服はたくさんあるのに「着たい服がない」「コーデが決まらない」…そんなお悩みを抱えていませんか?
もしかしたらそれ、クローゼットの中が “見えづらく・選びづらく”なっているせいかもしれません。
本記事では、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が“使いやすく整ったクローゼット”をつくるための5つの見直しポイントをご紹介します。
1: 「着ていない服」をまず半分に減らす
どれだけ収納テクニックを使っても、中身が多すぎると使いづらさは解消しません。
まずは「1年以上着ていない服」「似合わなくなった服」「着心地が悪い服」などを見直し、思い切って着ていない服を半分に減らすことからスタート!
ハードルが高ければ、「今着たいと思えるか」を基準に選別してもOK。
クローゼットに“今の自分”が反映されると、服選びのストレスもグッと減ります。
2:季節ごとに「見える位置」に入れ換える
オールシーズンの服が混在していると、「今日着る服」が埋もれてしまいがち。
季節の変わり目に合わせて、旬の服を“目につく位置”に入れ換えるのがポイントです。
見える場所には今の季節の服だけを、オフシーズンのものは上段や奥に。
視界が整うだけで、朝の服選びがスムーズになりますよ。
3:1ジャンルごとにハンガーを分けてみる
トップス・ボトムス・羽織もの…と種類ごとにハンガーの色や形を変えると、パッと見ただけでどこに何があるかが分かりやすくなります。
家族とクローゼットを共有している場合や、忙しい朝でも迷わず選べるのがメリット。
色や形を変えられない場合は、仕切りやラベルをつけるのも◎。
4:引き出しは「立てて収納」で見やすく
Tシャツやインナーなどの引き出し収納は、“重ねる”より“立てる”が基本。
上から見渡せるように収納することで、何がどこにあるか一目瞭然になります。
特に時間のない朝には、「あの服どこだっけ?」と捜す時間がもったいないもの。
立てて収納しておけば、選ぶ・取り出す・戻すがスムーズに完了します。
5: 1軍の服だけが並ぶ「手前ゾーン」をつくる
クローゼットの「よく使う位置」に、今季ヘビロテしている“1軍の服”だけを並べるスペースを設けましょう。
この「手前ゾーン」ができると、忙しい朝でも「ここから選べばOK」という安心感が。
自然とローテーションも生まれ、着ていない服にも気づけるきっかけになります。
クローゼットが整うと、毎日の「悩み時間」がなくなる!
服が多くても、見えない・選べない・戻しづらいクローゼットでは、
毎朝「何着よう…」と悩み、結局いつも同じ服になりがち。
でも、クローゼットを見直すことで、自分に合った“使いやすい服だけ”に囲まれた空間が手に入ります。
「服はあるのに着たいものがない」そんな日常を卒業し、クローゼットから暮らしを整えていきましょう!
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片づけられない主婦から片づけのプロに!“片づけ=自分を大切にすること”という信念のもと、片づけの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部