片付けのプロがお伝えする、 衣類の片づけ簡単3ステップ

2020/12/03

こんまり流(R)片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。

「ときめく暮らしを叶えるためのお片づけ」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は、「衣類の片づけ方法」についてお話します。

衣類の片づけは3ステップのみ

1.全ての部屋から洋服(ご自身の洋服のみ)を全て出し、一箇所に集めて山にする。
2.一枚一枚手に取り、ときめきチェックをする。
3.選び切った洋服を収納する。たためる洋服はたたむ。ハンガーにかける洋服は右肩上がりになるようにかけていく。

以上です。

では各ステップを詳しくご紹介していきます。

1.全ての部屋から洋服を集める。

引き出しやクローゼットなどの収納場所から全て出し、一箇所に集めて山にします。
洗濯中や、今着ているもの以外は全部です。
衣類の山を見て、大抵の方は想像していた以上の量に驚きます。

「こんなに持っていたのか。」
「たくさん持っているのに、毎日着る服がないのはなぜ。」
「同じような洋服を持っている。」
「タグがついたままの洋服が出てきた。」
「探したけれど見つからなかった洋服が見つかった。」
などとたくさんの気づきがあります。

まずは全体量を把握することが大切です。

2.一枚一枚手に取りときめきチェックをする。

山のように積み上げた洋服を一枚一枚手に取り、今のご自身が「ときめく」かをチェックしていきます。
その際、シーズンオフのものから選ぶと選びやすいと言われています。
「今日急に気温が変わったら、今すぐ着たいと思えるモノ」で選ぶと選びやすくなります。

ときめきチェックですが、「ときめき」とは心の変化になります。
こんまりさんは、そのモノを手にした時に、『きゅん!』と体が軽くなる感覚のものを「ときめき」と言っていますが、

そのほかにも、
「心地いい」
「ワクワクする」
「幸せを感じる」
「心も満たしてくれる。」
「体を暖かくしてくれる。」
「元気にしてくれる。」
「次のシーズンにも使いたい」
「理想の暮らしで着ていたい。」
などがあります。

ぜひ、ご自身にしっくりくる言葉を使って選んでみてください。

最初は選びにくいかもしれませんが、「自分の洋服お気に入りトップ10」を選んでいくと、どんどん「ときめき」がわかるようになってきます。

迷ったときは、その洋服は後回しにして、選びやすいものからどんどん選んでいってください。

最後まで迷う洋服に関しては、
1.一度試着してみる。
2.ときめかないけれど、なぜ持っていたいのかを深掘りする。

このようにして、一枚残らず手に取りチェックをしていきます。そして、手放すものには感謝して手放します。

ここで大切なことは、捨てるモノを選ぶのではなく、「残すモノを選ぶ」ことです。

3.収納していく

一枚残らずときめきチェックが終わった洋服を、次は収納していきます。

収納方法は2つ

・たたんで引き出し収納
・ハンガーにかけての収納


ご自身がときめく収納方法が一番ですが、迷っている方にはたためる洋服は、「たたんで収納」する方法をお勧めしています。

それはなぜかというと、かける収納よりも、収納力が2から4倍上がると言われているからです。

そして、たたみ方にも、一工夫あります。

「出来上がりがツルッとした長方形」になるようにたたんでいきます。
そうすることで、自立し、引き出しの中に入れても、綺麗に立てて収納が可能です。

1.手のひらで洋服のシワを伸ばします。
2.身頃を中心とした縦長の長方形を作るように、両脇部分をたたみます。
3.半袖の場合は、そのまま内側に1度たたむだけでいいのですが、長袖の場合は、何回か、折り返して袖を身頃部分の中に納めるようにたたみます。
4.縦長の長方形の状態が作れたら、あとは、首の部分から裾に向かって折っていき、3、4回くらい折っていきます(収納棚の高さに合わせて折ります。)
裾の部分を5cmほど残して折ると、出来上がりの際に、綺麗に仕上がります。

かける洋服の収納方法

かける洋服は、たたむとシワになるものなどが対象です。
スーツ、コート、ジャケットやスカート、ワンピースなどが対象になります。
かける順番は、洋服をかけた後の裾のラインが、「右肩上がり」にかけていく方法がオススメです。
(経済も、右肩上がりは景気が良いと言われています。ぜひ「右肩上がりのときめき感」を感じてみてください)

靴下タイツのたたみ方

タイツは両足を揃えて三つ折りにし、クルクルと丸めて立て収納し、靴下も重ねて2つまたは3つ折りにして立てて収納します。(靴下は、ゴムのところを裏返したりして収納方法もありますが、場所をとってしますので、くるりとせずに、重ねて二つ折りがおススメです。)

ときめかない洋服を部屋着にはしない方が良い

お部屋で過ごす時間も大切な価値ある時間です。
「とりあえず」ではない、ときめく格好で過ごすことをおススメします。

まとめ

いかがでしたか?
衣類の片づけ3ステップ。
片づけたいと思われた時が始め時です。全ての洋服を出すので、少し時間はかかってしまうかもしれませんが、リバウンドしない片づけ方法です。ぜひ、お試しいただけると嬉しいです。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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