2025最新【韓国ドラマ】心を揺さぶる感動ドラマ20選!最終回では23.8%の高視聴率も。近年の名作ヒューマンドラマをオタクが厳選!

2025/04/07

非現実的な物語よりも、視聴者がどこかで共感できるような、骨太な人間ドラマが近年のトレンドとなっている韓国ドラマ。秀逸なヒューマンドラマが近年も続々誕生しています。本記事では、韓国人の心を揺さぶった近年の名作ヒューマンドラマ20選をご紹介します。涙が枯れる感動作を韓ドラオタクの筆者が厳選しましたので、ぜひチェックしてみてください!

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韓国ドラマをこよなく愛する韓国エンタメライター。WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事を執筆...

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『おつかれさま』

■あらすじ

済州島に生きる自由奔放な少女と一途(いちず)な少年。挫折と成功を繰り返し生きていくふたりの人生の物語は、世代を超えても続いていく力が愛にはあると教えてくれる。

■見どころ

韓国で愛され続けるヒューマンドラマの傑作『椿の花咲く頃』脚本家のイム・サンチュンと、『ミセン-未生-』『シグナル』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』といった数々の名作を生み出したキム・ウォンソク監督というヒューマンドラマ好きにはたまらないタッグとなった本作。

本作は、強い意志を持ったエスン(IU)と、鉄のように忍耐強く一途なグァンシク(パク・ボゴム)。ふたりの人生の軌跡と、三世代にわたる家族の歴史を、済州島の鮮やかな四季を通して描くヒューマンドラマ。全16話で1960年代から2025年までの約70年にもわたる歳月を描き出します。

誰かの子供として、誰かの親として、誰かの妻、夫として、思わず誰もが自分を重ねてしまう感動のストーリーに、毎話胸がいっぱいになり、涙が溢れてしまいます。「韓国ドラマ歴史上最高のドラマ」、「最愛の人生ドラマ」と絶賛の声が相次いでいる一作です。

『君は天国でも美しい』

■見どころ

『おつかれさま』しかり、2025年はヒューマンドラマの波がまた来ると感じているんですが、その中でも超ド級に名作の予感がするのが、4月から配信となる『君は天国でも美しい』。

国民の母キム・ヘジャ大先生が、名作『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』のキム・ソクユン監督と再びタッグを組むことに加えて、他キャストもハン・ジミン&イ・ジョンウンという『まぶしくて』チームの再来!さらに、『私の解放日誌』でオタクを爆増させた我らが沼男ソン・ソックも参加するというスペシャルキャストで、これはもう観ない選択肢はない…!

80歳の主人公イ・ヘスクは天国に行き、青年時代の姿の夫のコ・ナクジュンと再会する転生ドラマだそうで、最高の感動作誕生に、韓国で大きな期待が寄せられる一作です。

『照明店の客人たち』

■あらすじ

どこかもわからない、暗い街をさまよう人々。一部の記憶を無くした彼らがいたのは、”生と死の境目”の世界だった。 なぜ彼らはこの場所に辿り着いたのか。そして、元の世界に戻ることはできるのか——。 やがて人々は、彼らの過去、現在、未来の鍵を握る、ある路地裏の照明店へと引き寄せられていく・・・

■見どころ

百想芸術大賞をはじめとする数々の賞レースを席巻した『ムービング』。その原作者で脚本を務めたカンフル、そして制作陣が再集結した待望の最新作!

本作は、暗い路地裏の照明店を訪れるどこか変わった客人たちをめぐる、切なくも温かい人間愛を描いた感動のヒューマンミステリー。誰もが共感できる人間愛はもちろん、ちりばめられた伏線が最後に回収されていく緻密で予想不可能なストーリー展開に、沼ハマり間違いなしです。

『私の解放日誌』

■あらすじ

単調な生活にはもううんざり。代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人のきょうだいが、自由と生きがいを求めて奮闘する姿を描く。

■見どころ

「百想芸術大賞」二冠の名作『まぶしくて〜私たちの輝く時間』で卓越した演出力を披露したキム・ソクユン監督と、名作『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』の脚本家パク・ヘヨンというヒューマンドラマの名作二大巨頭の最強製作陣が集結した本作品。

