服を「たたむ」のが面倒に感じてしまう、面倒くさがりやの整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのきいろです。
昔は服は畳んでチェストに収納していたのですが、「たたむ」のが面倒でほとんどハンガー収納にしてしまいました。
「たたむ」をやめたらメリットがたくさんありましたのでご紹介したいと思います。
1.洗濯物を取り込んだ後が楽に
洗濯物を取り込むのはいいのですが、ほかにもやらなくちゃいけない家事ややりたいことがあるのでたたむのが面倒に感じていました。
洗濯して取り込んだ下着やパジャマやお風呂で使用するタオルは、その日の夜にまた使用するので、「たたむ」こともあるのですが、家族が取り込んでくれるときはたたんでいません。
家族の人別に分けて、脱衣室に持って行くだけです。
わが家は3人家族で、私と娘は服が少ないのでハンガー収納にしています。
ハンガーで干した服をそのまま乾いたらハンガーにかかったままクローゼットにかけるだけで楽です。
靴下やハンカチはたたんで収納しています。「たたむ」枚数が減らせると楽になります。
夫だけは服の数が多く、チェストにたたんで収納していますが、私服を着るのは休みのときだけなので平日は楽です。
2.収納の中に入っていないから持っている服がひと目でわかる
引き出しなどに入っていると引き出さないと服が見えないですよね。
ときどき引き出し収納の夫の服を見るとこんな服を持っていたんだと思ったりします。見えていないと忘れることもあるかもしれないと思います。
ハンガー収納だと持っている服がそこに並んでいるだけで見やすく、何を持っているかが明らかです。
3.お掃除ロボットもとおれる
以前、服の数が多く、かけて収納する服もありましたし、チェストに収納する服もあったのですが、かける収納だけにしてからチェストが必要なくなりました。
床が見えるので掃除がしやすくなり、気持ちも軽くなったことに気づきました。
小さなことですが、床面積が広がるとその分掃除をする手間が減ります。
今では夫が使用していた収納ケースを手放して、私が使用していたチェストを夫が使用しています。
4.かける収納だけにすると衣替えも楽
私は衣替えを楽にするために自分の服はほぼかけるだけ収納にしています。
クローゼットの左側は今着ている服で、クローゼットの右奥はオフシーズンの服をかけています。
左側の方が手前で取り出しやすいのでこうしています。
衣替えは左右の服を入れ替えるだけです。とっても楽なので皆さんにおすすめしたいです。
「たたむ」のが苦手なかたはボックスに投げ込み収納もあり
ハンガーだけでなく、ボックスに投げ込み収納というのも「たたむ」のが面倒と感じるかたや、苦手なかたにおすすめです。
わが家はパジャマや部屋着の収納はボックスに投げ込み収納にしています。
たたまなくてもボックスに入っていればOKというゆるいルールで使用していて、本当にただ投げ込むだけです。
シワにならない素材のものやすぐ着る予定のものは、こんな方法を使用すると楽になるので、がんばりを少し手放して楽してみてはいかがでしょうか。
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部