【初心者さん向け】編み物に必要な道具や基本の編み方を紹介!

【初心者さん向け】編み物に必要な道具や基本の編み方を紹介!

2024/08/06

「編み物に興味はあるけれど、最初に何を揃えればいいのかな」
「編み棒の種類がいろいろあるけど、初心者にはどれがいいんだろう」

編み物が気になるものの、一歩踏み出すのを迷っている方も多いはず。どんな時でも、初めてのことには不安がつきものです。

そこでこの記事では、初心者が安心して編み物を始めるために必要な道具や基本の編み方について詳しく解説します。

鍵編み、棒針編み、アフガン編みの特徴と必要なもの、編み方を丁寧にご紹介しますので、編み物初心者でもスムーズに進めることができますよ。

ぜひ記事を読みながら一緒に挑戦してみてくださいね!

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【初心者向け】編み物に必要な道具

まずは編み物に必要な基本的な道具を揃えましょう。
とはいえ、どんな道具が必要なのか、たくさんある道具の中から何を選べばいいのかがわからずに困っている方も多いかもしれません。

以下では、初心者さんが最初に揃えておきたい編み物の道具をご紹介します。
必要なもの、気になるものはどんどんチェックしてくださいね。

毛糸

編み物を始める際に最も大切なのが毛糸です。

さまざまな太さの毛糸がありますが、初心者さんには太すぎず細すぎない「中細」や「並太」と呼ばれる毛糸がおすすめです。

細い糸やモヘアの糸は切れやすい、絡まりやすい、網目が見えにくいなど扱いが難しいため、最初は避けた方が無難でしょう。

色や質感が豊富なのも毛糸の魅力ですが、主流の素材はウールやアクリルです。アクリル毛糸は柔らかくて手触りが良く、ウール毛糸は暖かくてしっかりしています。

初心者におすすめなのはアクリルやウール、コットンの毛糸。アクリルは糸が切れにくく、特に扱いやすい素材です。コットン毛糸も滑らかで絡まりにくく、手触りが良いので編みやすいですよ。

ハマナカの『ホビーメイク』5玉セット(メーカー参考価格825円)は、汎用性の高いアクリル毛糸。
ふっくらとした質感と扱いやすさで、初めての編み物に最適です。

出典:Amazon

最初は少量ずつ購入して、自分に合った毛糸や色、質感を試してみるのが良いでしょう。

気に入った毛糸が見つかったら、同じロット番号のものをまとめて購入するのがおすすめ。色ムラがなくなり、仕上がりが美しくなりますよ。

大きな作品を作る場合や一定の色を使いたい場合は、まとめ買いを検討するのが良いでしょう。

編み針

編み物をする上で欠かせないのが「編み針」。

編み針には、棒針とかぎ針の2種類があります。棒針は一般的な編み物に使われ、かぎ針は細かい模様編みに適しています。

編み針には「号数」があり、太さを表します。号数が大きいほど針は太くなり、小さいほど細くなるのが特徴です。
初心者におすすめなのは、編みやすい6号から10号程度の針。本などの編み図を参考に作る時は、記載のある号数の編み針を使ってくださいね。

素材は木製、金属製、プラスチック製などがあり、木製は手に馴染みやすく、金属製は滑りが良く、プラスチック製は軽くて扱いやすいです。

自分に合った素材とサイズの編み針を選ぶと、編み物がよりスムーズに進められますよ。

初心者からベテランまで多くの人に愛される、クロバーの編み針『匠』(メーカー参考価格969円)。
しっくりと手に馴染み、スムーズな編み心地が特徴です。

出典:Amazon

クロバーのかぎ針(メーカー参考価格550円)。
両かぎタイプで、1本あれば7/0号と8/0号サイズが編めます。

出典:Amazon

あると便利なアイテム

編み物には他にも便利な道具がいくつかあります。

まず、毛糸を切るためのはさみには小さくて刃先が鋭いものがおすすめです。メジャーは編む際に必要な長さを測るのに役立ちます。目数リングやマーカーは編み始めや特定の位置をわかりやすくするために重宝するアイテムです。