出口のない人生から解放されるため、新しい道を探していく人物たちの姿が共感と感動を呼び、パク・へヨン脚本独特の胸を打つセリフの数々で、「『私のおじさん』に次ぐ"人生ドラマ"誕生」と高い評価を得ました。決して明るい雰囲気ではないですが、現代人の心の隙間にそっと寄り添ってくるようなセリフが、心に染み渡る一作です。

『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~』

■あらすじ

精神科で働き始めた心優しい看護師が、さまざまな困難にも負けず、受け持ちの患者たちの毎日を明るく照らすため全力で仕事に取り組む姿を描く。

■見どころ

本作は、ウェブ漫画を原作とし、精神科で初めて働くことになった看護師ダウンが、精神病棟の中で出会う世界と心を支える人々の話を描いたヒューマンドラマ。

まだまだ「精神病」に関する偏見が存在する社会で、精神疾患はいつどこでも誰にでも来る、予想できない病気であり、「壁にぶつかっても、いつか必ず朝が来る」という希望と慰めを与えるメッセージを届けました。心の病をリアルに描き出したと高い評価を得た、心に響く一作です。

『賢い医師生活』

出典:Amazon

■あらすじ

新たな命が生まれ、今ある命が終わりを迎える病院という場所で、患者たちとともに生きる5人の医師。そんな彼らの毎日は、どの瞬間も平凡なようでとびきり特別。

■見どころ

20年、21年と世界中を笑いと涙で包み込み、放送終了後にはロスに陥る人が続出したヒューマンドラマ『賢い医師生活』。

それぞれの患者が抱える病気や事情、そして医師たちが家族と向き合う姿が描かれた涙が止まらないエピソードばかり。ですが、涙、涙の連続ではなく、仲良し5人組“99ズ”の愛おしい日常や恋愛模様などほっこり&キュンシーンが盛りだくさんなのもポイントです。

笑って泣いてまた笑って、観終わった後はほっこり温かな気持ちになれる極上の一作です。

『もうすぐ死にます』

出典:Amazon

■あらすじ

7年間も苦しい就活の日々を送るイジェは、ついに死ぬことを選んだが… その先に思わぬものが待ち受けていた。 地獄行き間際のイジェが12回の死と生を経験することになる転生ドラマ。

■見どころ

ソ・イングクをはじめ、パク・ソダム、キム・ジフン、SUPER JUNIORのシウォン、ソンフン、イ・ジェウク、イ・ドヒョン、コ・ユンジョン、キム・ジェウクといった超豪華キャスティングで大きな話題を呼んだ本作は、自殺した主人公イジェが、12回の人生をやり直すファンタジードラマ。

次々と登場する豪華俳優達の演技を見る楽しみに加えて、アクションあり、サスペンスあり、笑いあり、号泣ありのスピーディな物語に夢中になってしまう本作。死と人生への深いメッセージが心に響きわたる、号泣必至の一作です。

『私たち、家族です~My Unfamiliar Family~』

出典:Amazon

■あらすじ

家族との間に距離を感じていたトラック運転手の父サンシク(チョン・ジニョン)が趣味の登山に朝から出かけた日、ずっと家事をこなしてきた母ジンスク(ウォン・ミギョン)は、長女のウンジュ(チュ・ジャヒョン)と次女のウニ(ハン・イェリ)、末っ子のジウ(シン・ジェハ)に“卒婚”すると爆弾発言をする。母親の決定に子供達は混乱を隠せない。 一方、出版社の仕事で冥想院を訪れたウニは、5年前にウニの彼氏が浮気していたことを知っていながらも教えてくれず絶交したチャニョク(キム・ジソク)と再会する。登山に行ったきり連絡取れないサンシクを心配した家族は行方不明届を出し、山で倒れて病院に運ばれた父に会いに行くが、そこには22歳の記憶のままの父サンシクがいて…。

■見どころ

韓国のホームドラマといえば100話を超える長編作品のイメージが強いかと思いますが、本作は『愛の不時着』など数々の名作を誕生させてきたtvNで放送されたホームドラマで、16話構成と見やすい話数。2021年の「百想芸術大賞」では、作品関連賞3部門(作品賞、演出賞、脚本賞)にノミネートされ、韓国で絶賛された名作ドラマです。

心に響くメッセージ、そして鋭く放たれる名セリフの数々、家族の本質を問う愛ある人間ドラマが大きな反響を呼んだ本作。他人のようだった家族がお互いのことを知り、時には受け入れがたい真実に直面しながらも絆を取り戻していく様は、涙なしでは観ることができません。

