完璧志向だったけど、今は『ホドホド収納』あんまり映えないけど、つらくない
2023/10/27
あんまり映えないけど、片づけはつらくない!すぐ手が届くところに毎日使う物だけを置くホドホド収納とは?映えるための見た目よりもラクを優先させたストレスのない片づけを教えてもらいました。
- SNSの完璧収納は片づけ猛者の晴れ舞台。片づけのプロだって、そんなにやってないよ
- ラクするためにいちばん大事なのは、すぐ手が届くところに毎日使う物だけ置くこと
- SNSでは不人気の水切りカゴ。私は使ってますよ
- スキマがあるほうがラクだから、毎日使う収納には、もっと入りそうでも入れない。
<教えてくれた人>
竹内真理さん(徳島県 52歳)
母(75歳)と2人暮らし。現在は独立した27歳の長女と25歳の長男が小学生のときに離婚し、以来シングル。インテリアショップや工務店勤務を経てライフオーガナイザーになり、「自分を責めないホドホド片づけ」を提案。趣味はダイエットだけど好きな食べ物はカステラ。『まりおの脱力系お片付けブログ』で発信中。
◎HOUSE DATA◎
築14年/持ち家一戸建て/140平米
SNSの完璧収納は片づけ猛者の晴れ舞台。片づけのプロだって、そんなにやってないよ
「ビシーッと整った収納は、人に見てもらいたいところを切り取った晴れ舞台。だからSNSを鵜呑みにしちゃダメ。『比べてわが家は……』なんて凹まないでね」と竹内さん。そんな彼女も実は離婚前、「散らかってるね」と元夫に言われたくなくて、常に片づいている完璧収納を目指していました。「でも、シングルになって仕事を始めたら片づけどころじゃなくなったし、ホドホドの片づけでも誰も困らないって気づきました。子ども2人が巣立った今も、見た目より『ラク』を優先。高齢の母にも自分にもストレスのない、テキトーな片づけをしています」。
ラクするためにいちばん大事なのは、すぐ手が届くところに毎日使う物だけ置くこと
どこもホドホドにしか片づけないけど、なんとな~くずっと守っているのは「すぐに手が届く場所に、毎日使う物を集めて置くこと。毎日使わない物はその中に混ぜません」。こうすれば散らからないし、「あれどこ?」がなくなります。
◆物と置き場所は4つに分けます!
SNSでは不人気の水切りカゴ。私は使ってますよ
不衛生とか場所をとるとか言われていますが、洗った食器の乾きが早いし、クロスより断然水切れがいい。食器の色数を絞れば整って見える。
スキマがあるほうがラクだから、毎日使う収納には、もっと入りそうでも入れない。
映えるためではなく、ラクだからこう置いてる。
増えたら間引いて引き出しに戻す!
毎日残り物をしまうタッパーはベストポジに!
入れる物を厳選すれば収納グッズはいらなくなる!
参照:『サンキュ!』2023年11月号「テキトーでもいい感じに片づく家」より。掲載している情報は2023年9月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部