これらの道具を揃えることで、編み物がよりスムーズに進められるようになりますよ。はじめからいろいろ揃える必要はありませんが、慣れてきたら少しずつ買い足していくと便利です。

クロバー『目数段数リングセット』(メーカー参考価格605円)

編み物をしているとよくあるのが、目数や段数を数えるシーン。数え間違いを防いでくれるのがこちらのリングです。ワンタッチでつけ外しできるのもうれしいポイントです。

出典:Amazon

クロバー『とじ針』 No.15~20 (メーカー参考価格374円)

編み目を閉じたり、編み目と編み目をつなげるときに活躍するのがとじ針です。主に編み物の最後に使います。

出典:Amazon

【初心者向け】鍵編みとは?

鍵編みは一本のかぎ針を使って編む方法で、シンプルなステッチから複雑な模様まで幅広く楽しめるのが魅力です。編み物初心者でも比較的簡単に始められることから人気があります。

基本のシンプルな編み方を使えば、短時間で作品を完成させられるのもうれしいところです。

ここでは、鍵編みに必要な道具や基本の編み方について詳しく解説します。

必要な道具

鍵編みを始めるためには、以下の道具を揃えると良いでしょう。

かぎ針

出典:Amazon

鍵編み専用の針で、太さや素材(木製、金属製、プラスチック製)があります。
初心者には中程度の太さ(5mm前後)のものがおすすめです。

クロバーのカギ針「アミュレ」セット(メーカー参考価格5,280円)のように、グリップ付きのタイプは持ちやすくすべりにくいため、初めての方でも安心して使えますよ。

毛糸

出典:Amazon

鍵編みに使いやすい中程度の太さの毛糸を選びましょう。アクリルやコットン素材が扱いやすく、鍵編みをこれから始める方にもおすすめです。

ミレイズコットンヤーン 並太(メーカー参考価格2,390円)はやわらかくて編みやすいと初心者にも人気の高い毛糸です。

とじ針

出典:Amazon

編み終わった後に糸端を処理するための針です。先が丸く、毛糸を通しやすい大きな穴があります。あると便利なので、最初に揃えておくと作業がスムーズですよ。

太めの糸にはクロバーの『ニューカラー とじ針セット』(メーカー参考価格418円)がおすすめです。

目数マーカー

出典:Amazon

編み目の位置を示すために使う小さなリングやクリップです。増減目や模様編みの位置をマークするのに便利です。

YANYULI の『段数マーカー』(メーカー参考価格786円)はカラフルで見やすく、編み目の小さい鍵編みに最適です。

鍵編みキット

鍵編みに必要なものが一度に揃えられるキットの購入もおすすめです。
最初はキットから始めて、慣れてきたら少しずつ買い替えていくのも良いかもしれませんね。

●Dennty 51点かぎ針セット(メーカー参考価格:2,199円)

出典:Amazon



●LIKENNY かぎ針 編み針 12本レース針 45点セット(メーカー参考価格2,024円)

出典:Amazon



●Inscraft かぎ針 編み針 73点セット (メーカー参考価格2,299円)

出典:Amazon

基本的な編み方

鍵編みの基本的な編み方にはいくつかの方法があります。

まずは鎖編み(くさりあみ)。これはすべての鍵編みの基礎となるもので、鎖状の編み地を作ります。

次に細編み(こまあみ)。これはしっかりとした編み地を作る方法で、小物作りに最適です。

中長編み(なかながあみ)は細編みよりも少し高さがあり、柔らかな編み地が特徴です。

最後に長編み(ながあみ)。これはさらに高さのある編み目を作り、服やショールなど大きな作品に適しています。

これらの基本の編み方をマスターすれば、さまざまな作品を編むことができますよ。

【初心者向け】棒針編みとは?

