整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライターのkaehalonです。
理想をイメージできているとすぐに行動に移せそうな気がしますが、こうありたいという理想が今の自分ではできないと同時にイメージしてしまっている場合、理想を描いている事柄に対して苦手意識を持ってしまい手が出なくなってしまうことがあります。
わが家でいうと、小学3年生の双子の妹がこのタイプ。何か書かないといけないものがあったときに「書いて!」と言って持ってきます。これは面倒だからではなく、自分の中できれいな文字であるべきという理想が頭にあるからなのです。
このタイプは理想と自分の現実のギャップの狭間で、行動が制限されてしまうという傾向が。理想をイメージできるタイプの人に向かないNG収納についてご紹介したいと思います。
見える場所が実用的すぎる収納
理想がイメージできるタイプの方は美意識が高めのかたが多いです。そういったタイプに実用性重視で心がときめかない収納はNGです。
目に見える場所は、自分の好み(見ていてうれしくなるような)の収納をつくることがポイントになります。
お子さまのトミカだったり、フィギュアや人形だったりを、まとめて収納するのではなく、きれいに飾って収納してあげたり、大人のかたでもお洋服やアクセサリー、帽子や時計を見るだけでうっとりするような、見せるディスプレイ収納にするのがオススメです。
自分が興味のない場所に細かすぎる収納
理想がイメージできるタイプのかたは、自分の興味のないものには無頓着という傾向も。そういったタイプは、お気に入りの場所と同じような収納方法を自分の興味のない実用品の場所にしてしまうのはNGです。
こだわりのない場所は、細かくなりすぎないように、ざっくりと、見てわかるような楽ちん収納をつくることがポイントになります。
小さい場所からコツコツとは無理!
よく整理収納をするときに、毎日小さな場所からコツコツと!と言いますが、理想がイメージできてしまうタイプにはそのやり方はNGです。逆にやる気が削がれてしまう可能性が!
このタイプの方には、形から入るのが早いので、大枠を一気に詰めて短期間で進めてしまうのがオススメ。やる気にムラがあるので、やる気のあるときに一気にやってしまいましょう!
まとめ
理想をイメージできるがゆえに苦手意識を持ってしまうと手が出ないタイプのかた向けのNG収納をお伝えしました。こういうタイプのかたは、自分がうっとりしてしまうような素敵空間をつくり上げると、それを絶対にキープしようとしますので、崩れることが少なくなります。ただし、興味がない場所には無頓着だったりもするので、そこはメリハリを持って楽ちん収納をつくり上げることがおうちorお部屋全体のきれいをキープするコツになると思います。
■この記事を書いたのは・・・kaehalon
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライターで小学3年生の双子の女の子、2歳の男の子の3人の子どもをもつワーママです。忙しい毎日を心地よく過ごすために、時短家事、収納、片づけ、お気に入りアイテムなどについて発信しています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。