家中の運気が下がってしまうNG廊下って!?対処法はコレ!
2019/09/09
廊下や階段は通過するだけの場所なので、整えるのはついつい後回しになりがち。でも、風水では家中によい気を届けるための大事な場所なのです。
風水学では、住まいはそこに住む人自身を表すと考えられています。もしあなたの部屋が散らかり放題でガラクタだらけだとしたら、それは体内に毒素をため込んでいるのと同じこと。そんな家で暮らしていれば、気分は沈み、運気は下がるばかり。逆を言えば、部屋をすっきり整えることで毎日はもっと明るくハッピーなものになっていくはず。
風水コンサルタントのユキ・シマダさんに、家中の気の流れをよくできる「風水式お片づけ・廊下と階段」の方法を教えてもらいました。
家中によい気を運ぶための通り道
廊下や階段は1日に何度も通るものの、キッチンやリビングなどの部屋に比べると注目されにくい場所。でも、実は気の通り道になるところで、人間の体でいうと「動脈」にあたります。
ここが散らかっている状態は、血管が詰まって血液がサラサラと流れていないのと同じこと。それではせっかく外からいい気が入ってきても、家全体には行きわたりません。
廊下や階段は明るく清潔であることが運気の上がるポイント。どんな点に気をつければいいのかご紹介します。
廊下に不用品を山積みにしない
読み終わった新聞や雑誌を山積みにしたり、ガラクタの入った段ボールなどを廊下に置きっ放しにしていませんか?
こうした不用品が置かれていると気が流れにくくなり、家の隅々までよい気が届きません。そこを通るたびに知らず知らずにネガティブな気持ちになりますし、足元に物があるとつまずいて転ぶ危険も。
廊下には余計な物を置かずにすっきりと整えることが鉄則です。
階段の隅っこの掃除を念入りに
風水では清潔であることがなにより大事。ただ、廊下や階段はふだん立ち止まってじっくり見ることがないので、つい汚れを見落としがちになります。
今すぐチェックしてほしいのが、階段や段差がある場所の「隅っこ」の部分。ホコリやゴミが溜まっていませんか?
ホコリは生活にマイナスのエネルギーをもたらします。掃除機では隅までは届かないこともあるので、一段一段、雑巾でしっかりと拭いて汚れを取り除きましょう。
照明やアートが運気を上げる
どの部屋にも共通して言えることですが、光の行きわたらない暗いスペースがあると、悪い気が停滞してしまいます。廊下は特に窓が少なく薄暗くなりがち。そんなときは足元を照らす照明がひとつあるだけで運気がアップします。
また、壁にかけられたアートは風水学的には「窓」と捉えられます。暗くて殺風景な廊下にはお気に入りの絵画や写真などを飾り、よい気をたっぷりと家の中に巡らせましょう。
Have a try!
□廊下の不用品を片付けてみる
□階段の隅っこを念入りに掃除してみる
□廊下に飾るアートを探しにお店に行ってみる
監修/ユキ・シマダ
風水コンサルタント・インテリアデザイナー。アメリカに20年間滞在し、主婦業の傍らインテリアデザインを学び、トップデザイナーに師事。その後ドイツで風水学の権威Dr.Limのもとグローバルな風水学を学ぶ。現在は新築やリフォームなど風水建築デザインのプロデュース、「風水ライフコーチ養成講座」の開催など多方面で活躍。『捨てるほど幸運がやってくる』(宝島社)、『運がよくなる片づけと部屋づくり』(主婦の友社)、『お金持ちはキレイ好き!』(コンテン堂)など著書多数。
撮影/田村昌裕 スタイリスト/檀上曜
取材・文/妹尾香雪
ライター&エディター。『サンキュ!』などの女性生活情報誌、WEB、書籍などで、インテリアやお金、結婚・子育てといった女性のライフスタイルについて執筆中。