棒針編みは、2本の針を使って編む方法で、編み地が柔らかく伸縮性があるのが特徴です。

棒針編みで作るのが多いのは、セーターやマフラーなどの大物作品。そのため、編み物といえば真っ先に針を2本使った棒針編みを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

一方で、鍵編みと異なり針を2本使うことでハードルが高いと感じる初心者さんも多いはず。

以下では、棒針編みに必要な基本的な道具、そして基本の編み方について詳しく解説します。

不安なく始めるために、ひとつずつチェックしていきましょう。

必要な道具

棒針編みを始めるためには、以下の道具を揃えると良いでしょう。

棒針

一般的には木製、金属製、プラスチック製のものがあり、初心者には軽くて扱いやすい木製の6号から10号の針がおすすめです。
本などのレシピを参考にする際は、記載の号数の針を使用してくださいね。


●クロバー 匠 棒針セット(メーカー参考価格22,000円)
棒針は単品でも購入できますが、セットで揃えるのもおすすめです。

出典:Amazon

毛糸

中程度の太さの毛糸が扱いやすいです。初めて棒針編みにチャレンジする方には、扱いやすいウールやアクリル素材が最適です。


●DARUMA メランジスラブ 超極太 Col.2 ベージュ(メーカー参考価格594円)

出典:Amazon

棒針キャップ

棒針キャップは、編み途中の編み目が針から外れないようにするためのキャップです。

特に大物を作るときには、編み物を一時中断するのはよくあること。そんなとき、キャップを付けることで編み目がほつれるのを防ぎ、編み地を安全に保てます。


●クロバー 棒針キャップ ツイン 6個入(メーカー参考価格605円)

出典:Amazon

ほつれ止め

ほつれ止めは、編み終わった糸端を固定して編み目がほつれるのを防ぐための道具です。仕上げにほつれ止めを使うことで、作品がよりきれいに仕上がりますよ。


●クロバー ジャンボ ほつれ止め(メーカー参考価格825円)

出典:Amazon

基本的な編み方

棒針編みには、いくつかの基本的な編み方があります。

最も基本的なのは表編み(メリヤス編み)と裏編みです。表編みは針を前から後ろに通し、糸を引き出して編み目を作ります。裏編みは針を後ろから前に通し、同様に糸を引き出します。

これらを交互に編むことで、メリヤス編みやガーター編みなどの基本的な編み地ができます。
また、増し目や減らし目を覚えることで、形に変化をつけられます。

初心者さんは、まずはこの二つの編み方をマスターしたいところですね。

「フランス式」と「アメリカ式」の編み方も

棒針編みには、「フランス式」と「アメリカ式」の二つの編み方があります。

フランス式は糸を左手にかけて編む方法で、糸の動きが少なく効率的に編むことができます。主にヨーロッパで広く使われている方法です。

アメリカ式は糸を右手にかけて編む方法で、糸を右手で巻き付ける動作が特徴です。こちらはアメリカやイギリスで主に使われています。

力加減の関係で、糸を右手にかけるアメリカ式の方がきつめの編み目に仕上がる傾向です。逆にふんわりと仕上げたい場合はフランス式が良いでしょう。

まずはやりやすい方から始めて、ゆくゆくは両方のやり方で編めるようになりたいですね。

【初心者向け】アフガン編みとは?

アフガン編みは、棒針編みと鍵編みの特徴を組み合わせた独特の編み方で、大きな作品や模様編みに適しています。

アフガン針という先端がかぎ針のようになっている棒針を使用し、針に多くの目を掛けて編むため、厚みのあるしっかりとした編み地が作れるのが特徴です。

初めて聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、基本を押さえれば初心者さんでも楽しむことができますよ。

以下ではアフガン編みに必要な道具と基本の編み方をご紹介します。

必要な道具

アフガン編みを始めるために必要なアイテムは以下の通りです。

アフガン針

アフガン編み専用の長い針で、片方が鍵針の形状をしています。または「ダブルフック」と呼ばれる両端が鍵針のようになっている針もあります。

長さや太さは様々ですが、初心者には中程度の太さの針がおすすめです。

ちなみに、アフガン針の号数は棒針と同じ規格になっています。


●ハマナカ アミアミ 玉付アフガン針 25cm 10号(メーカー参考価格550円)

