【同居ママの時短】義母と良好な関係をキープ!要点はズバリ2つ

2023/09/10

ママのモヤっとを「時短」!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

自ら提案して84歳の義母と同居をスタートさせて早10カ月。試行錯誤の日々ですが、いい関係をキープすることができています。

そこで今回は私が義母との関係をよくするうえで重要だと感じた2つのポイントを紹介します。

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食事をおろそかにしないこと

量は食べられないので品数は多めで「当たり」を探してます

「結婚したいなら胃袋をつかむといい」と言われていましたが、これは義母との暮らしにもすごく重要なことだと感じています。

ただ、「食事をおろそかにしない」と言っても手抜きをしないという意味ではありません。義母が食べたいものをなるべく出すように努めるという意味で、外食でも中食でもいいし、義母の好物が菓子パンなら菓子パンでもいいのです。

胃袋をつかめば義母と仲良くなれる

お寿司やお惣菜も気にせず買います

あくまで私の義母の例ですが、腰が悪くなった義母は、以前のように好きなときに外出をすることができません。そんな毎日の楽しみと言えるのが「食事」。なので、食事がおいしければ機嫌上々、おいしくなければ気分も下がってしまうのです。

同居した当初は、義母に対して、なるべく薄味でバランスよく健康的なものをと考えていました。

しかし、84歳の義母からするともはや「長生きはしたくない」という気持ちすらあるので、そんなことよりも「おいしいと感じられるものが食べたい」という気持ちのほうが強いということに気づきました。

ときには栄養バランスよりもご機嫌優先

旬の果物はたいてい喜ばれます

そのため、元気がないなと感じるときは栄養はいったん後から補うこととして、好きなものを食べることを優先。食後のデザートに旬の果物をつけるだけでも「1人住まいだと食べきれなくて買えなかったからうれしい」と喜ばれます。

意外なメニューで言うとケンタッキーの「和風チキンカツサンド」やマルゲリータピザなども義母に好評で「若い人と住んでないとこんなもの食べられないから」と喜んでくれ、こういう点でも同居してよかったと感じてもらえているようです。

同居というと「ちゃんとしたものを出さなきゃ」という意識になりがちですが、私たちと同じように義母もたまにはジャンクフードが食べたい気分になるときもあるし、あまり食べたくないときもあります。

また、義母と嫁という関係性の場合、お互いに意見を言いづらいこともあるので感覚をつかむまでに時間を要しますが、胃袋さえつかめば信頼度は確実に上がりますから「おいしいは正義」です。

「義母ファースト」でTODOを片づける

私が「義母ファースト」な理由

物忘れ対策にメモを必ず渡します

義母からの頼みごとに対しては、基本すぐに対応することを心がけています。また、すぐに対応できない場合もいつ回答するかはすぐに答えるようにしています。

私たち子育て世代、働き世代と比較すると、高齢なってからは時間がたくさんあるはずなのに何故対応を急ぐ必要があるの?と思いましたか?

私も同居した当初、義母からの頼みごとで急ぎではなさそうだと思ったものは後回しにしてました。が、結果として「まだかまだか」と督促されてしまい、私のモヤっとは増えるばかりでした。

モヤっとした気持ちが増えると、ほかのやるべきことにも集中できなかったり、義母と接することが億劫になったりいいことがないので、義母からの頼みごとは先にすませたほうがいいと気づいたのです。

義母には義母の視点がある

確かに私たちと高齢者を比べれば、時間はたくさんあるはずですが、その一方で「やるべきこと」や「できること」は減るので時間を持て余しがちです。結果、考える時間はたくさんあるので、今気になっていることはとにかく気になるという心理になるようです。

息子である夫は「そんなこと急ぐ必要ないだろ」と義母に怒っているときがありますが、合理的にどうだと説明したところで義母の気持ちは変わらないばかりか、「結局若い人には高齢者の気持ちはわからない」と心を閉ざしてしまい関係が悪化するだけなので逆効果。

そもそも認知症の初期には物忘れが増えるだけではなく、判断能力も落ちますし、怒りっぽくなったり不安になりやすかったりしますから、これも年齢的に仕方のないことなのだと捉えたほうがよさそうです。

私たちには小さなことでも、義母にとっては重要なこと。そう考えて、義母からの頼みごとの中身については、私の価値観を入れずにすぐに対応する。そうしたら、義母からの信頼も高まりましたし、私自身もモヤっとすることが減りました。

義母対応が上手になるメリットがありすぎる

義母に気をつかっていると捉えられるかもしれませんが、私の意識のなかではまず最初に「私自身」に気をつかった結果、このスタイルをとっています。

義母に言われてから動くと義母が主体になりますが、私が先に動けば私主体。主体的に動くことさえできれば、モヤっとすることも時間もコントロールが可能だからです。

また自分たちだけで暮らしていたときよりもを食事に関しては気をつかいますが、子どもも自分も健康的でいられるのでネガティブには捉えていません。これは子どもができたときにも感じたことですが、元々ズボラでぐーたらタイプの私としては、自分1人ならダラダラすごしてしまうところ、子どもや義母の存在によって律してもらっていて、多少なりともまともな生活が送れていると感じます。

義母が味方になってくれると、さまざまな場面で協力してくれますし、仕事に活かせる対人スキルやストレスを上手に受け流すスルースキルも身につきます。同居というとネガティブイメージも強いですが、捉え方次第な要素も多いので日々よい点に目を向けることを意識して、義母とうまくつき合っていきたいですね。

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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