【いざというときのかばんの中身】小学生がウィルス対策で常備するようになったもの
2020/08/12
元幼稚園教諭、中学生と小学生の子育て真っ最中のおやつ教育家でサンキュ!STYLEライターの橋爪ひとみです。
子どもは成長と共に行動範囲も広がっていきます。いつも親がそばにいるわけではない。
いざというとき、自分のことは最低限自分でできるために、親が用意できることの1つが災害グッズを持たせること。
今回はちょっと目先を変えて私のかばんの中身ではなく、小学生の【いざというときの】かばんの中身をご紹介しますね。
子どもが1人のときでも大丈夫なように
小学生の子どもが1人でいるときに災害や列車の遅延などに合ってもあわてないように、このようなときにこの場所ならどうするか、誰に頼れば良いか、などふだんから話し合うようにしています。
それに加えて、1人でも最低限のことはあわてず困らず対処できるように、災害グッズを常に持たせています。
こちらのグッズは学校に通うときではなく、お稽古ごとなど学校以外の場所で1人で行動することを想定したときのためのものです。
災害とウィルス対策を考えた子どものかばんの中身
まず、基本のハンカチとティッシュ。普段はハンドタオルですが、包帯代わりにもなる大きめのハンカチもいれています。
水筒と非常食のビスケット。足止めになり家に帰れないとき、お腹すいたときのためのもの。手間なくカンタンに口に入れられる飴やひと口ゼリーを入れているときもあります。
チャック付きの袋は、ごみ袋としていれています。封ができると衛生的かと思いますし、他の用途でも使うことができます。
モバイルバッテリーは、携帯電話の充電用に。うっかり充電を忘れたときでもふだんからあると便利です。
携帯電話がつながらないときのために公衆電話用にテレフォンカードや10円玉、100円玉などの小銭も少し持たせています。
また、さまざまな方法で親と連絡が取れるように、必要な情報を書いたメモと私の名刺を入れておきます。
さらに、コロナやインフルエンザなどウィルス対策として、予備用マスクや除菌ジェルも加わりました。
その他として、クーラーなどの寒さ対策のカーディガンや絆創膏も入れています。
非常食は、非常時でなくてもお腹がすいた時に食べてもOK!寄り道をしなくてすみます。食べたらその分、また補充するのも楽しい様子。小学生なので楽しみも持ちながら災害などの対策ができたらいいですよね。
季節やその時々で変わるかばん中身
上記に加えてレインコートや折りたたみ傘も必要なら持ちます。これからさらに暑くなると、保冷剤をチャック付きタオルハンカチに入れて持ち歩いたり、携帯用ファンなども加わるでしょう。
寒くなると、カイロも必需品になってきますね。
これがあれば絶対大丈夫!…というのは、時と場合と人によって大きく違ってきます。
これからは、子ども自身もできる限り自分の身は自分で守るため、災害に加えてコロナウィルスなどの感染対策も新たに考えて過ごさなければなりません。
季節やそのときの状況に応じて、さまざまな情報を参考にしながら、自分にとって何があれば困らないか、何が必要なのかを親子で話し合ってかばんの中身を確認していくことが大事かなと思います。
また、自分の非常時の持ち物が誰かのお役にも立てるかもしれませんね。
私たち親子が考えた「かばんの中身」がお役に立てればうれしく思います。
■この記事を書いたのは・・・橋爪ひとみ
旅先では地元のスーパーに行くのが好き…でしたが、なかなか旅行に行けない今は旅する気分で世界の料理をすることが心の元気の素。最近はタイのグリーンカレーがお気に入り。