7月28日(日)、東京都渋谷区で夏休み食育体験イベント「子ども和食セッション」が開催されました。「和食」について、見て・触って・食べて・楽しく学ぶ食育体験イベントとして、食品関係のメーカーや団体がブースを出展。J-オイルミルズも今年初めて参加し、多くの親子でにぎわいました。
“あぶら”について正しく学び、その美味しさに迫る「植物油を知って楽しもう!」
「子ども和食セッション」は、東京渋谷区にある「服部栄養専門学校」で開催されました(一般社団法人和食文化国民会議と学校法人服部学園 服部栄養専門学校の共催)。
「和食」に触れる機会を提供し、興味・関心を高めていただくことを目的として、食品メーカーなど12団体がブースを出展。「おちゃ」「おみそ」「こんぶ」「しお」など、食材テーマに合わせて出前授業や体験プログラムを行い、小学校4・5・6年生の親子84組172名が参加しました。
オリーブオイルやキャノーラ油など植物油を製造するJ-オイルミルズは、「あぶら」をテーマに初出展。ブース内には「植物油を知って楽しもう!」として、製造工程をパネルや動画で紹介。なかでも人気を博したのは「オイルおにぎり」体験学習でした。
講師の方が「あぶら」について
「あぶらは『脂質』ともいい、高カロリー、太るなどのあまり良いイメージを持たれないかもしれませんが、脂質は三大栄養素のひとつであり、身体に大切なものです」
と説明すると、みんな興味津々。和食にあぶら?と、思われるかもしれませんが、「植物性の油」は、おにぎりと相性が良いのだそう。
「今回はオリーブオイル、ごま油、香辣油(シャンラーユ)をご用意しました。おにぎりに加えるとつやが出る、素材を引き立てる、香りを愉しめるなど、美味しさが増す利点があります」
として、机の上には塩こんぶをまぜたごはんとオリーブオイル、ごま油、香辣油(シャンラーユ)が用意され、それぞれを手順に従っておにぎり作りがスタート。
まずはシンプルに塩こんぶのおにぎりを味わい、2番目にオリーブオイルのおにぎり、3番目にごま油のおにぎり、4番目に香辣油(シャンラーユ)のおにぎりを味わいます。
植物性オイルで味変おにぎり。「どれもおいしい!」
塩こんぶおにぎりがオイルでまったく違う味わいに変化し、みんな目を丸くします。
最後に講師が「一番、美味しいと思ったおにぎりはどれですか?」と、挙手してもらうと、オリーブオイル、ごま油、香辣油(シャンラーユ)と、ほぼ均等に手があがりました。植物油がもたらすおにぎりの新境地を実感した様子です。
お父さんと参加した、いくと君は
「ごま油が香ばしい感じがして、一番おいしかったです」と、話してくれました。
「オイルおにぎり」体験プログラムは全8回の予定でしたが、好評だったため急遽1回追加。約40組の親子が楽しく参加しました。
1日かけて全ブースを制覇する親子も!
予約制の講演では、服部栄養専門学校の服部幸應校長による「食育 親子で楽しく料理を作ろう」、日本料理主席教授の西澤辰男先生による「簡単なだしの取り方・レシピ」などがあり、多くの親子が興味津々に聴き入っていました。
当日は35度越えの猛暑日でしたが、エアコンの効いた館内は快適そのもの。イベントは盛況のなか夕方16時に終了し、全ブースをめぐって体験プログラムに参加した親子もいたそうです。
「子ども和食セッション」は来年も開催予定とのこと。和食に触れ、興味・関心が高まるこのイベント、夏休みの自由研究にもぴったりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
提供/J-オイルミルズ