PTAを経験して「大変だけどやってよかった」こと

2018/10/09

数多くの行事参加や、面倒な人付き合い…なにかとマイナスなイメージがあるPTA役員。しかし、実際にPTA役員をやってみたらどうなのでしょうか。「ウィメンズパーク」に寄せられた、経験者のコメントを見てみましょう。

1. 人とのつながりが広がったこと

PTA役員をやっていたおかげで、普段知り合わないような人たちと話す機会が増えたという人が多く見受けられました。

・会合や懇親会のおかげで、10年ぶりに大人たちだけで食事をすることができて、新鮮でした。学校関係者や政治家の人と触れ合うこともできました。

・役員になったおかげで、他の学校の役員さんなどいろんな人と話す機会が増えて、子どもについての悩み事や、それに対する対策方法など参考になるお話しができました。

・過去に一緒に役員になった人とは、今でも仲良しです。役員になったことで、一気に友達が増えましたよ。

・私は、役員になってよかったと思います。最初は、役員になってしまったらどうしようと思っていましたが、いざ役員になってみると、顔見知りが増え、いろんな人とお話しできる機会が増えました。

・フルタイム勤務で、小学校入学時にはほとんど知り合いがいない状態でしたが、役員になったことで顔が広くなりました。困ったときも連絡ができる相手がいるので、本当に助かっています。

・先生と緊張せずに話すことができたり、子どもたちに話しかけてもらえたり、飲み仲間ができたりしました。人に恵まれて、楽しくPTA活動をすることができました。

2. 自分のスキルがあがったこと

普段経験しないことに挑戦できることで、さまざまなスキルがあがったという人もいるようです。

・文章を書くスキルが上がりました。素人が書いた文章を、学校の先生がていねいに添削してくださったので、上手な文章の書き方を学ぶことができました。

・人前で話すことや文章を書くことに慣れたり、地域の仕組みを把握できたりと、自分のためになるスキルをたくさん得られました。無報酬でやったからこそ得られた報酬は、何物にもかえられないと思います。

3. 子どもたちのために活動できたこと

PTA役員は、地域社会や学校問題に直接関わることができます。子どもたちのより良い生活のため、PTA活動へ率先して参加できることに『やりがい』を感じるようです。

・校長先生やたくさんの先生方と意見を出し合い、子どもたちがより良い学校生活を送れるようにするための活動ができて、本当にいい人生経験をさせてもらったと思っています。

・私の地域では、PTAの方々が地域行事に協力してくれます。また、PTAの活動のおかげで、街にカーブミラーや防犯灯が増え、ちかんなどの犯罪が減りました。PTA役員になることを嫌がる人も多いですが、PTA活動は意味のないものではありません。

4. まとめ

PTA役員を嫌がる人は多いですが、実際に活動していた人の話を聞くと、ポジティブな印象を受けますね。貴重な体験もできて、なにより大切な子どものために活動できることは、何物にも代えがたく、やりがいがありそうです。

■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。

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