100均のインテリア小物は、安価で挑戦しやすいのが利点ですが、その反面、家に置いてみると「何かが違う…」と失敗した経験があるかもしれません。
じつはソレ!選び方次第で解消されます。そこで「購入してよかった!」と絶賛のリピート買いアイテムを、ルームスタイリスト・整理収納アドバイザーのmiho_livingがご紹介します。

執筆/: miho__living
サンキュ!STYLEライター。家づくりをもっと気軽に、もっと自分らしく!をモットーに提案するルームスタイリス...
まずは素材に注目!
100均のアイテムがチープに見えてしまう理由のひとつに素材があります。
代表的なのがプラスチック。扱いやすいため、ついつい手に取ってしまいがちですが、じつは、インテリアに組み込んでいくのは至難の技!色や質感を合わせて購入しないと、チグバグに見えてしまうので、俯瞰して部屋をみると、チープな印象に見えるのです。
そこでオススメしたいのが「ステンレス素材」。シルバーカラーでどんなアイテムとも相性抜群です。
服のコーディネートを思い出してみてください。シルバーアクセサリーは、カラーを問わずに合わせられませんか?白や黒、カラーアイテムやデニムなど、オンオフ様々なシーンで登場回数が多いのではないでしょうか。
インテリアでも同様に、シルバーの「ステンレス素材」はマルチに活躍できるのです。また、ツヤ感があるので、コーディネートに軽やかさが出るのも魅力です。
また、100均アイテムは入れ替わりが激しく、リピート買いがむずかしいことが弱点でした。しかし、フックやピンチは普遍的なデザインなので、メーカーが異なっても違和感なく馴染みます。また、ケースにおいても、素材感が際立つアイテムなので、型違いで置いても逆にオシャレに見えます!
以下で、筆者が実際に使用している「リピート買いアイテム」をご紹介します。
1.マグネットつきステンレスフック
金具にこだわる必要ある!?と感じるかたもいるかもしれません。しかしパーツこそインテリアにおいてこだわりたいアイテムです。
素敵な家具を購入してもパーツにプラスチック素材を合わせてしまうと、たちまち全体にチープさが出てしまうのです。
だからこそ「ステンレスフック」なのです。
適度なツヤ感が値段に相応しくない高級感があり、複数個使用してもインテリアの世界観を壊しません。
とくにこの形状のフックは、使いやすさが抜群です。布巾をかけたり、帽子やバックなどの服飾品をかけるのに最適!またバインダーを使い、メモを収納するのもオススメです。
筆者はダイソーで購入しましたが、セリアでも販売されていますので、手に入れやすいアイテムなのも魅力の一つです。ぜひチェックしてみてください!
2.「ステンレスピンチ」
キッチンやダイニングでオススメしたい100均アイテムが「ステンレスピンチ」です。
食べかけのパンやお菓子等の袋どめに最適なのはもちろん、その見た目にも注目してください!ムダのないデザインながら、シルバーの色味が実にシック。色数が多くなりがちなパッケージをピリリと引き締めてくれます。
好きなパッケージに出会えたら、あえて出しっぱなしにしておくのも素敵です!カゴ等にガサッと入れて、ピンチで止めておくだけで、インテリアになります。
そして、このアイテムも購入のしやすさが魅力です。ダイソー・セリア・キャンドゥ大手3店舗で販売されています。素材を「ステンレス」で統一することで、異なるメーカー同士をコーディネートしても、こなれ感が出て素敵に見えますよ。
使い勝手はもちろん、デザイン性も優れ、手軽に購入できる「ステンレスピンチ」をぜひ活用してみてください。
3.「ステンレスケース」
ちょっとした小物を収納する際には「ステンレスケース」がオススメです。
機能性はもちろん申し分なし!水垢が目立たず、錆びにくいので、サニタリースペースなどの水まわりにも使えます。
わが家では、メイクの試供品や、カミソリなどの色柄にバラツキのあるアイテムをまとめて収納しています。スッキリ見えが叶うだけでなく、インテリア感度の高いアイテムです。
ほかには、木材家具とのコーディネートも素敵です。トレイ型を選べば、アクセサリーや鍵など、ちょい置きのアイテムの収納になります。直置きすれば、乱雑に見えますが、トレイの上に置くだけで、生活感が内装の一部になります。
わが家は数年前にセリアで購入しました。じつは、セリアはプチプラインテリアの宝庫!デザイン性に優れたアイテムが多く販売されているので売り場に行くだけでも楽しくなりますよ。
さまざまな形が販売されているので、お気に入りのケースを選んでみてくださいね。
インテリアのスパイスになる高コスパアイテム!
物価高の昨今、できることなら、より安く、よりよいものを選びたいですよね。そんなときには、やっぱり100均アイテムは優秀です。
素材をプラスチックから「ステンレス」に変えるだけで、同価格ですが、チープな印象にならず、ひと味違うスパイスの効いた存在感を楽しめます。ぜひ試してみてくださいね!
■執筆/miho_living
家づくりをもっと気軽に、もっと自分らしく!をモットーに提案するルームスタイリスト・整理収納アドバイザー。
「好きがあるから暮らしは楽しい」をテーマに日々投稿中。インスタグラムは@miho__living。
編集部/サンキュ!編集部