「未来の自分へ手紙を書いた話」美しい水彩画の育児日記に「涙が止まりません」と感動の嵐!

2023/09/25

水彩作家yukkoさん(@yukko_96)がX(Twitter)で、「未来の自分へ手紙を書いた話」として水彩画の育児日記を紹介したところ、「泣いてもいいですか」「涙が止まりません」と感動の声が多く寄せられています。作者にお話を聞きました。

育児日記「未来の自分へ手紙を書いた話」

「『小さかった頃の息子に会いたい』そう思っているかもしれない未来の自分へ 手紙を書いた話」とのコメントともに、投稿された育児日記がこちら!(全12枚)

「20年後の自分が今日にタイムスリップできたら 小さかった子どもに会いたい そんなつぶやきを見た」

「タイムマシーンはつくれないから 私は20年後の自分に手紙を描くことにした」

「20年後の自分へ 2039年6月、息子は21歳 一緒にいるかもしれないし別々に暮らしているかもしれない」

「あなたは昔を懐かしんでいるかもしれないので 今日という日をプレゼントしたいと思います」

「それは 何でもない日のことです」

「今日も、2人でお散歩に出かけました 今年の夏も着られるようにと買った90cmのTシャツはダボダボしています」

「息子に手を引っ張られてついていくと 家の近くなのに見知らぬ小道にたどりつきました」

「なんだか 冒険しているみたいでした」

「ちょっとした段差を見つけると ここに来てと仕草(しぐさ)で呼んで 隣に座るとうれしそうに笑っていました」

「重い重いといってる息子の体重は11kgで 宇宙語でいっぱいおしゃべりしてくれます」

「20年後の今日も 今日みたいに何でもない日なんだと思います」

「そんな日を楽しみにしています」

いつか愛おしく思う大切な日

yukkoさんにお話を聞きました。

たくさんの人の共感を呼んだこの作品。思わず泣いてしまったとの声も多く寄せられていますね。この作品をえがいたきっかけについて教えてください。

「20年後の自分は、きっと小さかった頃の子どもを懐かしんでいるだろうと思い、『未来の自分へ、今日という日をお裾分けしたい』と思い、手紙を書くことにしました。

20年の自分という視線に立って、今日という日を見てみると、何でもないと時間がキラキラと輝いているように見えました。
『息子に手を引かれて近場にある見知らぬ小道にたどり着いたこと』『今年の夏も着られるようにと買った90cmのTシャツはダボダボしていること』、そんな写真にも日記にも残していなかったできごとが、とても愛おしく思えたのです。

未来の自分は、小さかった子どもとの瞬間をどれだけ覚えてられるだろう…。日々の生活のなかでの些細なできごとを心に残したくて、本作を描きました。
20年後の今日も、その日が来ることは決して当たり前のことではなくて、いつか愛おしく思う大切な日なんだと思います」

心に残したい記憶を絵に

yukkoさんの作品に心惹かれるファンの皆さんへ、メッセージをお願いします!

「作品を見てくださりありがとうございます。私が今回の作品を投稿した際に、子育てしている方や子育てがひと段落した多くのかたが、心に残したいできごとを教えてくださったのです。

先日、子育てを終えられお孫さんがいらっしゃるかたから、『息子と同じ仕草の孫といっしょにいると、懐かしい日を思い出して微笑んでいます。あのころは私が手を差し伸べていたのに、今では息子が手を差し伸べてくれます』という感想をいただきました。きっとお一人お一人の心の中に、忘れたくない宝物のような時間があるのだと実感しました。

私は現在、オーダー水彩画として『心に残したい記憶』を絵にするお仕事をしています。いつか皆さんの心のなかにある美しい記憶を、形にするお手伝いができたら幸せです」

yukkoさんは「これからも日常のなかにある些細(ささい)で、振り返ると愛おしい日々を絵にしていきたい」とも語ってくれました。これからもたくさんのかたの宝物になるような、素敵な作品を楽しみにしています!

取材協力:水彩作家yukkoさん(@yukko_96)

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