光と影の背景に若いアジアの女性のソフトフォーカスの美しさの肖像画

40代でもイタくない!「オルチャンメイク」を取り入れて5歳若返り

2021/11/09

10代、20代の若者たちに人気のオルチャンメイク(韓国メイク)。若者だけのメイクと思いがちですが、最新のバージョンは40代でも取り入れやすく、若返りが可能だというのはヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さん。

最新“韓国メイク”を大人が上手に取り入れるコツについて、詳しくお聞きしました!

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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大人が取り入れやすい韓国メイクに変化!?

以前流行していた韓国メイクは、垂れ目、赤リップ、太めの平行眉…といった、幼くかわいらしいものだったので、40代が取り入れると若づくり感、違和感がありました。だけど、いまの韓国メイクは大人っぽく進化。ナチュラルだけど色気もある、すごく計算されたものになっていて、大人でも取り入れやすくなっています。

そんな最新韓国メイクの上手な取り入れ方をパーツ別にお教えしていくので、眉毛、アイメイク、リップといったポイントメイクからでもぜひチャレンジしてみてね。

眉毛:自然なゆるアーチに!

以前の韓国メイクは太めの平行眉が主流だったけど、いまは平行寄りの太過ぎず細過ぎずの“自然なゆるアーチ”に進化。より大人っぽくなりました。

アイブロウペンシルで輪郭を取った後、3色入りのアイブロウパウダーなら真ん中にある中間の濃さの色を眉頭にフンワリと、一番濃い色で隙間を埋めてあげましょう。描いたらスクリューブラシで梳かして毛流れを整え、余分なところは綿棒でなぞってあげて。

最後にフンワリとした色味の眉マスカラを乗せて優しい感じに仕上げましょう。

アイメイク:ナチュラルな抜け感、引き算メイクを!

コピースペース付きピンクの背景に様々なメイクアップ製品
volody10/gettyimages

アイメイクも以前は垂れ目メイクが多かったけど、いまはナチュラルな抜け感のあるメイクに変化しています。色味を足していくのではなく、透け色を用いるなど引き算的なメイクの方がイマドキ感がありますね。

アイラインはブラウンで、まつ毛のあいだを埋めるように自然に仕込むようにしましょう。バーガンディやカーキなどのカラーライナーも良いですね。まつ毛は一本一本キレイにマスカラを付けてね。

そして、韓国メイクといえばラメ感ですよね。韓国コスメのパレットなどを見ても、マットとラメの強いものの両方が入っていることが多いかと思います。ただ、大人は大粒のラメは皺に入り込んでしまうので注意!大粒、粗めのラメは避けてね。

透け色のアイシャドウをまぶたに塗ったら、まぶたの真ん中に繊細なラメを付けてあげるとキレイです。目に立体感も出ますよ。

リップ:優しいくすみカラーを!ティントバームもオススメ

リップもいまは赤ではなく、優しいくすみカラーが人気です。そして韓国メイクといえばティントですよね。優しい色味のマットなティントも人気だけど、マットを塗る場合は唇をあらかじめ整えておくことが大事!

リップクリームを塗った直後に塗るとよれてしまうので注意してね。

それでもティントは乾燥してしまう…という方には、ティントバームがオススメ。ツヤと血色感が出て、大人でも付けやすいはず!

ベース:ウェット感のあるツヤ肌に!

基礎パウダークッションを保持している若い美しい女性
Makidotvn/gettyimages

韓国メイクでは肌が重要!以前はウルウルとした白いツヤ肌が人気だったけど、最近はツヤも感じられるセミマットが人気。ウェット感のあるツヤ肌を目指すためには、まずはスキンケアでしっかり保湿をすることが大事です。

厚塗りするとイマドキ感が薄れるので、パールやラメ感、ツヤのある保湿系の下地を仕込み、その後クッションファンデーションを付けることで自然なツヤを出しましょう。マスクで崩れやすいときには、最後に少しだけササッとパウダーを付けてあげると良いですよ。

チーク:肌馴染みの良い色を横長に!

チークは、血色感はあるけど主張し過ぎない、肌馴染みの良い色を選んでね。フンワリと丸く入れるよりも、少し横長に入れてあげましょう。気持ち斜め上に向かって横長に入れると大人っぽい印象になりますよ。


「カラーやブランドなどに迷ったら、韓国コスメを扱うお店に行って店員の方に気軽に聞いてみて。優しく教えてくれるはず!」と榊さん。大人だから…といままで敬遠していた方も、韓国メイクの世界を少し覗いてみるとさまざま発見がありそうですよね。


教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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