共感して号泣して、きっとあなたの家族に会いたくなる…温かな気持ちになれるおすすめの一作です。

『ナビレラーそれでも蝶は舞うー』

出典:PR TIMES

■あらすじ

夢を見つけた70歳の老人と才能に溢れた23歳の若者が、厳しい現実の中バレエの世界へ挑戦し、お互いを支え合う。

■見どころ

「今世紀最高の名作」とも謳われているWEB漫画を原作とし、2021年Netflixを通じて日本でも感動の涙を流す視聴者が続出した本作。老人と若者の暖かな心の交流が口コミで話題となり、韓国でも「毎話号泣していた」という視聴者が続出!“人生ドラマ(何度も何度も見たい名作ドラマ)の誕生”との声が続出したドラマです。

70歳でバレエを始めた人生の終盤を生きている老人と、夢の前で彷徨う23歳のバレリーナの成長ドラマは、夢を叶えるのに「いつ始めても遅すぎることはない」と、私たちの背中をそっと押してくれました。

『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』や『まぶしくて』以来出てきた“レジェンド作”の呼び声高い一作です。

『私たちのブルース』

■あらすじ

恋は甘く切なく、人生は楽あれば苦あり。いつもにぎやかな済州島を舞台に、この島で生きる人たちが織りなすさまざまな物語をオムニバス形式で描く。

■見どころ

本作は、『大丈夫、愛だ』『ディア・マイ・フレンズ』など数々の名作を手がけ、韓国でもっとも多くのマニアファンを保有しているとも言われる“カリスマ脚本家”ノ・ヒギョンの新作であると同時に、韓国を代表する超豪華キャストでも注目を集めた本作。

済州を背景に10代から老人まで主人公たちが、それぞれの人生の試練や悲しみに向き合っていくのですが、ぶち当たる人生の試練は、決して他人事ではなく、私たちの身近にあるものばかり。試練を克服していく過程のなかで、視聴者に日々の些細な幸せを悟らせる、巧みな脚本に感嘆してしまいます。

毎話涙が乾く暇がない感動エピソードばかりなのですが、とくに最終話はバスタオルをご用意してご覧ください…!

『ムービング』

■あらすじ

1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、超能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。 しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。 数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。 そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。

■見どころ

世界中のメディアが絶賛し、韓国でも「2023年最高のドラマ」とも謳われた本作は、韓国の有名作家であるKang Fullの同名人気ウェブ漫画の実写化ドラマ。

SFヒーロードラマと思いきや、超能力を持つ子たちを守る親の深い愛と、親子二世代の愛の物語といった、じつに韓ドラらしいヒューマンドラマが展開!とくに中盤から始まる大人パートでは、大人な恋愛ドラマにときめき、子どもへの深い愛に大号泣間違いなし!

若いころの恋愛を懐かしみキュンとしながら、家族愛に胸が熱くなる昨年の大傑作です。

『椿の花咲く頃』

■あらすじ

シングルマザーのトンベク、彼女に訪れた新たな恋の兆し。社会的な偏見と差別に負けることなく。幸せを掴むことができるのか。

■見どころ

初回6.3%ほどだった視聴率は、その面白さが口コミで広がり最終回では23.8%の高視聴率を記録!2020年の「百想芸術大賞」では、『愛の不時着』などなみいる競合を抑え、大賞を含む4冠に輝いた名作『椿の花咲く頃』。

序盤はさまざまな謎がちりばめられ、ややわかりにくいため、挫折してしまった人も多いかもしれません。ですが中盤からロマンス、コメディー、サスペンス、温かな人間ドラマまで、さまざまなジャンルが目まぐるしく展開していき、後半は序盤にまかれた伏線が回収され、大号泣のラストを迎えます。しかも、ヒューマンロマンスジャンルにも関わらず、ラストまでサスペンス部分も完璧に面白いのが凄い!

