることなのに。その場だけでもいいから着てあげればよかった」
お母さんの気持ちを気遣うsayaさんのやさしさに7.1万件以上のいいねが集まり、同じような経験を持つ人たちから、たくさんの共感する声が寄せられました。
sayaさんにお話をうかがいます。
ふとした瞬間に思い出した
こちらの出来事を「朝起きてふとした瞬間に思い出しました」というsayaさん。
思い出すきっかけのようなものがあったのでしょうか。
「産後私も母と同じように思い出のものを処分できず取っておくようになったため、日ごろから母の気持ちが分かるなと考えていたためだと思います」
sayaさん自身がお母さんと同じ立場になったことで、お母さんの気持ちへの理解がより深まったんですね。
当時は内心怒っていた
お母様のマタニティ服に「やだよ、着るわけないじゃん」と答えたとき、sayaさんはどんな気持ちでしたか。
「このときは単純に『古い!ダサい!趣味じゃない!』という気持ちで『なんでわざわざ持ってくるの』と内心怒っていたと思います……」
マタニティ服にも流行りなどがありますし、親子といえど趣味が違うことは多々ありますよね。
その後、お母さんと話した
その後、お母さんとマタニティ服についてお話をしたというsayaさん。
「母はすっかり忘れていましたが(忘れた振りをしていたのかもしれません)今でも大切に取ってあるとのことで、次に実家に行ったときには見せてもらって着てみようかと思っています」
変わらず大切に取ってあってよかったですね!
また、sayaさんにはご祖父母の愛情を感じる出来事もあったのだとか。
「祖父母の家にも私が赤ちゃんの頃に祖父母の家で使っていたベビー布団がクリーニングして綺麗に取ってあって、当時1歳の息子(祖父母から見たひ孫)に使ってと用意してくれていて、そこでも祖父母の愛を感じました。
母も祖父母もですが、決して汚いものを取ってあったり渡したりしてくるわけではないので、きちんと私の気持ちも考えてくれていたのだなぁと改めて思いました」
思い出の品を長い間丁寧に保管しておいてくれるだけでも深い愛情を感じますが、さらにそれを押し付けないところにご家族のやさしさが表れていますね。
反響にあたたかい気持ちになった
投稿には非常に大きな反響がありました。反響を受けていかがでしたか。
「同じような行動をするお母さま・ママさんが多く、出産してみて初めて分かる母の愛だよね~分かる分かると思いながら、あたたかい気持ちでリプライを読んでいました」
出産や子育てにまつわる思い出の品が大切にされていると、まるで自分が大切にされているような気持ちになりますよね。お母さんの愛情に気付いたsayaさんのやさしさは、きっとお母さんに届いているはずです。
取材協力:sayaさん(@saya_baby0827)
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