会社員、パート・アルバイト、フリーランス、起業、あるいはSNSを駆使したインフルエンサー活動など、多様な「仕事」が広がる現代。また、多くの選択肢があるなかで、自身のキャリア・生き方をステップアップするための「学び」の重要性も高まっています。
サンキュ!読者の皆さんも、「学び」や「仕事」についていっしょに考えてみませんか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、「学び」と「仕事」に関する情報をご紹介する連載「39WeeklyNews Learn&Biz」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の丸山希がお届けします。

- Topic1.地元企業×高校生がコラボし地域の可能性を生み出すプロジェクトがスタート
- Topic2.生成AIの使用経験や今後の利用意思についてアンケートを実施
- Topic3.子育てとキャリアの両立を目指すセミナー開催
- 明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
Topic1.地元企業×高校生がコラボし地域の可能性を生み出すプロジェクトがスタート
2021年にスタートした産官学連携プロジェクトの「よこすかラボ」をきっかけに活動をする「合同会社よこすかラボ」が主催し、地域の可能性を生み出すプロジェクト「engine(エンジン)」と協力して、「よこすかengine」を運営しています。
2024年度に引き続き、今年度は三浦学苑高等学校の普通科総合コース1年生約260名と、湘南学院高等学校の夏期集中講座を受ける約80名と開催する予定です。連携する地域の企業は、横須賀市にある8社となっています。
今回の取り組みでは、参画企業が生徒の学びに併走しながらリソースの提供をし、生徒はチームで企画立案を行いイノベーションプランを企業に提案するというもの。授業を通して地域の課題解決に取り組みます。先生がファシリテーターを担い、生徒の学びをサポートしながら探究活動を進めていきます。
地元企業と生徒との出会いにも繋がる取り組みで、双方にとって学びの場となるでしょう。
Topic2.生成AIの使用経験や今後の利用意思についてアンケートを実施
近年、話題となっている生成AI。業務の一部に活用する企業も増えてきました。株式会社SHIFT AIは、全国の20〜69歳の男女3,000名を対象に、ChatGPTなどの生成AIの活用に関する意識調査を実施。
その結果、約7割の人が生成AIを使用した経験がないと回答。その理由として、利用方法がわからないことや現時点で必要性を感じられないことが挙げられました。実際に生成AIを使ったことがある人は全体の3割にとどまっており、ハードルの高さが伺えます。
また、どのような生成AIであれば活用してみたいと思うかという問いには、操作が簡単でわかりやすいと回答した人が半数以上という結果になりました。そのほかにも、セキュリティやコスト面での回答も多くなりました。
生成AIを使用したことがないと回答した人に、機会があれば生成AIを活用してみたいと思うかを聞いたところ、思うと回答した人はわずか8%程度。まだまだ日常に浸透していないことがわかりました。
Topic3.子育てとキャリアの両立を目指すセミナー開催
人とキャリアをキーワードにキャリア開発を行う、株式会社日本マンパワーが、未就学児や小学生の子どもを持つ保護者を対象とした「子育てをもっと楽しむキャリアセミナー」を2025年8月9日に開催しました。
今回のセミナーでは「子どもの成長を自分自身の成長につなげる」をテーマにしており、2部に分けてキャリアと子育てについて考えていきます。講師を担当するのは、非認知能力研究の第一人者で、ドラマの教育監修も行う中山芳一氏です。第1部で、子どもの成長を促す関わり方について話します。
第2部では、中山先生と日本マンパワーのキャリアコンサルタントである水野氏のクロストークが繰り広げられます。キャリアコンサルタントが実践するアプローチが子育てにも活かせるシーンやコミュニケーションの取り方などを掘り下げていきました。
明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
「学び」や「仕事」に関する情報を一歩(ワンステップ)踏み込んで調査!その内容をご報告します。
ChatGPTを使ってみた
私自身、生成AIを使いこなせていないため、ChatGPTにAIにできることを聞いてみました。大きく分けると以下のことができるそうです。
・知識・情報の提供
・文章作成・編集
・仕事のサポート
・学習サポート
・クリエイティブな用途
・暮らし・日常のアイデア
・Web検索や最新情報(Plusプランのみ)
・画像やファイルの活用(画像機能がある場合)
資料作りや調べもの、企画などの案出しもAIに手伝ってもらえそうです。
ただ、著作権などの問題も出てくるほか、AIに読み込ませてはいけない機密事項などもあるので、使用は慎重にする必要があると思いました。
■執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サン
キュ!STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。