「人は誰かの奇跡になりうるのか」という一貫したメッセージを温かな感性で描いた、数々の名セリフが心を温めてくれる感動作です。

『愛だと言って』

■あらすじ

父親の不倫が発覚して、生活のすべてが悪い方に向かっていたウジュ。その後、父親が突然亡くなり、ウジュは父の愛人に家を追い出される羽目になる。人生を狂わされたウジュは復讐を企むが、その過程でドンジンと出会って恋に落ちることになる。しかしドンジンはなんと父親の愛人の息子だったことを知る...。

■見どころ

本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたイ・ソンギョン演じるヒロイン・ウジュが、再婚相手への復讐をきっかけに出会った男性と思わぬ恋に落ちていくヒューマンロマンス。

王道の復讐劇かと思いきや、出会うべきではなかった傷だらけの男女の複雑な恋愛模様を丁寧に描いている本作。不幸から抜け出し幸せへ向かって懸命に生きる主人公たちの姿に、グッと胸を打たれて、心温まること間違いなし!

王道のロマンスや、ドロドロの復讐劇はお腹いっぱい!という韓ドラマニアさんにもおすすめしたい一作です。

『ストーブリーグ』

出典:PR TIMES

■あらすじ

万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。 早速チームの改革に乗り出したスンスはスター選手をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発するが、チームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめる。しかし、新たなる問題が発生。親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、赤字続きのチームを解散させようと企んでいて…。

■見どころ

「人生は9回裏ツーアウトから」という本作のプロットどおり、初回5.5%ほどだった視聴率は見る見るうちに上昇し、最終話では19.1%を記録!「スポーツドラマはヒットしない」 という韓国ドラマ界の定説を覆し、「百想芸術大賞」では、『愛の不時着』などなみいる強豪を抑え、TVドラマ部門作品賞を受賞しました。日本でもリメイクが決定し、再度注目が集まっています。

本作はプレイ中心の「野球ドラマ」ではありません。運営チーム、分析チームといった“裏方スタッフ”たちの奮闘を描いた「組織改革物語」なのです。経費の削減、上層部からの圧など、組織で働く人なら思わず共感してしまう“あるある”が詰まった作品です。数々の名台詞と余韻の残るエンディングで、記憶に残り続ける傑作ヒューマンドラマです。

『パンドラの世界 ~産後ケアセンター~』

出典:Amazon

■あらすじ

ヒョンジン(オム・ジウォン)は韓国を代表するドラッグストアの大手企業「オリブリー」に勤めるキャリアウーマン。最年少 女性常務に昇進が決まるが、なんとその日に妊娠が発覚。臨月まで働き続けたヒョンジンは生死の境をさまよいながらも無事に男の子を出産し、母子のケアをしてくれるセレニティ産後ケアセンターに入ることに。 だが、仕事一筋で突っ走ってきたヒョンジンにとって、そこはまるで別世界だった…。

■見どころ

本作は、新米ママが出産後、体調管理のために利用する韓国独自の療養施設“産後ケアセンター”で繰り広げるヒューマン・コメディ。

出産と育児のために孤軍奮闘するママたちの姿をリアルに描き出した本作。序盤からコミカルかつリアルな描写に爆笑してしまう一方で、深すぎる「母の愛」と、その愛ゆえに次第に変化していく女性たちの姿に涙が止まりません。
韓国でも「涙を流しながら笑った」との声が続出!爆笑して、共感して、大号泣してしまう、隠れた名作です。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

■あらすじ

一流法律事務所で働き始めた新米弁護士のウ・ヨンウ。自閉スペクトラム症を抱えて生きる女性として、法廷で、そして私生活で、さまざまな壁に果敢に挑む。

■見どころ

本作は、天才的な頭脳と自閉スペクトラム障害を同時に持ったウ・ヨンウが、大手の法律事務所・ハンバダへ入所し、さまざまな事件に直面して成長していく物語。同時に、ウ・ヨンウと意識的に考えなかった“障害への偏見”を克服する旅をともにしながら、自然と社会の不便さに気づかされ、ハッとさせられる一作です。さらに法廷ドラマの合間に絶妙に混じってくる、カン・テオ演じるジュノとの鬼キュンロマンスも必見です!

