夏の【快適節電】目からウロコなエアコンと扇風機の併用法

2020/08/03

こんにちは!薬草コーディネーターの資格を持つなんちゃって古民家住人の朔花です。
私の暮らしている街は、猛暑日(最高気温35度以上)数全国ランキング上位5位に入るほどの暑ーーーい!街です。
そんな暑い夏を過ごす私。地球環境の為に節電したいものの、独学で集めた節電方法が合っているかも良く分からず。

そこで今回、節約アドバイザー和田由貴さんに、夏を快適にエコに乗り切る方法を取材させていただきましたので、皆さまにもシェアしたいと思います!
今回は私が特に【快適節電】だと実感したエアコンと扇風機の併用法をご紹介致します。

その前に!知っておきたい【扇風機】とはなんぞや?

今回、和田由貴さんに教えて頂いた中で、妙にしっくりと納得してしまったのが、【扇風機】の機能について。
【扇風機】を使う事によって私がたちが得られるメリットは「扇風機のつくり出す風にあたる事で涼がとれる」という事です。単純ですが、直接肌に風があたる事で、私たちは涼しさを感じるワケです。ちなみに、サーキュレーターは空気を循環させるモノで、風にあたって涼をとるモノではありません。
では、これを踏まえて、目からウロコなエアコンと扇風機の併用法について見て行きましょう!

目からウロコなエアコンと扇風機の併用法

1 エアコンを目標室温に設定する(我が家は27か28度です)
2 できれば温度計を用意し、目標室温になるまでは風力は強で運転、その後は自動運転に切り替える
3 少し暑いかな、と感じたら扇風機をつけ、涼をとる

ポイントは少し暑いかなと感じた時に、エアコンの温度を下げたり強運転にするのではなく、扇風機をつけるということ。エアコンの設定温度は、1℃下げると約10%電気代が上がるとの事なので、エアコンの温度を下げるよりも扇風機を併用する方が電気代も安くなり、エコなんです。
詳しくみていきましょう。

1 エアコンを目標室温に設定する

風力は強、風向きは水平で運転します。
理由は暖かい空気は上の方、冷たい空気は下の方に滞留しているから。エアコンの温度感知機能は、この上の方(暖かい)で働きます。そして、エアコンは室温を目標室温にするまでに電力を一番使うので、風向きを水平・風力を強運転にする事で、目標室温にするまでの時間を最短にできるワケです!
目からウロコ〜!!

2 できれば温度計を用意し、目標室温になるまでは風力を強で運転、その後は自動運転に切り替える

目標室温になるまでに一番電力を使い、その後は一定になるので、自動運転にする事で一定の電力消費が見込めるというワケです。
エアコンの自動運転って、風力が弱くなったり強くなったりで、何だか暑いなぁ〜なんて感じて、あまり使用しなかったのですが理屈が分かると、なるほどです。
そう!そこで、何だか熱いなぁ〜なんて感じた時に、、、

少し暑いかな、と感じたら扇風機をつけ、涼をとる

ここで皆さま!思い出して下さい!!扇風機を使う事によるメリットを!!!
そうなんです。エアコンでほどよく冷えた室内。自動運転でちょっと暑いかも?と感じたこのタイミングで扇風機の登場です!
いや、まあ、本来は、エアコンをつけたタイミングで良いと思いますが。。。
要は、エアコンを暑過ぎず、寒過ぎない温度で運転し、そのおかげで冷えた室内の冷たい空気を扇風機の風にのせ肌に直接感じる、コレ、まさに目からウロコの快適さ!
やってみると心地よい快適さを実感しますよ〜!

番外編 エアコンのない部屋を冷やす方法

今回、和田由貴さんに教えて頂いた中で風の通り道をつくるというものがありました。具体的には、帰宅後など、締め切っていた暑い室内に風を呼び込む方法として、窓を対角線上に2箇所開け、大きく開けた方の窓辺に扇風機を室内を向くように設置する事で、外の空気を取り込み風を通す、という方法。(外気温の方が高い時の風の通り道のつくり方もあります)
これを応用し、エアコンのある部屋からない部屋へ冷たい空気を効率的に送れるのでは、と実践。写真右がエアコンのある部屋。左の畳がエアコンのない部屋です。
結果、めっちゃ涼しい〜!!!これまでは、ただ扉を開けるだけだったので全く違う冷涼感です。ちなみに、エアコンは2部屋分の畳数に対応するものです。

いかがでしたか?今回ご紹介したエアコンと扇風機の併用法、寝苦しい夜にも最適です。特に暑がりの子供たちが、この扇風機使いのおかげですんなり寝入っているのにびっくりです。寒がりの私もエアコンの温度を下げずに済んで、扇風機の風はガーゼケットで防いだりしながらで快適に眠れているので、暑がりさんにも寒がりさんにも優しい快適節電だと実感中です!

◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

 
 

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