多くの人が、当たり前のように使っている大型家具。でもそれ「本当に必要か」考えたことはありますか?
「部屋が狭くなる」「動かしにくい」など、実はデメリットも多い大型家具。意外と手放した方が、暮らしが快適になることも。
そこで今回は、持ち家から賃貸への引っ越しを機に大型家具を手放したライターあやをが、「捨ててよかった大型家具」を3つご紹介します。

寝室に鎮座する「ダブルベッド」
結婚を機に買う人も多い「ダブルベッド」。夫婦だけで生活しているときはいいものの、子どもが生まれると、家族全員で寝るには狭く、かといってもう1つ新しいベッドを置くスペースは確保しづらいので、使い勝手が悪いのです。
特に子どもが小さいうちは、夫婦のどちらかが子どもと一緒に寝るために寝室を見直すケースも多いですが、「ダブルベッド」だと気軽に移動できないのが難点。
そこでおすすめなのが、シングルマットレス。我が家では、引っ越しを機に「ダブルベッド」を捨て、シングルマットレスを2枚購入しました。マットレスであれば、ライフスタイルや子どもの成長に合わせて寝室の移動もしやすく、また使わないときには畳んでおけばスペースを有効活用できるのでおすすめですよ。
あふれるものを収納するための「置き型収納」
ウォークインクローゼットや作り付けのクローゼットがあるのに、入りきらないからという理由で収納を追加購入している人、いませんか?置くタイプの収納家具は圧迫感があるので、置いてあるとどうしても部屋が狭く感じます。
持っているものを全てしまうために収納家具を買うという発想を変えて、今ある収納に入りきる分だけ持つようにするだけで、部屋が一気にスッキリしますよ。我が家も、クローゼットに入りきらない服を収納していたチェストを思い切って捨ててみたら、箪笥の肥やしがわんさか出てきてビックリ。
どうしてもクローゼットだけでは入りきらない場合、シーズンオフの服は蓋つきの収納ボックスなどに圧縮してしまっておくのも手。場所を取らないので、納戸や寝室など空いているスペースに置いておけます。
必要だと思い込んでいる「テレビ台」
必需品だと考えている人も多い「テレビ台」。でも、「テレビ台」は横幅のあるものが多く場所を取るので、そのせいでテレビを置く場所が限られてしまうことも。
思い切って処分し、テレビを壁掛けにすれば、スペースを確保する必要がなくなり、床が空く分部屋を広く使えます。
とはいえ、賃貸なので壁に穴を開けられない!という人も多いですよね。そんなときにおすすめなのは、壁掛け風のテレビスタンド。配線が収納できるタイプや、キャスター付きなど色々な製品があるのでぜひチェックしてみてください。持ち運びが簡単なので、レイアウト変更も自由自在。お部屋もスタイリッシュになりますよ。
家にある大型家具を見直してみては
必要だと思い込んでいる人の多い大型家具ですが、意外と他のもので代用できたり、ない方がスッキリ暮らせることも。
大型家具は処分が大変ですが、思い切って処分すると、次からは買うときに慎重になるので、無駄なものが増えないというメリットもありますよ。
ぜひ家にある大型家具を見直してみてくださいね。
■執筆/あやを
昼は会社員、夜はライター、ときどき戦う二児の母。三足のわらじ生活で培った、どれだけ忙しくても“楽しく暮らす”小技と知恵を発信中。インスタグラムは@ayawo0401。
編集/サンキュ!編集部