ENAというマイナーチャンネルにもかかわらず、初回0.9%で出発した視聴率は、愉快な笑いと共感いっぱいの温かいストーリーで、7話では11.7%と爆上がり!最終話では17.5 %を記録し、2022年世界中を熱狂させて感動させたヒット作です。「百想芸術大賞」では、パク・ウンビンがテレビ部門の最高賞である「大賞」を受賞しました。

『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』

出典:Amazon

■あらすじ

幼い頃、砂浜で時間を巻き戻せる腕時計を拾ったヘジャ。だが、その時計で時間を戻すと人より早く成長してしまうことに気づき、時計を封印する。やがて25歳になったヘジャは、夢を追いつつも厳しい日々を送っていた。そんなある日、記者志望のジュナと出会う。

■見どころ

近年放送ドラマの中では、韓国で圧倒的に「名作ドラマ」の声が多い本作。『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』や『ミスター・サンシャイン』といった名作が並んだ「百想芸術大賞」で、大賞(キム・へジャ)を含む二冠を達成した一作です。

韓ドラによくある“タイムトラベルファンタジー”かと思われがちですが、全く先が見えないストーリーにあっという間に引き込まれ、予想もつかない展開のその先にある、“キム・へジャ”が伝える深いメッセージに涙が止まらないはず…。ネタバレは厳禁なので、一気に最後まで駆け抜けることをおすすめします。

『二十五、二十一』で輝きを放ったナム・ジュヒョクが、暗い人生を背負った青年を好演しているのにも注目です。

『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』

出典:Amazon

■あらすじ

建設会社で働くドンフン。契約社員のイ・ジアンは、ドンフンの妻・ユニと不倫関係にある社長、ト・ジュニョンからお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。そうとは知らないドンフンは、孤独な人生を歩んできたジアンを少しずつ助けるようになる。

■見どころ

主人公の“おじさん”ドンフンに仕掛けられた盗聴器により、徐々に明らかになる人生の暗い面…。序盤が暗すぎて、挫折してしまった…という人も少なくないのではないでしょうか。ですが後半は一転、後半は人と人の縁や優しさ、幸せについて考えさせられ、じんわり暖かい涙が流れるはず…!「思い出すだけで胸が熱くなる」との声もある、私たちの慰めになるような宝物のような一作です。

「百想芸術大賞」では並み居る強豪を抑え作品賞を受賞。ドラマファンの中では近年圧倒的に「人生ドラマ」、「名作ドラマ」との声が多く、「何度観ても泣いてしまう…」との声もあるレジェンド号泣作です。

『ジョンニョン:スター誕生』

■あらすじ

1956年、韓国の港町で慎ましくも平凡な生活を送っていたジョンニョン。天性の美声と表現力を持つジョンニョンは、ある日町を訪れた人気劇団のスター団員に見出され、初めて女性だけが役を演じる女性国劇を鑑賞し、その幻想的な世界とオーラに心を奪われる。 そして女性国劇のスターになることを夢見て上京し、劇団に研修生として入団するが、その道は辛く険しいものだった。劇団で出会った仲間たちとともにジョンニョンは、スターへの道を懸命に駆け上がっていく。

■見どころ

本作は、1950年代を舞台に、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。

キム・テリをはじめとする俳優陣の努力がひしひしと伝わる美しい歌声とど迫力の熱演に、圧倒されてしまいます。女性国劇というとっつきにくいジャンルではありますが、韓ドラ史に残ると言っても過言ではない名場面の連続で、観て絶対に後悔しないはず。

「観るべき大作がきた」と大好評を得て、韓国テレビ放送では1話4.8%で出発した視聴率が4話では12.7%に爆上がりし、10話では14.1%まで上昇するなど、大きな話題となった感動の一作です。

『18アゲイン』

出典:PR TIMES

■あらすじ

プロのバスケットボール選手を夢見ていたホン・デヨンは、彼女であるチョン・ダジョンが妊娠したため、夢を諦め彼女と子供を守ることを選ぶ。だが18年後、デヨンはダジョンから離婚を求められていた。そんななか、デヨンは突然18年前の姿に戻ってしまい…。

■見どころ

2009年にアメリカで公開されたコメディ映画『セブンティーン・アゲイン』が原作となっている本作。号泣ドラマとして知られる『ゴー・バック夫婦』で演出力を認められたハ・ビョンフンが演出を手がけた号泣必至の「夫婦再生物語」です。

離婚間近の夫が18歳の姿に戻って現在を生きることで、若かりし頃の誤解に気づいたり、家族の大切さに気づいていく物語。今この巻き戻せない大切な瞬間、そばにいる人々とかけがえない日常を幸せに過ごすことがいかに大事なことなのか痛感させられる一作です。筆者も毎話号泣していた作品で、今もOSTを聴くとウルっとしてしまう、感動のヒューマンラブストーリーです。

 
 

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