アイテムごと、7割収納で『まるでお店』なクローゼットを実現する

2023/06/01

クローゼットを見直せば自己肯定感が上がります!今の自分を大切に、似合わないものを手放してみて。気分を上げるクローゼットのポイントを林智子さんが教えてくれました。コーデしやすくするテクも必見です。

クローゼットオーガナイザー、ライフオーガナイザー。高校2年生の女の子のママ。著書『服選びに悩む40代はユニク...

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『服選びに悩む40代はユニクロで何を買えば素敵になれる?』¥1,200/ベネッセコーポレーション

「まるでお店」な収納にビジュアルチェンジ!

アイテムごとに吊るすと一気にアパレル風!

お店みたいにスッキリと見やすいクローゼットにするために、服は基本たたまずに吊るして。上着、トップス、ボトムス、ワンピースなど種類別&色別に並べ替えると美しい空間に!

全て片手でサッと取れる、7割収納を心がけて

服をかき分けないと取り出せないクローゼットは、キャパオーバーと心得て。選びにくいし、しわもつきやすく残念。吊るされている状態で「これとこれ」と、上下セットをサッと取り出せる量に減らして。

「超1軍=大のお気に入り」しか並べない!と、開けた瞬間ときめく

今の自分が「心地いい服」「自信をもって着られる服」「大切な人に会いに行ける服」が超1軍の基準。ワンシーズン一度も手に取らなかった服は、3日後も1カ月後もきっと着ません。

ハンガーの色と形を統一するだけで「脱・ごっちゃり」

お店風のクローゼットに変える簡単な第一歩が、ハンガーをそろえること。林さんが愛用しているのはニトリの「すべりにくい省スペースハンガー(左)」(5本組)¥399と、「すべりにくいスラックスハンガー(右)」(3本組)¥299。

収納ケースは高さをそろえて。目隠しをすれば生活感OFF

吊るすと型崩れしやすいニットや小物は収納ケースに。入れる物のサイズや量に合わせた同シリーズのケースを用意すると、スッキリします。目に入る色数を減らすために、前側に白い紙を切って入れて。

内側に白い紙をIN。

バッグもサッと取れるとそれだけでなんか気持ちいい

バッグはクローゼットの最上段を定位置に。自立する物は立てて置き、自立しない物は白いボックスにまとめるとスッキリします。長いショルダーひもはバッグの中に入れてしまうとごちゃつきません。

「今」似合うもの以外、手放すのがおしゃれへの近道

着るとイタい&サイズアウトした服とは潔く「サヨナラ」!

「若いころ好きだった」や「いつかヤセたら」という服は今の自分にはずばり不要!大切なのは"昔"や"いつか"ではなく"今"の自分。今着て素敵か、楽しいか、心地いいかを基準にして、当てはまらない物は潔く処分を。

例えばこんな服

● 丈が短すぎるスカート
● しわしわ&ヨレヨレの トップス
● 何年も前のピッタリしたTシャツ
● 履くと苦しいスキニージーンズ
● 二の腕ががっつり出るトップス
● 背中の肉を拾うカーディガン
● お腹の肉が目立つタイトなボトムス
● 重くて着ていると肩がこる上着

「今」の自分の行動パターンに合うものに絞って、アップデートを

どれを手に取っても安心なクローゼットの中身は、今の行動パターンに合っていることも重要。例えば、今は子育て真っ最中で着るのはほとんどカジュアル服なのに、OL時代と同じようなきれいめアイテムばかり持っていては、着るものが足りなくなるはず。割合を見直して!

行動パターン(1)在宅中心

育休中や専業主婦で、出かけるのはほぼ近所。かしこまった場にはあまり行く機会がなければ、カジュアルな服を多めにセレクトしましょう。

カジュアル8:きれいめ2

行動パターン(2)パート勤務

週に3~4日、ドレスコードゆるめの会社で事務仕事。あとは近所のスーパーや子どもと公園に行くような人は、半々の割合がベストです。

カジュアル5:きれいめ5

行動パターン(3)会社員

週5でオフィス勤務、買い物は仕事帰りに済ませ、週末は子どもとお出かけといった生活スタイルならば、きれいめ服が多めに必要です。

カジュアル3:きれいめ7

コーデしやすくするテクで最旬に

アクセも洋服の一部。クローゼット内にしまうとコーデしやすい

「オトナ女子」は、トレンドをアクセで取り入れるのがおすすめ。シンプルな服にアクセで変化を出すと、コーデの幅もグッと広がります。服と同時にアクセも選べるように、クローゼットに収納を。

35歳からは「ベーシック」を愛し、「クセ強」は小物で取り入れて

形や色柄に主張がありすぎる服は、着る人を選びます。外すと、正直イタい。ですから、35歳からはシンプルで鮮度の高い服が自信の源に。同じTシャツでも今季の物なら「なんか素敵」になれます。味つけは小物で十分。

「きれいめ」「カジュアル」で各2パターンの小物セットを決めておこう

コーディネートは服だけでなく、バッグや靴も含めて完成。あらかじめセットを決めておけば、どんな服を着ても迷わず選ぶことができます。きれいめとカジュアルでそれぞれ「黒系」「白系」をスタンバイしておくと最強!

カジュアルグループ

きれいめグループ

収納グッズは全て林さん私物です。価格などの情報は変わることがあります。

<教えてくれた人>
クローゼットオーガナイザー 林智子さん
クローゼット整理やファッションアドバイスの仕事をする林智子さんの新刊が発売。読めば上がる!『服選びに悩む40代はユニクロで何を買えば素敵になれる?』¥1,200/ベネッセコーポレーション。

参照:『サンキュ!』2023年6月号「クローゼットを見直すだけで自己肯定感が上がるって本当?」より。掲載している情報は2023年4月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部

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