学びの舞台は自然!子どもの知的好奇心を思いっきり伸ばす秋のキャンプ術

2023/09/22

レジャーシーズン到来。この時期におすすめしたいのが秋キャンプです。虫も夏よりは少なく、気温も快適。何より、色づき始めた野山は子どもたちにとっても発見と学びの宝庫、知的好奇心を思いっきり伸ばせるチャンスがいっぱいです! 家族で秋キャンプを楽しみつつ、子どもの知的好奇心を引き出すコツを、東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之先生に聞きました。

※図書カードが当たるアンケート実施中。記事を最後までお読みください。

知的好奇心を伸ばす効果的な方法って?

瀧靖之先生
東北大学加齢医学研究所教授。医師、医学博士。脳のMRI画像データベースを用いて、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究に従事。著書に『脳科学者が教える!子どもを賢く育てるヒント 「アウトドア育脳」のすすめ』(山と溪谷社)など。自身もアウトドアが趣味。一児のパパ。

子どもの知的好奇心を伸ばしたい――多くの親が願うことです。この知的好奇心、そもそもどういうものなのでしょうか。
「環境の中にある新しいもの、不思議なもの、よくわからないものに対する、探索行動そのものを指します。元来、人は生きるために食べ物を探してきました。これが知的好奇心の原点であり、もともとだれもが持っている能力です。現在は、知りたい、探したいという欲求と行動に加え、その探求に対する粘り強さ、忍耐力も含めて知的好奇心と捉えています」(瀧先生)

楽しそう!おもしろそう!と興味を持つだけではなく、より深く知ろうと粘り強く探求する意欲も知的好奇心。そして、それを子ども時代に育むことは、将来的にもいい影響を及ぼすと瀧先生は言います。
「知的好奇心が旺盛であれば、専門的な知識を得ることにつながり、学業成績の向上、さらには将来の職業にも強くかかわるでしょう。知的好奇心は子どもの自己実現にとって非常に重要であり、人生におけるさまざまな力の根本、エンジンのようなものだと思います」

子どものさまざまな力の源になると聞くと、親としてはぜひとも知的好奇心を育み、可能性を広げてあげたくなります。
「自然は多様であり、同じ場所でも、季節や天気、時間帯で出合えるものが違うわけです。無限の可能性がありますから、そのフィールドで遊ぶことで、子どもの知的好奇心はどんどん増えていきます」

キャンプは知的好奇心を増やし、育む絶好のチャンス!

自然に触れることは近くの公園でもできますが、キャンプは朝、昼、夜と移り変わる自然を目の当たりにすることができます。
「キャンプが子どもにとってすばらしいのは、まず植物、昆虫、雲、星……これら自然そのものに対する親しみが高まり、興味・関心を持ちやすくなること。次に非日常の体験で交わされる、家族のコミュニケーションです。普段の生活での家族の会話ももちろんすばらしいことですが、一緒にテントを組み立てる、料理をする、テントで寝るといった非日常での会話で子どものコミュニケーションスキルが磨かれます。キャンプは知的好奇心とコミュニケーショントレーニングを同時に満たすことができるまたとない機会です」(瀧先生)

さらに、子どもが探求によってワクワクしているとき、脳の中ではドーパミンが分泌され、快楽や心地よさを感じ、もっとワクワクしたいとさらに探求しようという連鎖がうまれるのだとか。知的好奇心のタネがちりばめられているキャンプで、新しい発見をすればぐんぐん育まれていくというわけです。

「このとき、事前にキャンプ場で出合えそうな植物や生き物、星について、ほんの少し知識を持っていくのがおすすめです。リアルに出合ったとき、これだ!と、より興味・関心を持ちやすくなります。もちろん、キャンプ場で調べたり、帰ってきてから調べたりしてもいいと思います。実際に見たもの、触ったものが、図鑑や本から得る知識と結びつくことが知的好奇心を満たす王道ですから」(瀧先生)

そして、何より親が楽しむことが重要と瀧先生は続けます。
「子どもは、基本的に模倣、真似によって成長します。言葉づかいやルール、マナーといった行動は、大人がすることを真似て習得していきます。ですから、親が楽しくワクワクしている姿を見せれば、子どもも真似するはず。子どもに何かを得てもらおうとして、親がイヤイヤやっていることは、子どもも興味を持たないでしょう。そして、予想外のハプニングが起こったときも、『こんなはずじゃなかったのに……』とネガティブにならず、それすら楽しもうとする姿勢が、子どもにとっていい見本となるでしょう」

瀧先生おすすめ!秋のキャンプで新発見&ワクワクがいっぱいの体験

秋はキャンプデビューにも、ビギナーにももってこいの季節! 快適に過ごせるベストシーズンです。過ごしやすい自然の中で、どのような遊びがいいか瀧先生にうかがいました。

【体験1】秋の星空を見よう

有名な星座が多い夏や冬と比べると、秋の星空観察は地味な印象がありますが、空気が澄んで星がきれいに見えます。星座早見表を見ながら、どの星座か調べたり、小さな望遠鏡や双眼鏡で見たり。子どもだけでなく大人も絶対感動します!

【体験2】キノコ狩り、山菜採り

秋といえばキノコ狩りに山菜採り。安全なものとそうでないものの区別が難しいので、食べるのには注意が必要ですが、植物に目を向けるきっかけになります。持ち帰って図鑑で調べるのも楽しい!
※植物採取が禁止されている場合もあります。キャンプ場で確認を。

親が率先して子ども目線で自然を楽しむ先に、子どもがのびのびと知的好奇心を刺激できる秋のキャンプ。ぜひ、出かけてみてはいかがでしょうか。

快適なファミリーキャンプを♪初めてのファミリーキャンプに安心のコールマンのテント

ファミリーキャンプにおすすめなのが、コールマンのテント「タフスクリーン2ルームTX/MDX」。広々としたリビングスペースで、4人家族でテーブルを囲んでもゆったり。天候や気温に合わせて自由にアレンジ可能なのも魅力です。寝室フロアも子どもを含め4~5人並んでも寝ることができるサイズで居住性バツグン。結露を軽減したり、下からの冷気や虫などの侵入を防ぐ機能も搭載。テント生地は、コットンのようなナチュラルな風合いで、耐久撥水性が高く雨天の撤収もカンタン。快適なファミリーキャンプのための機能を備えた2ルームテントです。

コールマンでは、9月22日~10月9日の期間で「灯そう感謝祭 2023 秋」を開催。秋のキャン友フェアと題して30000円以上購入すると先着でQUOカードがもらえるフェアやSNSキャンペーンなど秋のキャンプを後押しするコンテンツが用意されています。ぜひチェックしてみて!

都内でも知的好奇心を育むコールマン主催イベントを開催!

10月28日、29日に明治神宮外苑で2日にわたってデイイベント「The Coleman Day Camp」が開催されます。親子で楽しめるワークショップやステージパフォーマンス、キャンプを身近に感じられる体験や製品販売を行います。キッチンカーやチルスペースもあるので、1日たっぷりキャンプの雰囲気を味わうことができます。

また、11月23日~25日には2泊3日の「The Coleman Camp」を大洗キャンプ場にて開催。現在、申込受付中です。親子で楽しめるコンテンツに加えて、テント設営や撤収、キャンプ用品の使い方、メンテナンス方法など、わからないことは現地スタッフがサポート。キャンプをより深く楽しんでもらうためのイベントとなっています。

どちらのイベントも子どもから大人まで知的好奇心を刺激する体験が待っています!
詳しくはHPをチェック。

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協力/コールマン

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