【インタビュー】保護猫から受け取る癒しが、大人と子どもをやさしくしてくれる。

2019/10/26

皆さんは「保護猫」という存在を知っていますか?最近耳にされるかたも増えてきたかもしれません。そんな「保護猫」をペットとして飼う人が増えているといいます。保護猫がいる暮らしはどんな感じなのでしょうか。保護猫とともに暮らす大塚さんファミリーに話を聞きました。

*保護猫とは……
「元の飼い主に手放された猫や、元ノラ猫、ノラ猫が産んだ子猫など、経緯はさまざまですが、保健所や動物愛護センター、個人や団体のボランティアさんなどが保護している猫のことです。そういう猫の命を救いたいという思いから、〝猫を飼うなら保護猫〞という選択をする人が増えています」
(「ねこのきもち」編集長・真辺陽子)

<インタビューされた人>
大塚久美子さん(神奈川県 44歳)
夫(44歳)、長男(2歳)、ラファくん(保護猫・6歳)、チョコくん(保護猫・6歳)

=家族の歴史=
10年 ともに35歳で結婚
13年 ラファくん・チョコくんを迎える
16年 長男誕生

保護猫を迎え入れるまで……

出会いはどこで?

飼い主募集サイト「ペットのおうち」。ボランティア団体「ねりまねこ」さんの投稿でした。

たくさんいる猫のなかで、この子たちを迎えようと思った決め手は?

夫と「やさしそうな顔の子がいいね」と話していて、パッと見てフィーリングが合ったので。

名前の由来は?

ラファはプロテニスプレーヤーのラファエル・ナダルから、チョコは実家にいた犬の名前から。

猫との暮らしで工夫していることは?

子どもが入れないテリトリーをつくり、猫が安心して食事や排せつができる場所を確保しています。

猫から受け取る癒やしが、大人と子どもをやさしくしてくれる

明るく開放的なリビングに、猫のためのタワーやステップと、息子さんの遊び場が共存している大塚さんのおうち。「私たちは結婚が遅かったので、夫婦2人だけの暮らしも視野に入れ、生活が落ち着いたら猫を飼いたいと思っていました」

そして迎えたのが保護猫のラファくんとチョコくん。「保健所から猫を迎えた友人の話を聞いていて、〝保護猫〞というワードが気になっていました。それで飼い主募集サイトを見て、公園に捨てられていたというきょうだいの子猫が目に留まりました」。

2匹はボランティア団体が保護した子猫で、縁がつながり大塚家の一員に。「猫には珍しく
お客さんに自分から寄っていくほど人が大好きなんです。私は実家で犬を飼っていましたし、夫も犬派でしたが、今は自他ともに認める猫好き。2匹がいてくれるだけで満ちたりた気持ちになります」

そんな生活を3年ほど続け、40歳になるのをきっかけに不妊治療を始め、長男を授かりました。「猫って自分より小さな生き物に対してやさしいんです。生まれたばかりの小さな子どもと、私たち大人への態度は明らかに違う。ふだん、私や夫の体は平気で踏んでいくのに、赤ちゃんのいる場所は迂回していましたから。むしろ子どもが猫を乱暴にさわってしまうことが心配で、やさしくなでられるようになるまでは猫と離していました」。

今では息子さんも2匹にやさしく接することができるように。「子どもが最初に覚えた言葉は〝かーいー〞。夫が毎日2匹に〝かわいいなぁ〞と言っているからなんです。人間に捨てられてひどい目に遭ったのに、人を恨むこともなく無条件に信頼してくれる。そんな2匹に家族みんなが癒やされています」

Have a try!

□保護猫について考えてみる
□動物とのふれあいの時間を作る

参照:『サンキュ!』11月号「保護猫が私たち家族に教えてくれたこと。」より。掲載している情報は19年9月現在のものです。

撮影/中川文作 取材・文/郡司真紀 編集/サンキュ!編集部

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