【築40年の団地】狭い家でスッキリ暮らしの秘訣は「フック」そして「白い物」!
2022/05/21
築40年の団地に息子さん2人と暮らすめむさんは残業ありのフルタイム介護職。収納が少ない団地暮らしで仕事は多忙。それでも素敵なインテリアの秘密を取材しました!
<教えてくれた人>
めむさん(福島県 41歳)
中2の長男、小6の二男と3人で暮らすシングルマザー。介護の仕事をしていて夜は20時までの勤務になることも多く、日々大忙し。インスタは@tata_ryuryu_meme
◎HOUSE DATA◎
賃貸団地/3DK(62平米)/築40年
「壁につるす収納」にすれば、狭いキッチンが広く使える
キッチンの壁や換気扇の下にフックを引っ掛けて調理道具を収納。冷蔵庫の側面や扉の裏も見逃さず、収納力をアップさせています。床に垂直な面をすべて「壁」と考えれば、必要な場所に収納をつくるのが簡単に叶います。
意外と場所を取るビニール類は扉の裏につるす
扉の裏も壁の一部と考えて、袋類を入れた箱を粘着フックや粘着シートでつるす形に。扉を開けたら片手で取り出せるのでかなりラク。
水まわりは壁につるす収納でぬめり知らず
ゴム手袋、洗剤、ボトルブラシ、スポンジまで、浮かせて収納。シンクの外に水がたれないのも快適!
しゃもじは使う場所にマグネットでつるす
冷蔵庫横に炊飯器を置いているので、しゃもじはマグネットフックで側面に。ごはん茶わんも近くに収納しておけば移動ゼロで盛りつけ可能。
出しっ放しでもスッキリ見えるから「白い物」を選ぶ
収納が少ない家ではオープン収納の家具が活躍。箱やパッケージ、物自体を白にしておけば、見える状態で収納していてもスッキリ!
オープン収納は"オール白"ならごちゃつかない
出し入れがしやすいオープン棚は便利ですが、どうしてもごちゃっと見えがち。だからケースもバケツも白を選択。タオルも真っ白に統一したおかげで、丸見えでも乱雑なイメージになりません。
毎日使うタオルは"ふたなし収納"に。
カラフルな日用品は扉の中へ納めれば目にうるさくない
歯磨きペーストなどは、お気に入りがカラフルな物なので、扉の中を定位置に。派手な原色が見えないだけでごちゃ見え回避。
リビングに置く本は"白っぽい装丁"に統一する
背表紙が白かどうかを読む本や雑誌を選ぶ基準のひとつにする、めむさん。「カラフルな場合は背表紙側を奥にして棚に入れます」。小さいことまで徹底することで、スッキリ見え!
外に出しておく雑貨はシンプルなパッケージやデザインを選ぶ
洗面台まわりを使いやすくするためにはやっぱり出しっ放し収納が便利です。でもスッキリ見せたいからパッケージ自体がシンプルな物、ラベルを外せばシンプルになる物をセレクトし、存在感を消します。
そのへんに置きっ放しが減らせるから「最短動線」にする
使う場所のそばに物の収納場所があると、片づけるときの動線が最短になり、面倒じゃなくなります。だから置きっ放しがない家に。
まだ洗濯しない洋服は100均のフックに掛ける
一度着たけれどまだ洗わない洋服は散らかりの原因になりやすいので、脱いだすぐそばに定位置を決めました。鴨居に取りつけられる、100均のフック1つで片づけの悩みが軽減。
忘れちゃいけない物たちは玄関にひとまとめに
バタバタする朝に忘れ物をしないために、持って出る必要がある物をひとまとめにして玄関のラックに置きました。お風呂から出てすぐにばんそうこうを貼るから、救急箱も浴室そばのココに。
手ぶらで入浴できる仕組みで「あれ取って!」をなくす
浴室扉のすぐ横に引き出しケースを配置。下着を毎回準備しておかなくても、お風呂から上がったらパッと取り出せます。玄関に近い場所だから出かける前に履く靴下もココに。
参照:『サンキュ!』2022年6月号「なぜあの家はいつもきれいなの?」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。撮影/清永洋 取材・文/加藤郷子 編集/サンキュ!編集部