片づけ上手さんは要注意!片づけでやってはいけないこと3選

2021/03/16

整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの東好美です。81平米の小さな平屋に家族4人(夫・小2息子・年中娘)とわんこで暮らしています。

片づけ大好き、収納が大得意なみなさん。ついつい片づけに夢中になりすぎて、家族とバトルに発展していませんか? もしかして、それって片づけのNGをしてしまっているのかも!?

勝手に捨てるのはNG!

片づけ感度が高くなればなるほど、家族の持ち物が目障りに感じることってありますよね。目につくたびに嫌になって、ついこっそり捨てちゃった。片づけ上手のあなたは、こんな経験はありませんか?

一時的にはすっきりするかもしれないけれど、これは家庭内の片づけの最大のタブーです。何年も眠ったままの過去の趣味グッズ。どう見てもガラクタの子どもの宝物。「捨てればいいのに!」どんなにあなたが思っていたとしても、捨てるか捨てないかは持ち主が決めることです。生活空間を圧迫するような場合でも、実力行使は最終手段。話し合いから始めましょう。

常に完ぺきを求めるのはNG!

毎日生活感のない空間で過ごしたいから、使ったらすぐに片づけて!決められた場所にきっちり美しくどうして片づけられないの? 家族に、ハードルの高い片づけを求めていませんか。

家族みんなが、いつも美しく整った家で過ごしたいと考えているのなら無理なく取り組めるでしょう。ですが、あなた以外の家族は実はそこまで片づけを重視していないかもしれません。家族の片づけレベルの底上げに必死になるよりも、お互いにとって心地よく暮らせるちょうどいい着地点をさがしましょう。

自分の行動を棚に上げるのはNG!

家族に「片づけて!」と言っているのに、リビングに自分の上着やカバンが出しっぱなし。そんな光景はありませんか? 個室がないお母さんも、上着やカバンの定位置を決めて管理し、片づけのお手本になるように心がけましょう。

また、おもちゃが片づかない!とお悩みなのに、たくさんのおもちゃを頻繁に買い与えているご家庭も少なくありません。あらかじめ、しまうスペースを確保したり、おもちゃの要・不要を親子で仕分けたり、片づけやすい環境を大人がつくることも大切です。

片づけはみんなが暮らしやすくなるために

片づけは、本来「安心・安全な空間で、家族が穏やかに過ごすこと」が目的です。誰かひとりだけの主張を無理に通したり、いかにしまうか・いかに詰め込むかを重要視しすぎたり、窮屈な片づけでは楽しくありませんよね。「みんなが笑顔になるのはどっち?」と家族で一緒に考えながら、家族みんながチームとなって片づけに取り組みましょう。

この記事を書いたのは・・・東好美
小さな平屋暮らしの整理収納アドバイザー。おうちが小さくても、子どもがいても出来る! ゆるくてラクな収納や、暮らしを楽しむアイデアについてお届けしています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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