【韓ドラ】ロウン主演『この恋は不可抗力』

【韓ドラ】ロウン主演『この恋は不可抗力』呪われたイケメン弁護士&呪いを解く鍵を握る熱血公務員が織りなすファンタジーラブコメディ!

2024/12/06

アイドルグループSF9出身で、『偶然見つけたハル』で俳優としてブレイクしたロウン。以降『先輩、その口紅塗らないで』や『恋慕』などで、世界中の女性たちをときめかせてきました。

そんな彼が先祖代々伝わる「呪い」に苦しめられるイケメン弁護士を演じたのが『この恋は不可抗力』。『九尾狐伝』や『軍検事ドーベルマン』などで知られる人気女優チョ・ボアとのケミストリーも話題になりました。

それでは、本作のあらすじや見どころについて、韓ドラライターのJUMIJUMIさんに徹底解説してもらいましょう!

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韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極...

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あらすじ:呪いを解く鍵は謎の木箱。それを開けられる持ち主とは⁉︎

弁護士として活躍するチャン・シンユ(ロウン)は裕福な家庭に育ち、容姿端麗で頭脳明晰。
何ひとつ不自由がないように見える彼ですが、実は先祖代々伝わる「呪い」にかけられています。日常的に血塗れの女性の手が体を這う幻覚に襲われ、治療法のない遺伝病も悪化していました。

ある日、オンジュ山の廃墟となった祠(ほこら)で人が亡くなる事故が発生。
オンジュ市庁職員のイ・ホンジョ(チョ・ボア)は祠を撤去するため、土地の所有者であるシンユを探し出しますが、シンユは撤去を断固拒否。2人はお互い最悪な印象に…。

しかし以前その祠に住んでいた巫女のおばあさんが許可し、祠は撤去されることに。そしておばあさんは「呪いを終わらせる木箱の持ち主が現れた…」とシンユに告げます。
祠の跡地から木箱を見つけ出したシンユは、持ち主とされるホンジョに接近するため市庁専属の弁護士に転職。ホンジョに木箱を開けさせ、呪いを解いてもらおうとするのですが…。

『この恋は不可抗力』見どころは?

見どころ1:呪いを解くどころか、新たな呪術にかかてしまったシンユのギャップが最高!

木箱に入っていたのは、300年前に巫女が書いた呪術書。「白玉美人術」「身病治癒術」「財を得るための術」など、さまざまな呪術が書かれていました。
市長の補佐官クォン・ジェギョン(ハジュン)に片想いしているホンジョは、試しに「愛情成事術」を実践。呪術で作り出した「愛の水」をジェギョンに飲ませるはずが、手違いでシンユが飲んでしまい、さあ大変!

頭では嫌なのに、体が勝手にホンジョに惹かれていくシンユ。ホンジョに対するちょっと冷たい態度や冷静沈着な口調はそのままなのに、口から出る言葉の甘さといったら…。
これまでにない「新感覚なギャップ萌え」と言えると思います。
そんなシンユに追い回されるホンジョ。2人のテンポの良い掛け合いも最高ですよ!

愛情成事術を解く方法はあるのでしょうか?それとも本物の愛に変わっていくのでしょうか…?

見どころ2:絡み合う愛の四角関係。さらにホンジョに忍び寄る影も…。

シンユの先輩で市長補佐官のクォン・ジェギョンは、市庁で働く女性たちの憧れの的。ホンジョも好意を寄せていて、ジェギョンもホンジョに興味がある様子…⁉︎
呪術でホンジョを好きになってしまったシンユにとって、ジェギョンは目の上のたんこぶのような存在です。あからさまに嫉妬するシンユはキュンポイント!

シンユは市長の娘ユン・ナヨン(ユラ)と交際中で、互いの親も結婚に前のめり。しかしシンユは呪いや遺伝病のことで結婚どころではなく、ナヨンと距離を置こうとしていました。
そしてホンジョとナヨンは高校の同級生で、因縁の関係。自分を差し置いてシンユとホンジョが距離を縮めていると知ったナヨンは…。
さらにホンジョの周辺では不思議な出来事が起きるなど、ホンジョを狙う怪しい影も…⁉︎

少し大人げないとも言える複雑な四角関係。サスペンス要素も加わって、どんな結末を迎えるのか予想がつきません!

見どころ3:呪いはなぜ始まったのか…。その真相に涙が溢れる。ロケ地やOSTも素晴らしい!

先祖代々300年以上続くシンユの呪い。それはどのように始まったのでしょうか?血塗れの手はなぜ現れるのでしょうか?なぜホンジョが木箱と呪術書の持ち主なのでしょうか?

予告動画からもシンユとホンジョは前世から繋がりがあるのがうかがえますが、さまざまな謎の答えはそこにあります。そのすべてが明らかになったとき、『この恋は不可抗力』な意味がわかるでしょう。

舞台となっている「オンジュ市」は架空の都市で、本作の撮影の多くは韓国の南東部に位置する浦項(ポハン)市で行われました。オンジュ市庁となっているのは、実物の浦項市庁です。

そのほかにもシンユとホンジョがデートするスペースウォークや、日の出を見に行った展望台など、観光スポットとして注目を集めているロケーションも必見ポイント!

そしてOSTも、心揺さぶるような美しい楽曲がそろっており、2人の運命をより一層盛り上げてくれています。

筆者の感想:ロウン史上最高キャラクター誕生です!

出典:Amazon

呪術にかかり、好きではない女性にどんどん惹かれていくという複雑な状況のシンユを演じたロウン。
無表情で甘い言葉を連発する演技に笑いました!人並外れたルックスの良さが、より効果的に活きていたと思います。

嫉妬したり甘えたりする可愛らしさも、ホンジョを守ろうとする男らしさもバランスが良く、本作ではそこに大人なセクシーさも多めに加わっていたのがポイント高め!
ロウン主演作品はすべて見ていますが、筆者としてはシンユというキャラクターがロウン史上最高に魅力的だと感じました。


また、韓国ドラマでは助演キャストによる「サブカップル」も大きな見どころです。
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の死神(イ・ドンウク)×サニー(ユ・インナ)、『愛の不時着』のク・スンジュン(キム・ジョンヒョン)×ソ・ダン(ソ・ジヘ)などがよく知られています。

本作ではホンジョの上司コン・ソグ(ヒョン・ボンシク)×マ・ウニョン(イ・ボンリョン)という、ベテラン俳優によるサブカップルの関係性が気になってなりません!
(ベテランすぎて「サブカップル」という表現が正しいかわかりませんが…)彼らの大人の恋の行方にもご注目を!

『この恋は不可抗力』は2024年12月現在、Netflixで視聴可能です。

■執筆/JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明するだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムは@jumistyle99。

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