日本最大級「Femtech Fes! 2021」に初潜入!今注目のフェムテックサービス3つ!
2021/10/29
10月22日(金)~24日(日) に、六本木 アカデミーヒルズにて、fermata(フェルマータ)株式会社が開催する、フェムテック商品の展示・体験イベント「Femtech Fes!(フェムテック・フェス) 2021」にサンキュ!編集部も参加してきました!
そもそもFemTech(フェムテック)って何?
Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービスのことを指します。近年では、生理痛や更年期症状の改善、妊活・不妊対策、女性特有の病気のケアなどを目的に、様々な商品が開発されています。
今回のこのイベント「Femtech Fes! 2021」では「あなたのタブーをワクワクに変える"フェムテック交差点"」がテーマに。数多くの人が行き来する交差点のように、開発者の想いの込もったプロダクトとモヤモヤを抱える一人ひとりが交差し、予期せぬ気付きや出会いが生まれる場となることを願う意味が込められているそうです。
世界各国から約150社のアイテムが大集結!編集部の注目サービスはこの3つ!
会場には、月経カップ・吸水ショーツなど話題のものから、尿漏れ対策用の骨盤底筋トレーニンググッズや、電動の搾乳グッズ等…世界各国から届いた数百のFemtechのプロダクト・サービスが所狭しと並んでおりました。
その中でサンキュ!編集部(アラフォー世代2名)が注目した、サンキュ!読者に知ってほしい注目サービス3選をご紹介いたします。
1.100回洗濯しても吸水量120ml吸水!生理用吸水ショーツ
最近ユニクロなどでも販売され話題の生理用吸水ショーツ。一般的な吸水量は30-40mlに対し、このBe-Aの「シグネチャーショーツ02」の吸水量は120mlと圧倒的な吸水力です!さらにヘビー&ナイトショーツでは吸水量150ml!
一度の生理期全体で20~140mlと言われていますから、忙しくて替える時間がない日や、出血量が多い日でも安心です。
ジュニアサイズの展開もあるので、これから初潮を迎えるお子さんにもぴったりですね。
2.神経を刺激し、生理痛の痛みを和らげるデバイス「Noha」
女性は月の1/3~1/4は月経期にあたり、生理痛には約60-70%の女性が悩まされています。創業者であるAliceが生理痛に何年も悩まされてきた経験から、薬を使わず生理痛の痛みを和らげるデバイス「Noha」を作ったそうです。
生理痛と関連する神経を刺激し、脳に伝わる痛みの信号をブロックすることで、痛みを和らげるつくりとなっています。
この記事を書くサンキュ!編集部Iも生理痛に悩む1人として、薬に頼らず生理を乗り越えたいと考えており、このようなデバイスが手軽に手に入るようになったら試してみたいと思います。
3.出産や加齢で緩む骨盤底筋を鍛えるデバイス
展示の中でも数多く見られたのが、この骨盤底筋を鍛えるデバイス。実際に膣に挿入して使用するタイプから、ショーツにシート型のセンサーをセッティングするタイプ、骨盤のあたりにベルトのようにデバイスを装着するタイプと様々なものがありました。
また、ただトレーニングを行うだけではなく、アプリと連動してゲームを楽しみながら骨盤底筋が鍛えられるデバイスもありました。
他にも、尿漏れ対策グッズもいくつかあり「フェムテック」の中でも「メノポーズテック(更年期に起こる症状を緩和することを目的としたフェムテック)」への注目度が高まっていることを感じました。
他にも……試してみたい様々なサービスが!
他にも、数々の女性の健康悩みを解決する多くの商品がありました。
・【悩み】正しく基礎体温が測れない…
→寝ている間に基礎体温が正しく測れるデバイス
・【悩み】寝ている赤ちゃんの健康状態が心配…
→足に巻くだけで寝ている赤ちゃんの血中酸素濃度や心拍をチェックし変化を保護者にアプリでお知らせしてくれるデバイス
・【悩み】40-50代になって身体がほてる!
→手首につけ冷感・温感の温度レベルを5-60分の時間軸で調節するブレスレット型デバイス
「Femtech Fes! 2021」に参加して、、、
今までタブー視されてきた更年期や出産の悩みを1人で抱え込むのではなく、オープンに情報交換でき、対策できるプロダクトやサービスが選べるようになる日も近いのかなと期待感を感じた1日でした。
取材・文/サンキュ!編集部
※会場は感染予防対策がおこなれています。