【賃貸or持ち家】実は賃貸は子育て世帯にメリットが多い?「持ち家より賃貸の方が向いている人」

2025/10/04

結婚や出産を機に、住まいを見直す人は多いですよね。子育て世帯の暮らしには、持ち家と賃貸、どちらがいいのでしょうか? もちろん「マイホーム(持ち家)」も魅力的ですが、じつは、子育て世帯の賃貸暮らしにもメリットはたくさんあります。

そこで今回は、持ち家を売却して賃貸に住み替えたライターのあやをが、賃貸生活で子育てをするメリットや、賃貸に向いている家庭の特徴をお教えします。

サンキュ!STYLEライター。昼は会社員、夜はライター、ときどき戦う二児の母。三足のわらじ生活で培った、どれ...

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子育て世帯が賃貸暮らしをするメリット

1.子どもの成長に合わせて住み替えができる

生活スタイルに合わせて住み替えられるのが賃貸のメリット。賃貸なら、赤ちゃんのうちは駅近のコンパクトな家に住み、小学校に上がったら広いところへ引っ越すなど、子どもの成長に合わせて部屋の広さや間取りを変えられます。親の急な転勤や、万が一学校・ご近所でトラブルがあったときにも気軽に引っ越せるので安心。

2.学区や子育て環境を柔軟に選べる

持ち家の場合は、家を中心に学校を選ぶ人が多いですが、賃貸であれば希望の公立小学校の学区に引っ越すことも可能! また、私立の小学校や中学校を受験する場合も、通学のことを考慮せず学校選びができます。 学校の評判や子育て環境は、住んでみてはじめてわかることも多いので、とくに知らない土地に住み始めるときには、情報収集をしながら柔軟に住み替えられる賃貸がおすすめです。

3.住居費がコントロールしやすい

万が一収入が減ったり、一時的に支出が増えたときに、家計に応じて住居費をコントロールできるのも賃貸ならでは。賃貸の場合、修繕費用は基本的にオーナーが負担するので、故障などにともなう突発的な支出がないのも安心。持ち家に比べて初期費用も安く抑えられる場合が多く、固定資産税もかかりません。住宅ローンを抱えないという安心感も。

子育て世帯の賃貸暮らし、デメリットはある?

ファミリー向けの賃貸物件もそれなりにはありますが、やはり単身者向けの物件に比べると少ない印象。子どもがいると、広さや防音性も気になるところですが、条件がこまかいと、自分の希望するエリアとタイミングで出てくるかは運次第。とくに築浅の分譲賃貸は希少なので、住まいにこだわりがある人は物件探しに苦労するかもしれません。

賃貸に向いている家庭の特徴って?

転勤やUターンを検討しているなど、ライフスタイルに変化が多い家庭は賃貸がおすすめ。とくに子どもの受験を考えている場合は、土地に縛られていない方が選択肢が広がります。また子どもが小さいうちは、賃貸の方が家計のコントロールもしやすいでしょう。夫婦それぞれの実家が遠方な人も賃貸向き。当面どちらかの実家の近くに住む予定がないのであれば、裏を返せば今はどこでも住めるのです。よく知らない土地に家を購入するのはリスクもあるので、そのときどきで便利な場所に住みながら、今後長く住み続けたいと思える土地があったら購入を検討するというのも手。

子育て世帯には賃貸の選択肢も

持ち家も素敵ですが、ローンもなく土地に縛られない身軽な「賃貸暮らし」もメリットはたくさん! 次はどこに住もうかな?という楽しみも生まれるかも。ぜひライフスタイルに合わせて検討してみてくださいね。

■執筆/あやを
昼は会社員、夜はライター、ときどき戦う二児の母。三足のわらじ生活で培った、どれだけ忙しくても“楽しく暮らす”小技と知恵を発信中。インスタグラムは@ayawo0401。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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