「早くに結婚したぶん、今こそが私の青春!」サンキュ!アンバサダー臼井愛美さんインタビュー
2024/09/20
『サンキュ!』のトップブロガーとして長年活躍し、現在はSNSを中心に活動中の臼井愛美さん。早くに結婚したぶん、今こそが私の青春といいます。今までの私と、これからの私について教えてもらいました。
執筆: フードコーディネーター臼井愛美
高3、中3、小6の3人の子育て中のママ。フードコーディネーター、サンキュ!アンバサダー、読者モデル、ライター...
今までの私
略歴
高1のときに出会った夫と翌年、16歳で結婚。10代後半は初めての子育てに奮闘し、2008年にダイエット企画で『サンキュ!』に初登場。2009年の新年号で撮ったファッション撮影の写真が表紙に起用されて人気になり、以後『サンキュ!』のトップブロガーとして長年活躍した。現在はSNSを中心に活動中。
高校生のときに結婚。17歳で長男を出産しました
「お久しぶりですー!」スタジオに入るなり弾ける笑顔でスタッフみんなにあいさつ。近況や好きなアニメの話が止まらなくなる臼井さんはまさに『サンキュ!』のムードメーカー。誰に対しても壁を作らず、すぐに仲良くなれる愛され力抜群の臼井さんは37歳にして主婦歴21年のベテランです。
「高1で今の夫との間に子どもができ、まだ若かったけど産むと決めて、3カ月後に入籍しました。そこからは長男、二男、長女の子育てに奮闘する日々でした」。
10代を子育てに費やしたことを「逆に良かったのかも」とあっけらかんと話す臼井さん。「実家が厳しかったので部活と学校しか知らなくて。子育て中も遊びたいなーと思うことがなかったんです。若さゆえの勢いで育ててこられました」。
初めてのパートではつらい経験も。その後自分に合う仕事に巡り合えました
2013年、長女が幼稚園に入園したのを機に、初めて飲食店でのパートにチャレンジ。でもそこでは少し辛い経験も。「パートの年上の女性から、キツく当たられてしまったんです。でも初めてのパートだし、1つの所で続けてみないと、と思って1年頑張りました」。その後、アパレルの販売員などを経験し、現在は、SNSの運用会社での仕事とWebライター、フードコーディネーターなどマルチに活躍中。自分の得意を生かせる仕事に巡り合え、やりがいを感じながら働いているそう。「フードコーディネーターは2年くらいかけて学校に通って資格を取りました。思い立ったらやってみる性格のおかげで、自分に合う仕事を見つけられたのかも」。
『サンキュ!』では福袋をプロデュースするなど多方面で活躍
『サンキュ!』ではブロガーやモデルをしながら、親子服のデザイン、福袋や新築住宅のプロデュースなど多方面で活躍してきました。福袋の企画は4年連続で担当し、売り切れが出るほど人気に。順調に見える臼井さんのヒストリーですが、もちろん大変なことも。「長女がすごく癇(かん)が強くてよく泣く子だったんです。パートを始めたばかりなのに夫がじん帯を切って入院するし、パート先ではつらい思いをするし、駅でしくしく泣いてしまったこともあります」。そんな日々も、持ち前のサバサバした明るさで乗り切ってきました。
積極的にPTA活動に参加。自分自身も青春時代を送っているような気持ちに
臼井さんが子育てで大切にしていることは、家族とコミュニケーションを取ること。「子どもの中学、高校のPTA活動を6年間やってきて、副会長にもなり、それが子どもとのコミュニケーションにもつながりました。バンドやアニメが好きだから、子どもたちとライブに行ったり、漫画を回し読みしたりも。そういうことを若いときにはやってこなかったぶん、子どもたちが私の青春に付き合ってくれている感じがします」。楽しそうに話す臼井さんですが、「でも悩みもあるんですよ」とちょっと照れた顔で教えてくれました。「夫が私のことを好き過ぎて(笑)。ほったらかすとやきもちを焼いてしまうので、たまにふたりで飲みに行くようにしてるんです」。子どもたちが大きくなった今、臼井さんの青春はまだまだこれから!
これからの私 ウエディングの仕事に興味を持っています
SNSの運用代行の会社がウエディング系だった縁で、昨年からウエディング関係の仕事を始めました。結婚10周年に沖縄でウエディングフォトを撮ったことがすごく楽しかったので。アパレルでの経験も生かせて、みんなをハッピーにできる仕事なので、今後もっと勉強していきたいと思っています。
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー 臼井愛美さん(東京都 37歳)
16歳で結婚し、主婦歴は21年!夫、長男(大3)、二男(高3)、長女(中3)の5人家族。フードコーディネーター、Webライター、SNS運用代行などマルチに活躍中。
参照:『サンキュ!』2024年10月号「今までの私、これからの私」より。掲載している情報は2024年8月現在のものです。撮影/須藤敬一 取材・文/藤坂美樹 編集/サンキュ!編集部