出典:Amazon


●クロバー [匠] アフガン針セット(メーカー参考価格6,270円)

出典:Amazon

段数マーカー

ロック式の段数マーカーは、編み目から外れにくいのが特徴です。


●クロバー 段数マーカー(メーカー参考価格605円)

出典:Amazon

基本的な編み方

アフガン編みは鍵編みと棒針編みの技法を組み合わせた編み方です。

まず鎖編みを編んだら、次に鎖編みの裏山から目を拾い、針に掛けます。これを鎖編みの最後まで繰り返し、その後は針に掛かっている目を一つずつ引き抜きます。

2段目以降は前段の目を拾いながら同様に編み進めます。

アフガン編みは厚みのあるしっかりとした編み地が特徴。基本をマスターすれば、模様編みや大きな作品にも挑戦できますよ。

編み物初心者におすすめの作品5選

鍵編みでモチーフ作り

手作りのかぎ針編みのおばあちゃんの正方形が背景です。背景テクスチャの画像やイラスト用
SDiStock/gettyimages

鍵編みではさまざまなモチーフが作れます。

作ったモチーフは単品でコースターなどの敷物にしたり、太めのアクリル毛糸で編めばアクリルたわしとしてキッチンでも大活躍。

モチーフを組み合わせてひざ掛けやバッグなどの大物作品にするのもおすすめです。

キーホルダーやストラップにしても

白と茶色の背景に手作りのカラフルかぎ針編みのシャムロックキーホルダー、カラフルかぎ針編みのシャムロック、ラッキーチャーム
Lourdes Angel Hernandez /gettyimages

鍵編みで小さなマスコットを作れば、オリジナリティあふれるキーホルダーのできあがり。ハンドメイドのあたたかみを感じられる小物は、ちょっとしたプレゼントにも良さそうですね。

好みの素材で作ったバッグはコーデのアクセントに

編み物初心者におすすめの作品
Sever ALTIN/gettyimages

寒い季節のコーデにぴったりな、ニット小物も作れます。糸の色や素材、パーツ選びにこだわれば、好みのデザインに仕上がるのも良いところ。

毎日使える靴下は愛着もひとしお

紫色の糸から作られた靴下。かぎ針編みが好きな人に人気のクラフトです。
Bunphot/gettyimages

大物は緊張するという方は、靴下を編んでみるのがおすすめです。靴下は、糸の素材や色で雰囲気がガラッと変わるのが面白いところ。

お気に入りの一足を手編みしてみませんか?

やっぱり憧れ!オリジナルのマフラー

ニットのスカーフで温められた熱いお茶のカップは、冬の窓に対して窓辺にあります
Tatiana Dvoretskaya/gettyimages

編み物をはじめたら、やっぱり目指したいのはマフラーやセーターといった大物アイテムですよね。

「初心者だから無理!」と決めつけず、練習を重ねればマフラーを編むのも夢ではありません。

世界にひとつだけ、オリジナルのマフラーを目指してコツコツ経験を積み重ねていきましょう!

まとめ

今回は、鍵編みと棒針編み、アフガン編みの基本についてご紹介しました。

編み方ごとに独自の良さがあるのが編み物の奥深いところ。一見難しそうに見えますが、基本をおさえれば編み物初心者でも手軽に始められますよ。

鍵編みはシンプルなステッチで短時間で作品が完成し、棒針編みは柔らかく伸縮性のある編み地が楽しめます。アフガン編みは厚みのあるしっかりした編み地が特徴です。

始めたら止まらなくなってしまうのが編み物の魅力。コンパクトな道具で、すきま時間にちょっとずつ進められるのも良いところです。

新しい趣味として、ぜひ挑戦してみてくださいね!

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