文字で見ればすんなり理解できる言葉も、音だけで聞いていると、別の意味に勘違いしてしまうことってありませんか? 『ウィメンズパーク』には、「ずっと聞き間違えていた!」というおもしろエピソードがたくさん寄せられました。爆笑ものの回答を、早速見てみましょう!
1. テレビや音声案内で聞き間違い
テレビを見ていると、ニュースやCMなどで、くり返し同じ言葉を聞くことがありますよね。そんなふうに耳から聞いて、意味を勘違いしていたという人は多いようです。
・子どものころ、アナウンサーが「日本シリーズ第3戦の模様をお伝えします」と言うのを聞いて、「模様って何?」と思いました。水玉模様とか、花模様のことだと思ったんです。イベントに柄があるのか?と不思議でした。
・夫は「誤って池に落ちて」の「あやまって」が不思議だったそうです。子どもが「ごめんなさい」と言ってから池に落ちたの?と……。
・大人になってからもしばらく、野球用語の「右中間」を「宇宙感」だと思っていました。「なんだかわからないけど、すごいんだな〜」と思っていました。
お次はテレビではありませんが、自動の音声案内での聞き間違い。
・駅のトイレで「多機能トイレです」という音声案内を聞き、「滝のおトイレ」だと思っていました。
確かに、わかります! もう「滝のおトイレ」としか聞こえなくなってしまいそう……。
2. 子ども時代の聞き間違い
まだ言葉をあまり知らない子ども時代は、特に聞き間違いが多いもの。大人になった今、思い出してみると、なんだかほほ笑ましい気持ちになります。そんな投稿を一挙にご紹介。
・絵本で「舞踏会」という言葉を聞いて「ぶどう会」だと思い込み、おいしくぶどうを食べたり、ぶどうジュースを飲んだりする会なんだろうなと思っていました。
・母が電話で「さようでございますか」とよく言っていたのですが、幼い私には「サイでございますか」と聞こえていました。動物のサイを思い浮かべて、どういう意味なのかいつも不思議でした。
・自宅に来る業者さんが大人と話していたとき「恐縮です」とよく言っていたので、「キョウシュク」という品物を売っているのかと思っていました。
・同じく、業者さんが家に入ってくるとき「お世話さまです」と言うので、家に来る人たちはみんな「オセワサマ」という名字なんだと思っていました。
・近所の電気屋さんがよく家に来てくれていたのですが、おじちゃんが「え〜、お勉強しまして……」と言うたびに、妹と「算数かな? 国語かな?」と話していました。大人になっても、勉強しないと家電品を売ることはできないんだなあと勝手に思っていました。
・小学生のとき、学校で将来の夢を書く機会がありました。腕を骨折中だった友だちに、代わりに書いてと頼まれた職業が「やくざいし」。えっ、ヤクザ? 当時の私は「薬剤師」を知らなくて、頭の中をヤクザがぐるぐる。結局、自分では書けなくて、先生に頼んだような記憶があります。
3. わが子の聞き間違い
最後に、自分ではなく子どもの聞き間違いをご紹介します。子どもが勘違いしたまま会話をしていると、いつまでたってもかみ合わなさそうですね(笑)。
・うちの息子は「加齢臭」をずっと「カレー臭」だと思っていたそうです。
・娘は小さいころ、トリノオリンピックを見ながら「人間ばっかり出てくるけど鳥はどこ?」と尋ねてきました。そう、「鳥のオリンピック」だと思っていたようです。鳥が出ないと知って、ガッカリしていました(笑)。
最後は「聞き間違い」ではなく「見間違い」ですが、とっても可愛らしい間違いです。
・娘が2歳のころ、「小鳥屋さんに行きたい」と何度も言っていました。小鳥屋もペットショップも、家の近くにはないけど……と思っていたある日、娘が「あ、ことり屋さん」と指さした店はニトリ。「二」がひらがなの「こ」に見えたようで、お店の中には色とりどりのオウムやインコがいると思ってたみたい。
4. まとめ
聞き間違いエピソード、意外とたくさんありましたね! それだけ、日本語に同音異義語が多いということかもしれません。ちなみに私は、「ルパン三世」のテーマ曲の歌い出しを「ルパンルパーン!」だと大人になっても思い込んでいました。皆さんにも、面白い聞き間違いエピソード、ありますか?
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。