ブラシと装飾を施した2色のマスカラ

「とりあえず黒」は古い!40代にぴったりな大人の“カラーマスカラ”

2021/08/18

最近よく目にするものの、実際使うにはハードルが高そう…と思われがちな“カラーマスカラ”。しかし実は、アイメイクがマンネリ化してきた40代の女性にこそ試して欲しいというのは、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さん。詳しくお聞きしました!

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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大人のカラーマスカラ、思ったより使えるし買い!

マスカラといえば、定番は黒かブラウン。だけどブラウンは大人が使うとボンヤリしそうだから、やっぱり無難に黒かな…などと思っていませんか?

たしかに黒以外のカラーマスカラは、若者が使うイメージがあって抵抗があるのはわかります。だけど、最近は大人でも使いやすい色味がたくさん出ているので、実は思ったより使えるし買いなんです!

ただし、いつものメイクに単に足すのではなく、ちょっとしたポイントをおさえることが大事。そこでここでは、オススメのカラーとメイクのポイントをお教えしていきますね。

オレンジブラウン

若者には発色のよいオレンジが人気だけど、大人にはちょっと落ち着いたオレンジブラウンがオススメです。

コッパーブラウン(ブロンズ)

ブラウンでありながら、少しパール感のあるコッパーは取り入れやすいカラーですね。モードっぽい雰囲気を醸し出すことができますよ。

ボルドー(バーガンディ)

ボルドーは、誰でも取り入れやすいカラー。印象が柔らかく、色っぽく見えます。

ネイビー

黒よりも柔らかな印象になる、ネイビーやブルーグレーも大人にオススメ。クールな印象も与えることができるので、夏場にもオススメのカラーです。

カーキ(抹茶)

カーキは少しくすんだカラーなので、大人にも取り入れやすいはず!肌馴染みのよい色です。

ピンクブラウン

ピンクブラウンもオススメカラー。毛先にだけ使えば、グラデーションを出すことができます。

カラーマスカラは部分使いがオススメ

カラーマスカラは上下のまつ毛全部につけるのではなく、毛先だけ、上下の目尻部分だけ、あるいは下まつ毛や下まつ毛の目尻部分だけ…といったように、部分使いするのがオススメです。

アイシャドウとの組み合わせが大事

コピースペース付きピンクの背景に様々なメイクアップ製品
volody10/gettyimages

アイシャドウが濃いと、せっかくのカラーマスカラが目立たなくなってしまいます。ボルドーのマスカラを使うときには、くすみピンクやパープルのアイシャドウを使ったりと、カラーマスカラの同系色や透けブラウン、ベージュにしてあげるとよいですね。粒の大きいパール感のあるアイシャドウをまぶたの真ん中にだけつけてあげるのもキレイです。

あくまでもカラーマスカラを主役にするよう意識してみて。とはいえ、全面に押し出して使うのではなく、陰の主役のように使ってあげるのがポイントです。

アイラインは太くしない

アイラインは太くしないようにね。色選びとしては、こちらもカラーマスカラと同系色にしましょう。たとえばブルーのマスカラなら、黒やネイビーのラインなど合いますね。

リップ&チークは主張しすぎないものを

全部をがんばってしまうとバランスが悪くなり、カラーマスカラが活きなくなってしまいます。リップやチークは、あまり主張しすぎないものを選ぶようにしましょう!

カラーマスカラは横から見るとわかる!

マスカラを適用する若い女の子.
metamorworks/gettyimages

思ったより目立たないな…と塗りすぎて、まつ毛がひじきのようになってしまうのはNG!自分では目立たないと感じていても、横から見たときにしっかりわかるので安心してくださいね。


大人にも似合うカラー選びや部分使いで、身近な存在になりそうなカラーマスカラ。さまざまなカラーマスカラを主役にしたメイク、ぜひこの夏チャレンジしてみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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